仮想空間(VR)でDJをやろう!
①始めに
皆さん初めまして、YAKORUSUです。
VR空間でDJをしています。
近頃、様々な仮想空間プラットフォームにおいてクラブイベントが開催され、仮想空間(以後VRと略します)内でのリアルタイムでのDJが人気を博しています。
今回は、VR上でDJを始めたいけど何を揃えればよいのか。また、どんな接続をして、どんな設定を行えばよいのかについて書いていこうと思います。
②必要なもの
まずは必要なものから紹介していきましょう
DJ機材(DDJ-400 , DDJ-SB3 , DDJ-FLX6等DJコントローラー)
ヘッドホンまたはイヤホン
好きなジャンルの曲
OBS、DJソフト(Seratoやrekordbox等)の入ったPC
※VRのPCと分けるとパケットの奪い合いが起きず配信が安定します。ディスプレイ(配信画面の確認やDJソフトのウィンドウ用)
必要なものは以上です。
③接続
参考までに、私の環境の構成図です。
上記の通り特段特殊な接続は行なっていません。
仮想空間上への送信はTopazChatによるRTMPストリミングにて行います。
④ソフトの設定
Step1 DJソフトの設定
ここではrekordboxを用いて説明します。
ソフトを起動し、機材を認識したら以下を確認しましょう。やることは2つです。
オーディオのアウトプットをDJ機材のライン出力に変更。
(それ以外にするとDJ機材のヘッドホン端子から音が出ないです。)PCスピーカーとDJ機材から音を出すにチェック。
DJソフトの設定は以上です。
※DJ機材のアウトプットはPCに戻さなくてOKです。
Step2 Windows設定
Windowsのオーディオ出力はVR以外にしておいてください。
配信にフレンドの声が乗ってしまう可能性があります。
Step3 配信ソフトOBSの設定
続いて、配信ソフトです。
使用しているソフトはOBSです。
配信時やTopazChatを送信するのに使います。
やることは、3つです。
DJの配信画面を作成
オーディオのインプットをWindowsで設定した出力デバイスに設定
配信用URLとストリミングキーの設定(下記URLを参照してください※)
https://booth.pm/ja/items/1752066 ←Boothに飛びます。
※README.txt内の###映像も配信する場合に記載されています。
OBS設定は以上になります。
Step4 VR内設定
後はOBSの配信ボタンを押してからVRプラットフォームに入り
内部にあるプレイヤーで
<rtsp://topaz.chat/live/”ストリームキー">
を入力して音声出力と画面出力を確認しましょう。
問題なければ設定は完了です。お疲れ様でした!
⑤終わりに
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
不足している点や、質問はコメントを送っていただければ幸いです。
それでは、良きVRDJライフをお送りください!!
次の記事で会いましょう。