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原点回帰を感じさせたバンドリ12thLIVE・RAISE A SUILEN「REVEAL」の感想
読んでくださる前に
今回の記事はあくまで個人的な感想・意見になっていますので、解釈違いなどのリスクを回避したい方はブラウザバック推奨です。
それでも大丈夫という方はご覧ください。
ライブの感想
ライブ前の心境
今回は7月のラッキーフェス(茨城県)ぶりの参加で、単独ライブ自体は5月末のEXCLAMATION HIGHLANDぶり。
今回のライブテーマは「RAISE A SUILENは新たなステージへ」というもので、これまで長い間色んなステージを見てきただけにそれはそれは並々ならぬ感情を抱えていたわけですよ。
RAISE A SUILENにクソデカ感情を抱きすぎて入場列見ただけで泣きそうになってるオタク
— やきとり (@Yakitori_nine) November 5, 2023
また、12thライブのトレイラー映像では「初期衝動を叩きつける」と紹介されていたため、1stアルバム「ERA」あたりの旧譜をいっぱいやってほしいな~という願望に満ち溢れていました。
ライブ中・楽曲の感想
M1:Apocalipse
先述した通り、ライブに対してクソデカ感情を抱えていたため、アタック映像を見ただけで涙腺崩壊してしまい、ボロボロ泣きながら1曲目のApocalipseへ。
紡木さんがDJ台の上に仁王立ちしているのを見た瞬間、「あ、1曲目Apocalipseだ!」と確信しました。もともとREVELATION EPの楽曲が先行公開されたときからこの曲が一番好きだったので開幕からテンションMAXに。ゆったりとしたリズムから繰り出されるチュチュ様のラップは本当に魅了されました。
M2:EXPOSE "Burn out!!!"
セットリストのどこにでも置くことのできる万能EXPOSE君。今回はライブ序盤の2曲目に。このライブのタイトルである「REVEAL」の通り、何もかも曝け出すという意思表明を感じ取りました。
メンバー紹介インスト
なんかここ1.2年ぐらいでめちゃくちゃ変わってるメンバー紹介インスト。今回も新インストに変更。ギターリフがめっちゃ好きです。あと今回名前を呼びあげる際(キャスト名)as(キャラ名)じゃなくてキャラ名だけになってました。
M3:JUST THE WAY I AM
インスト後何かな~とか思ってたらJUST THE WAY I AMのイントロが流れてきて大横転。個人的な予想でREVELATION EPのメンバーフィーチャー楽曲周辺にはそのキャラに関連した楽曲を置いてくるかな~とか思っていましたが、このタイミングでJUST THE WAY I AMが来るとは思ってませんでした。
M4:TWIN TALE
今回のライブでは開幕曲のApocalipse以外、REVELATION EPの楽曲の前にはソロパートが入りました。TWIN TALEも例に漏れず、DJとキーボードソロパートが入りましたが、いつの間にか倉知さんがショルキーを召喚して驚きと嬉しさから絶叫。だってDUCのインストでしか使わないと思ってたもん…
楽曲に入った際も、ショルキーパートが多数あって本当に楽しかったという思いしかないです。あと「尻尾は悲しみに揺れ~」のところで倉知さんが腰を振っていたの可愛かった。多分今回の新譜で一番ライブ化けした楽曲。
TWIN TALE、ライブ化けがエグい
— やきとり (@Yakitori_nine) November 5, 2023
M5.Invincible Fighter
最近のライブの傾向やZeppツアーあたりで、Invincible Fighterは開幕曲か2曲目あたりに演奏するだろうという固定観念が形成されていたので、このタイミングでの演奏は本当に驚き。このあたりから連番者共々セットリストに対するただならぬ気配を感じてました。
M6.HELL! or HELL?
Invincible Fighter終わり直後の「HELL! or HELL? Which do?」のインストで脳を焼かれました。ヘルヘルは人生で一番ライブで聞いてる(はずの)楽曲ですがやっぱり何回聞いても楽しいですね。
演奏終わりからずっと「今日ヤバい‼ヤバい‼」としか言葉が出てこなかったです。
M7.STRAY CERBERUS
幕間のRAISE A SUILEN Remixを挟み、新曲3曲目のSTRAY CERBERUS。静寂の中、飢えと自分を満たしてくれる者への渇望からただただ孤独に叩き続ける曲前のDr.ソロは圧巻。
曲自体はEDMとハードコアが融合した感じで、僕の好きな雰囲気の楽曲なので、Apocalipseの次ぐらいにREVELATIONで刺さった楽曲でした。そのためライブに対する期待値は高かった…のですが、やはりドラムセットでドラムンベースの音色を再現するのはちょっと難しいのか、音源がライブ用に大きくアレンジされてて「ん?」と少し違和感を感じるところはありました。それでもライブVer.でドラムの生音を感じることができたので、これはこれで良さを感じました。
M8:Takin’ my Heart
初期のRASから存在しているバラード楽曲・Takin’ my Heart。本来チュチュの心情を歌った曲ですが、STRAY CERBERUSの孤独の中ただドラムを叩き続ける、マスキングの心情と重なるところがあるな〜と感じました。
「孤独の海の中 惨めに消えたくないから」
M9:A DECLARATION OF xxx
