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【非公式プロレスレポート】感情のプロレス|HUBが入江茂弘との激戦を制し再戦を約束、引退を控えためんたい☆キッドはツバビリーとのタッグで会場を魅了=2025.3.2(毒人14:大阪・アゼリア大正)

※こちらあくまでマドレーヌ目線による個人的非公式プロレスレポートです。試合詳細は詳しい公式レポートなどを読んでね!

2025年3月1日、大阪・アゼリア大正にてHUB自主興行『毒人14』が開催された。

メインイベント #入江茂弘 vs #HUB

入江茂弘(左)とHUB

昨年開催した『毒人13』にて、自身の自主興行をラストにするとの言葉もあったHUB。しかし、”シゲ”こと入江茂弘の存在が、『毒人14』開催へとHUBを動かしたという。

入江は、2008年にデビューし今や国内外問わずその活躍は止まることがない。そんな入江の試合を観るにつれ、HUB自身が戦ったらどんな試合になるのか、との思いから今回のメインイベントでのシングルマッチが実現した。

入江茂弘と対戦したらどんな試合になるんかな?とチラッと考えたり。
それから入江茂弘の試合が面白くなりモニター越しではなく生観戦するようになり。
僕がこの選手と対戦したらどんなことされるんだろ???
どんな試合になるの!?

引用:再び毒人 | HUBの毒人のススメ

序盤、お互いとの時間を噛み締めるように戦いが始まっていく。

お互いを味わうように始まったシングルマッチ

HUBのトグロが炸裂。そんなHUBに入江はダイナミックに攻め、劣勢になったHUBに対し鼓舞する場面も。

感情と痛みが伝わってくる

ゴツゴツと、重く、お互いが真正面からぶつかり合っていく。頭突きの音がアゼリアに生々しく響く。観ているだけで身体に痛みが走り、息苦しくなる試合。

入江は常に想像の上のそのまた上まで超える

まさに会場全体がリング上になったようだった。観客もスタッフ陣もセコンドも全員一緒に今『毒人』で戦っている。会場からHUB・入江ともに大声援が送られる中、20分超えの激闘をトグロ巻き式ラリアットでHUBが制した。

試合直後、入江に語り掛けるHUB

試合後、HUBは入江との再戦を約束。『毒人』のメインで”何年後”かに行われるであろう約束が待ち遠しい。

セミファイナル
#ツバサ & #ビリーケン・キッド & #めんたい ☆キッド vs #GAINA & #内田祥一 & #ドングリー藤江

まさに戦隊ヒーローズ!

セミファイナルには今年5月に引退を控えた、めんたい☆キッドが登場。
仕上がった身体と笑顔に会場中が釘付けだ。

今回はツバサ、ビリーケン・キッドとともにマスクマンの3人が華やかなタッグを結成。HUBいわく、まさに戦隊ヒーローズ!子供達からの声援もひときわ大きい。

対するはGAINA、内田祥一、ドングリー藤江の3人。藤江は過去レフェリーとして『毒人』に参加していたが、今回選手としては初参戦となる。

毒人Tシャツで登場した藤江(左)、GAINA(中央)、内田

超ヘビー級の大迫力かつ、信じられないスピードで躍動し暴れまくるGAINA。魅惑的で妖艶な雰囲気の漂う内田、端正なビジュアルと普段のレフェリー姿からは想像できない悪・藤江。

めんたい☆キッドが勝利

GAINA軍があの手この手でヒーローズを攻めていく。めんたいが捕まる場面もある中、最後は華麗なめんたいスプラッシュで見事3カウントを奪った。

引退を控えためんたい☆キッドに会場から大きな歓声が届いた

#エイサー8#プロレス教室

エイサー8の活舌が心配なマドレーヌ

休憩前には、現在肩の負傷で欠場中のエイサー8による子供達へのプロレス教室が行われた。
エイサー8にとってHUBは直属の大先輩。過去『毒人』では『毒人8』でメインのシングルマッチで対戦しており、毒人シリーズほとんどの大会に参戦している。

