朝ドラ、エール、音さんについて。
朝ドラのヒロイン音さんの少しキレキャラな所が批判を浴びているみたいですね。
私は、基本的にキレる女性でも応援したい方ですが、
(もちろん日常生活では感情をコントロールして欲しいですが。)
微笑む女性だけを誉め讃えるのも、少し違う気がする。
でも最近は少し違うみたいだ。
例えば、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサー等、
ちょっとだけ、キレるキャラとか、女子の言い分をちょっとだけ言ってくれる、代弁してくれるキャラとか、そういう感じだ。失礼な言い方にもなるかもしれないが、結構彼女でテレ朝日人気とか支持されてる部分もあると思う。私は、絶対のテレ朝押しとかでは無いが、一部のテレ朝の硬めのアカデミックなニュースとか、アバターやキャラクターで番組作っていく感じは多少なりとも好きだ。
あとケータイの通信会社UQのCMも笑わないCMだ。あの笑わないとも怒らないとも取られない中間的なある種のアルカイックスマイルが魅力的なCMだ。あの曲はWinkさんの「淋しい熱帯魚」という曲で、彼女達も笑わない、微笑まない事で、当時流行ったアイドルツインだ(実際は双子じゃないけど。)。
感情が分からないから、いろいろとどんな感情なんだろうと気になってしまう。日本の伝統的な舞踊、日舞(日本舞踊)等も少なくとも笑わない物が多い気がする。(私の少ない頭の中のイメージでは。)
これがある種のアルカイックスマイルの魅力かもしれない。
あと、少し前にアニソンアイドルユニット、A応P(アニメ応援プロジェクト)のテレビ番組で「あにむす!」というのがあった(主にテレビ東京系にて放送、現在は放送終了。)。
基本的にアニメ娘を縮めて、あにむす!という名前にしたんだと思う。ただ、ちょっとだけ心理学とか、精神医学とか調べている時に、女性の持っている男性的な心のことをアニムスというと言うことが出てきた。逆に男性が持っている女性の心をアニマというそうだ。
朝ドラ、エールの音ちゃんは、結構アニムスを持っている女性なのかもしれない。カフェーに行って、香水の匂いや口紅をシャツの袖に付けて来た裕一くんに怒ったり、レコード会社にギャラの交渉をしにいったり、少し強すぎてびっくりするけど、魅力的だ。逆に裕一くんは、トランスジェンダー等か、分からないけど、アニマも持ってる人かもしれない。
(もちろん、ドラマ上の台本、演出なので、モデルの古関さん夫婦のことを直接、現代の価値観と比較したりはしません。)
本当は心も体も、これは、男性とか、女性とか言わずにお互いに活かし合えばいいのかもしれないなと思う。