11thぶりの披露かつ、単独ライブに限ればOVERKILLぶりの披露となるデクラレ。なんといってもドラムが際立つ曲になってるのでケルベロスの近くに置いてるのは何か勘ぐっちゃうところがあります。デクラレは「世界中を切り裂いていけ」の裏のバスドラが好きです(隙自語)。
M10:BERSER-KEY
REVELATION4曲目、ロック曲であるBERSER-KEY。5曲5様となっているREVELATION EPの中では比較的王道RASサウンドとなっている楽曲。このシンプルな力強さがロックらしいな〜と感じました。曲前のGt.ソロとイントロのGt.ソロのライブ映えが半端なかったです。あとロックの歌唱パートが可愛い。朝日六花が一番可愛いです。
M11:-N-E-M-E-S-I-S-
今回のライブでEXPOSEと同じぐらい大きな意味合いを持っていると感じたネメシス。重厚なメロディとチュチュの素早く繰り出されるラップに目が行きがちですが、この曲は歌詞が一番ヤバいです(異論は認める)。半分私個人のこじつけみたいな感じになっているかもしれませんが、RASのこれまでの楽曲のエッセンスがふんだんに詰め込まれている歌詞になっているので、今回新たなステージに足を踏み入れるにあたって、大きな意味合いを持ってくるんじゃないかな〜と感じた次第です。
https://twitter.com/Yakitori_nine/status/1721128301329342658?s=20
↓-N-E-M-E-S-I-S-の歌詞の話
M12:SOUL SOLDER
RAISE A SUILEN最重楽曲。前回参加のラッキーフェスでも開幕で浴びて熱中症になるぐらい熱狂しました。今回も本当に嬉しすぎて連番者と抱き合って崩れました
やっぱりこの曲はなんといっても凶悪なギターリフが特徴なので、BERSER-KEYの後に持ってきたのは”そういう事”なんでしょうね〜。
M13:DRIVE US CRAZY
SOUL SOLDERでヘロヘロになっているところに聞き覚えのあるスクラッチが聞こえてきて大号泣。DUCはこれまでのライブでも重要なところで演奏されてきたので、これまでの記憶が蘇ってきて本当に涙を堪えきれなかったです。
今回のインストはアレンジがされてて、いつもはキーボードがショルキーになるのですが、今回はステージキーボード。あとは曲中のVJ映像が最近では映画「ぽっぴん’ どりーむ」の映像を使ってましたが、今回は映画公開前のVJが使用されていて、1番からメンバーの5パラが見れて懐かしい気持ちになりました。
M14.R・I・O・T
Remix後終盤のトップバッターはR・I・O・T。しかも7th武道館の時の初期衣装で登場。OVERKILLアレンジ衣装をまさに「REVEAL」してタイトル回収です。バンドリとRAISE A SUILENを知った当初のキービジュアルがこれだったので本当に色々な思いが込み上げてきて涙でステージが見えませんでした…。
開幕でボロ泣きして-N-E-M-E-S-I-S-から泣いててDUCで涙腺崩壊して衣装替えのR・I・O・Tでステージ直視出来なかった
— やきとり (@Yakitori_nine) November 5, 2023
M15:UNSTOPPABLE
ティザー映像ではこのライブを「初期衝動を叩きつける」ライブと紹介していました。ここでR・I・O・Tに続けて1stシングルのカップリングであるUNSTOPPABLEを披露し、まさに「初期衝動」を思い起こされるような、そんなセトリだと感じさせられました。
M16:POLARIS
REVELATION最後の楽曲、POLARIS。楽曲に入る前のVo.ソロパートにて、RAISE A SUILENという居場所でレイヤとして生まれ変わったレイが力強く歌い上げるという意味合いの歌詞が、初期衣装も相まって本当に強く胸に沁み渡りました。
セットリスト
M1:Apocalypse
M2:EXPOSE 'Burn out!!!'
M3:JUST THE WAY I AM
M4:TWIN TALE
M5:Invincible Fighter
M6:HELL! or HELL?
M7:STRAY CERBERUS
M8:Takin' my Heart
M9:A DECLARATION OF xxx
M10:BERSER-KEY
M11:-N-E-M-E-S-I-S-
M12:SOUL SOLDIER
M13:DRIVE US CRAZY
M14:R・I・O・T
M15:UNSTOPPABLE
M16:POLARIS
ライブを終えてからの感想
「RAISE A SUILENは新たなステージへ」と掲げて披露された今回のライブ。個人的には新旧色んな楽曲バランス良くやるかな〜とか思ってたらまさかの原点回帰で旧譜祭りという。REVELATIONの曲と自画自賛・ネメシス以外全部ERAからって予想できないです。
あとメンバーソロパートなんかはRAS結成当初から間も無い7thライブ(武道館3Days)を想起させました。もしかしたら次のステージに進むために昔の曲を沢山披露して一区切りつける、という意味合いもあるかもしれません。TWIN TALEで倉知さんが1曲ショルキーを持って演奏するなどチャレンジングな事もあったので、これからも演出面でどんな挑戦をするのか期待です。
さいごに
今回のライブを受けて、今後のRAISE A SUILENは原点回帰するのか、それとも今までとは一風変わったスタイルにチェンジするのか。今後の展望が気になります。とりあえず来年6月の単独2Daysは参加しますので願望を添えてこの記事の締めとしたいと思います。
次のRAS単独2Days、セトリシャッフルでお願いします
— やきとり (@Yakitori_nine) November 5, 2023