ヘッダーについて
気が向いた時に記事を書く、それで良いと思う。
前回はアイコンを紹介したので今回はヘッダーについて紹介します。
自分の趣味というか気が向いた時に電車に乗ります(〇〇鉄というほどではないですが)。学生だったときにはまだしも、社会人になってからは電車使うのは出張か飲み会行くときだけになってしまいました。その反動で鈍行が恋しくなるときがあり、有給を使ってでも積極的に足を伸ばして電車を使います。
悩むのが行き先なのですが、地方に住んでいる事もあって電車のみで行ける範囲が限られており、支線の終点だとか、各種フリーきっぷで行ける終点駅だとかになります。自分の住む北陸ではおでかけパスという青春18きっぷの下位互換みたいなエリア内鈍行乗り放題きっぷがありますので、運賃きにせず乗ることができます。これまでこのきっぷのおかげでいろいろなところに割安に行けました。九頭竜、青郷、糸魚川…仕事で疲れた一人旅にはなかなかおすすめ。
今回行き先で選んだのが北陸本線の中で有名な地下駅の筒石駅です。駅オタの方ならわかるかな?
これが駅ナカです。ワクワクしますよね。
駅を降りても特に何があるというわけでもないので、観光目的で来る人はまれかもしれません。真夏の時期でしたので駅ナカは涼しく駅出た瞬間に熱風でした。
地図でもわかりますが海のそばです。
民家に掲げてあったプレートです。慎ましい筒石の文字に大きな船のイラスト…センスいいですね。その後ふらっと立ち寄った小さな神社(失礼)に
風鈴です。この数を準備して吊るすのは大変でしょうね…人はいませんでしたがお祭りの準備らしき形跡もありました。
ほんとにきれい
暑すぎて長時間出歩けなかったので早めに切りあげて次の列車を待ちました。しかしこの筒石って街は海も路地もあってかなりフォトジェニックでした。時間ある時にまたいずれ行きたい。
都会に行くと商業施設とか駅ナカで風鈴飾ってある一角を見ることはありますが、ぜひ見て行ってよ!って感じで作られたアトラクションなんですよね。こういった誰にも見られていない静謐であるけども存在感がある景色が大好きです。
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ちなみに北陸本線は北陸新幹線が通ったことでJR金沢駅以東筒石含む直江津までの沿線はIRいしかわ、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道の3社が引き継いで3セク化されています。福井まで延伸されればまた沿線は別会社で3セク化されるでしょう。これの弊害として青春18きっぷが利用できず通常運賃で乗り直す必要があります。が、特例としておでかけパスはこの壁がなく、どの駅でも自由に乗り降りできます。
泊駅以東は気動車に切り替わるのですが、停車発車するたびに唸るディーゼルがノスタルジックな気分にさせます。ああ、自分は仕事を投げ出して(有給)好きなように本を読み、好きなように昼飯を食べ、好きなように景色を見て回り写真を撮る。これほどに贅沢な時間があるだろうか(いやない)。
筒石もそうですがえちごトキめき鉄道は人口減少により無人駅が増えているみたいです。加えてこのコロナで経営的に打撃を受けているのは間違いないでしょうね。住民の足を守るためにもどんな形であれ残してほしい。
なかなかないでしょこの絵面