
ぼっち旅2019 〜15.長旅は一休みしたくなる〜
既に年を跨ぎ5月となってしまいました、緊急事態宣言下の状況にある今、あれ?昨年の旅の記憶とか忘れちゃったらもったいない、と思ったことからまとめて記録として残すことにしました。ただ人に読んでほしいというよりは自身の備忘の観点が多くなるのはご容赦ください。
移動日ものんびりした朝から
二日間休みなく走り続けたKikoさん、疲労は溜まりますが三日目の本日は移動日なのです。
次なる目的地へ移動するためにもまずは腹ごしらえから、昨日と全く代わり映えがしない茶色ベースのアメリカンブレクファスト。タダだから文句は言わないですけど。。
のんびりとパッキングを済ませて2日間お世話になった部屋を後にします。なんだか旅の中でここまでのんびりできるのも一人旅のマイペースさならではでしょうか。
大きなベッドを独り占めも最高ですね!
(シーツしわしわでもお構いなし!)
パッキングを終えた後、まだまだ 時間があったので朝のお散歩に出かけることにしました。地元のスーパーマーケットでも行ってみましょうか。
アメリカのスーパーと言えば、ホールフーズマーケットですね。ちょうどハロウィンの前だったこともあってカボチャがゴロゴロ売ってました。
そしてびっくりしたのがマカロンのショーケース!日本で言えばコンビニでアイス売ってるような感覚で売られている。お値段もアイス感覚でお手頃でうらやましい!とは言え朝ごはんもしっかり食べたので我慢しておきます。
【マカロン価格表】
マカロン1個 $2
マカロン6個 $10 → 1個 $1.7
都心部からここまで近い空港とは
一人旅で気になるのは空港と市内間の交通手段。東京であれば、成田なら日暮里からスカイライナーか東京駅から1,000円の東京シャトル、羽田なら浜松町からモノレールか、品川とかから京急、なんてこなれたものです。
対してさほど詳しくない土地で大きな荷物を一人で転がす、というのは少し怖くもあり、タクシーに乗りたくなってしまう、でもこの日は休息日で時間もたっぷりあるということで、Kikoさん電車で行ってみることにします。
昨日の帰り道にすでにワシントンのMRTは経験済のKikoさんがチケットを買っていると、隣であたふたする老夫婦に出会いました。あちらもスーツケースを抱えており、迷える旅人たちのようです。
おばあさん:あなたはチケットの買い方を心得ているようね。
Kiko:はい、昨日も乗ったので。
おばあさん:ではチケットの買い方を教えてくれませんか。
Kiko:いいですよ、どちらへ行かれますか?
おじいさん:アーリントン墓地に行こうと思っててね。
Kiko:でしたらここをこうやって…これでカードとかで買えますよ。
おじいさん:デビットカードも使えるかな?あれ使えないな。
Kiko:使えないみたいですね。
おばあさん:クレジットカードを使ったらいいじゃない。
Kiko:そうですね、私もクレジットカードで買いました。
おじいさん:おお、買えたみたいだ。
おばあさん:本当にありがとうね、あなたはどちらからいらしたの?
Kiko:私は日本から来ました。
おばあさん:私たちはオーストラリアから来たのよ。
Kiko:そうなんですね、楽しんでください!
まあ正直買い方わからないですよね、日本でもよく観光客の方が券売機の前で困ってるのを見ますが、最近は買い方を指導してくれる係の人いますし日本はまだ親切の方ですね。ワシントンDCのチケットでクセがあるとすればピークタイムとオフピークタイムで値段が変わるところでしょうか。このサイトとか参考になりますね。
あとは意外と外国(アメリカを除く)の方ってデビットカード使いが多いのも聞いたことありましたがやっぱりそうなのかと実感させられました。意外と外国発行のデビットカードって使えないイメージですけど。
こういった旅の束の間のコミュニケーションも楽しみつつ、電車でロナルドレーガンナショナル空港へ向かいます。空港へ向かう道のりの途中には先ほどの老夫婦も訪れると言っていたアーリントン墓地や、アメリカの国防総省、ペンタゴンがあります。是非とも次ワシントンに来る機会があれば行ってみたいですね、この時は前日までの疲れでそんな気分にはなれませんでしたが。
あっという間に空港に到着です。17分って近すぎる!
