【３行短文詩】 あとの時代に生まれていたら
１４で 嫁いだ 私の 亡き祖母
その後の 時代に 生まれて いたなら
わがまま 娘で 過ごせた のかもな
今まで 生きてて ニュースを 見てたら
子供や ひ孫に 言ってた だろうか
女も なれると 大統 領にも
負けずの 亡き祖母 令和は 知らずに
今度こ の世に生 まれてく る時は
いい時 に来なね 好きなこ とできる
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この３行短文詩を今日書きました。きっかけは２つ。
ひとつは、米国の大統領選の決着がつき、次期大統領のジョー・バイデンと副大統領がスピーチをしたのを見たことです。カマラ・ハリス副大統領。オバマが大統領になったときの感激にまさるものがありました。見たいけど、見えないのかもと思っていたことでした。
もうひとつは、あんこぼーろさんの記事を読んだこと。
私は以前自分の祖母のことを詩にしました。
よく自問することではあったのですが、書き上げてから、ふと、祖母が今の時代に生まれていたら、と思いました。
学校をあきらめることもなく、自分の兄に起こることのほとんどを、自分にも期待できただろう。結婚も入れて、選択肢のもっと多い人生を歩むことができただろう。私がそうであったように。そして、きっと、私に劣らぬ、わがまま娘で過ごせたのだろうと。
わがまま娘。
そう思ったところで、涙が出ました。詩にしたことで、気分が高揚していたこともあったのだと思います。
あんこぼーろさんの記事は、その気持ちを思い起こすものでした。胸にささる表現で、同じような思いを言葉にしている。ただ、もっと崇高に。珠玉。でも、その呼び方だけでは、はしょりすぎのような気がする作品です。
読めてよかったというのが感想です。私の祖母たちや、この記事の中のひいおばあさまや、昔の、と言う言葉でくくられるすべての女の人たちへの、これ以上はないと思うくらいの、後行く者からの敬意を感じました。昔の人に代わって、また後から続く者としても、感謝します。
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あんこぼーろさんを知ったのは、しめじさん主催のリレー小説でです。しめじさんの呼びかけに応じて名乗りをあげた数名が書き継ぎました。
まだかなりの余熱を持つ作品です。最終章のあとからも、続編があったし、スピンオフもあるようです。（ずっと続くかもしれません。）
同時進行の、リレーでない版の小説はこちら。今、最終章です。主人公や、おおまかな時間列は同じで、まったく違う展開です。
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３行短文（詩）提唱（時代を超えて） zep0814 i理昭さん 企画（時を超えて） しめじさん
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