【VBA】選定療養の対象薬リストの作成機能

2024年10月より長期収載品の選定療養が開始されます。
これに伴い弊社では、地域在庫共有ツールAd0を応用した対象医薬品リスト作成ツールを作成しました。

基本となる対象医薬品リストは「2024年4月19日厚生労働省事務連絡」にある対象薬医薬品リストから抜粋しました。
001247591.pdf (mhlw.go.jp)(2024年4月19日厚生労働省事務連絡より抜粋)

今回のソフトは、対象医薬品リストの医薬品とAd0に記録されているデータを元に2つのリストを作成していきます。
このリストは、ほぼすべてをExcelのVBAにより自動化されており、Ad0導入店舗は無料でご利用いただけます。
1つ目のリストは、対象医薬品と発注データを照合し、対象医薬品の中で取り扱いのある医薬品をリスト化します。さらに、このリストでマッチした医薬品を発注回数の多いものを上から表示します。
2つ目のリストは、マッチした医薬品の患者自己負担額が高いものを上から表示していきます。

ツールの使用方法は以下のPDFをご覧ください。



本制度は、長期収載品を入院外の患者に処方した場合に、後発医薬品の中で1番高い薬価との価格差の25%相当分を患者の自己負担とする制度です。
対象となる長期収載品の条件
・後発医薬品上市後5年以上経過した長期収載品
・後発医薬品置換率が50%以上となった長期収載品
この条件に合うものが「2024年4月19日厚生労働省事務連絡」にある対象薬医薬品リストに挙げられています。

ここにある医薬品の数は膨大なものであり、これを自薬局の在庫と照らし合わせることは現実的ではありません。
*現在の発表のリスト1000品目以上(随時更新)


操作方法を以下のPDFにまとめて、加盟薬局様にお知らせしました。