奈良の懐、吉野旅
なるべく人混みを避けたお出かけをしようということで、近鉄特急を使って吉野へ行ってきました。
青の交響曲に乗る
奈良県の橿原神宮前駅から観光特急の青の交響曲に乗りました。カフェ車両を連結した3両編成での到着です。見た目で分かるように、近鉄の一般車両を改造して作られました。
この日は座席の8割ほどが埋まっているといった感じでした。ただ、座席間隔が広いので、周りに人が密集しているといったことはありません。
乗車した第一印象としては、揺れが大きいということです。吉野線内のみの乗車だったので、分岐などで列車が左右に揺れることが多かったです。これが、元一般車だからなのかはわかりませんでした。今度はさくらライナーなどにも乗ってみたいです。
すでに、何名かの乗客はバーカウンタで買ったものを楽しんでいる様子でした。ただ、カウンターから座席にものを運ぶ際に列車の揺れで転びそうになっている人がいました。その点は注意が必要ですね。
カフェ車両の座席は間隔が確保されるようになっていました。
また、デッキ部にベンチと本が設置されています。全体的に、ゆとりをもって配置されているという印象です。
また、この列車は男性用トイレ1ヶ所と多目的トイレ(一般用)1ヶ所しかないため、トイレが混雑しているようでした。乗車の際は駅で済まされることをおすすめします。
吉野に到着
沿線の景色を眺めていると、吉野駅に到着しました。皆さん、車内・車外で記念撮影をされていました。
吉野駅は、利用者がそれほど多くないものの、終点にふさわしい大きな駅です。トイレの個室の電気が10秒で消えてしまうのが印象的でした笑
ここから少し歩くと、ケーブルカーの乗り場があります。今回は利用せず、徒歩で山を登ります。徒歩の場合は、乗り場の入り口を右側に進みます。あまり表示がないので見つけにくいです。
登っている途中でアジサイが咲いていました。アジサイを写真に収めるインスタグラマー(らしき人たち)もいました。
吉野山を観光
山を登ってから15分。金峯山寺を訪れました。ここには、観光客がぞろぞろときていました。
寺を出てしばらく奥まで歩いたところのそば屋さんで昼食にしました。手打ちそばの独特の味で美味しかったです。ただ、思いの外高くついてしまいました。(矢的庵)
吉野山は、奥に行けば行くほど、歩いている人が少なくなっている印象でした。もちろん、桜の時期は違うと思いますが。
また、桜の木だけでなく、紅葉もありました。秋に来ても楽しいのかもしれません。
トイレの案内があるのが、混雑期の人の多さを感じさせます。
また、帰る前に吉野名物の葛餅を食べました。賞味期限は10分と言われる店です。本来は、作る工程も見せてもらえるのですが、感染防止のため中止されていました。柔らかくてとても食べやすかったです。(葛屋 中井春風堂)
今回はあまり時間がなく、ささっと見て回りましたが、桜や紅葉の時期にまた行きたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?