今回はプロレス教室先生でひときわの活躍を見せたい8。しかし、何故か8こっそり後ろから付いてきたマドレーヌがマイクを要求。
「活舌の悪いエイサーさん」に代わり、進行をマドレーヌ、実演を8、サポート&レフェリーを木下亨平が務めることに。

子供たちは『前転からの決めポーズ』、『スクワット』、『vsエイサー8』を見事にこなし大きな拍手が送られた。きっと、ここから未来の関西レスラーが誕生する日も近い!

☆余談 エイサー8後日談「お客さんにも、俺の活舌悪いのがばれとるやないけ!」

第三試合
#くいしんぼう仮面 vs #高井憲吾 vs #白くま

人気者が勢ぞろい!

第三試合はわくわくが止まらない3WAYマッチ。

観ているだけで笑顔になってきてしまうカードだが・・・?

しかし、なんと試合開始直後に高井憲吾がくいしんぼう仮面を仕留めてしまい41秒で即試合終了。

さすがにこのままでは帰れない・・・旨のくいしんぼうマイクから再戦へ。

41秒で試合が終わってしまったくいしんぼう仮面

場外あり、笑いあり、スリリングありな再戦は、白くまが低空フライングソーセージで高井に勝利を収めた。

大盛り上がりの3WAYマッチ

☆余談 戦っていてもゴロゴロしていても、何をしていても可愛い白くま。まさかのサインも可愛いのでまだの方はぜひ。

可愛いが溢れる白くま

第二試合 #山下りな vs #マドレーヌ

顔面蒼白のマドレーヌ(左)と風格漂う山下

『毒人』は観客にとっても参戦選手にとっても非常に大きな存在。昨年大会を観客として観戦していたマドレーヌは「『毒人』を観に来ているお客様は、”プロレス”観戦に来ているのではなく”毒人”を観戦に来ているんだと感じた」とその会場の様子を振り返る・・・。と、気負いに気負って顔面蒼白のマドレーヌが初参戦。

マドレーヌオリジナルといえばバチボコバランサー

対するは、様々な団体やデスマッチでも活躍する超実力者で、HUBとの対戦経験もある山下りな。
序盤から体格差、パワー差に大苦戦のマドレーヌは、どうにか腕関節からの丸め込みで勝機を狙うも、山下は強烈なエルボーやトラースキックで一蹴。ラストは迫力のラリアットでマドレーヌをリングに沈めた。

山下の強烈な一撃

☆余談 プロフィール数値上では2人の身長差は3cm

第一試合 #木下亨平 vs #松房龍哉

先日の大阪タッグフェスティバルではパートナーとして共に戦ったばかりの二人

プロレス教室に参加していた”あの子たち”は、今や立派なプロレスラー。あの頃のこーへーくん、りゅーやくんが、『毒人』の大事なスタートをHUBから任される木下亨平選手と松房龍哉選手に育った、そんな夢溢れるシングルマッチ。

熱戦の末15分ドローに

HUBが大好きだという第一試合を譲られた、HUBから信用された二人。」「フルスロットルで大会に火をつけて」というHUBの言葉通り、熱い思いのこもった白熱の戦いが繰り広げられた。激戦は15分では決着つかず。これからの2人の物語からも目が離せない。

試合外のこういう姿、癒されますね!

余談 大会ラストの集合写真でも腰を組んでいた二人。まさに”エモい”姿に顔がにやけてしまうこと必須。

OP 娘と息子の渾身の #ダンス
ガラガラ声のHUB挨拶

”パパHUB”の姿に胸打たれるのも毒人の魅力!

オープニングはHUBの娘&息子によるダンスで元気よくスタート!お子様達の姿に思わず涙腺が緩むHUBのマイク挨拶、待望の『毒人14』が始まった。


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