【yakouの戯言】言い方って難しい
言葉とは面白いもので、
同じ意味でも言い方ひとつで、伝え方ひとつで、全く別の印象を受けてしまう。
前向きに聞こえるかもしれないし、後ろ向きに聞こえるかもしれない。それを聞いた相手は敵になるかもしれないし、味方になってくれるかもしれない。
自分は臆病だから、どうせなら味方になってもらえた方がずっと良い、と思っている。
しかしながらまた一つ問題があって、
こちらがどれだけ気をつけていても、相手にそれを受け止めるだけの気持ちの余白がなければ、伝えたいようには伝わらないということ。
その原因が一時的な感情の起伏によるものならまだマシだが、これが「相性」という話になってくるともはや自分の力ではどうしようもない。
別に今生きている全ての人と仲良くしたいなどと考えているわけではない。が、
単に“敵意がないのに敵と見なされてしまう”というのは不便だなと。
自分がこれから発言する言葉をもし自分がされたらどう感じるだろうか。改めて考える。
形には残らないくせに記憶には残るから、厄介である。
…というのを、後輩の愚痴の傍で考えていた。
「聞いてます?先輩」
「うん、聞いてるよ。なかなか難しいよね。良かれと思って言ってるとは思うけど」
「でも私ちゃんと無理な時は無理って断ってるんですよ!それなのにあの上司、次から次へと仕事押し付けてきて…!」
うーんこれはなかなかに鬱憤が溜まっていそうだ。
先輩としては、上司のフォローをしつつ、後輩の話もちゃんと受け止めてあげなければ。自信はないけど腕の見せ所である。
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