空港での一休み
こちらのロナルドレーガンナショナル空港は基本的に国内線をメインとする空港のようです。ちなみにワシントンからニューヨークは電車でも数時間で行けるみたいなのですが、今回のANA特典航空券はストップオーバー扱いで実質ニューヨーク間の国内線をタダで取っているので、一応飛行機に乗るしかないのです。
ひとまずはユナイテッド航空のカウンターで荷物を預けて、空港内を散策してみることにします。というか平日の空港、全然人がいません、羽田空港とかもっと人多いのに、と思いましたが、考えられる理由は二つ。空港が都心から近すぎてみんなギリギリにやってくるっていうのと、空港内に正直あまり何もないので時間を潰せないからです。
そんな空港で半日をかけて体力回復を図るKikoさん、限られた空港内の店舗の中から、本日のランチを決めました。事前にネットで調べていてぜひ食べたいと思っていたチリボールで有名なBen's Chili Bowlというお店です。
ホットドックとはなんだかまた米々しい食事になってしまいましたが、これがかなり美味しく満足です。日本にもあったらいいのにな?
その後はYoutubeを見たり、ワシントンで撮った写真を見返したりとのんびり時間を過ごし、体力を回復。最近全くご無沙汰していたPokémon GOも起動してみたところ、、北米限定のケンタロスをゲットだぜ!
アメリカと言えば、のGarrettもありましたが、ひとりでポップコーン食べるのもなんだか寂しいのもあって我慢我慢。
更にゲート前にあったプライオリティパスを利用できるBracket Roomでサラダを食べて野菜不足も解消。こんなマイペースな時間を過ごせるのも一人旅ならではの醍醐味ですね。
アメリカの国内線に乗る
そんなこんなで搭乗時間になりました。乗る機体の運行会社が「リパブリック航空」と記載があったので気になって調べてみました。
日本ではANAの子会社としてANA WINGSやエアージャパンといった運行会社もありますが、このリパブリック航空は、アメリカの三大大手航空会社であるアメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の3社ともの機材として運行をしているようです。航空会社はあくまでブランドとして存在し、実際の航行はこういった会社にアウトソーシングしてるんですかね。さすがBPOの進んだアメリカですね。
機体はブラジルの航空機メーカーであるエンブラエル製のものということでしたが、まあ乗っていて特段感じるものはなかったですね。一応ボーイング、エアバスに次ぐ世界第3位の航空機メーカーみたいで、JALも保有しているようです。直近ではボーイングとの提携を考えていたものの中止となったようですね。
乗ったまま30分程度微動だにせず、何も説明もなく、といった形で当然のように遅延するのはさすがアメリカ社会、まあどうせ休息日なんで狭い機内でのんびりしましたよ、こんな時に細身でよかったと思ったり。
その後の空の世界を見たときは、なんだか飛行機での移動を選ぶことになってほんとに良かったと思ったのでした。やっぱり空って好きだな。
重たい雲から光の柱が斜めに大地に差し込まれる、疲れも吹き飛びます。
そんなこんなでニューアーク・リバティー国際空港へ到着です。ニューヨークの空港と思われてますが、所在地はお隣のニュージャージー州です。新東京国際空港が千葉県にあるのと同じ感じでしょうか?
遠くにニューヨークの摩天楼が見えてきてテンションも上がります!
そしてやっぱり光の柱、本当に綺麗で目を奪われます。
ここまでが前座です、半年くらいかかってしまいましたが。今回の真の旅の目的はニューヨーク。記事としてもここからが本番です、お楽しみに!