【感想】猿の惑星/キングダム ⭐️4/5
【注意】ちょいとネタバレあります。
あらすじ
300年の進化の果てに猿たちは文明を築き、支配者としての地位に君臨する一方、人類は野生化し、猿に怯えながら生きていた。そんな中、猿たちの間で人類の運命を左右する激しい対立が繰り広げられていく。。。
みんなの感想
ロッテントマトはこんな感じ
良かったところ
• 視覚効果とアクションシーンのダイナミズム:映画は美しく、アクションシーンが緊迫感に満ちており、観客を引き込みまれる。猿の表情がすごい。
• キャラクター開発と演技: オーウェン・テイグが演じるノアをはじめとするキャストの演技がよい。
イマイチだったところ
• ストーリーのペース: 特定のシーンではペースが遅く感じられ、エネルギッシュさに欠ける部分がある。
• 映画の長さ: 2時間25分の長さは長すぎる。
監督はこんな人 (ウェス・ボール)
ウェス・ポール監督 生まれ1980年10月28日 (43歳)
メイズ・ランナー The Maze Runner (2014) - 監督
メイズ・ランナー2: 砂漠の迷宮 Maze Runner:The Scorch Trials (2015) - 監督・製作総指揮
メイズ・ランナー3:最期の迷宮 Maze Runner:The Death Cure (2017) - 監督・製作
猿の惑星/キングダム Kingdom of the Planet of the Apes (2024) - 監督・製作
ゼルダの伝説 The Legend of Zelda - 監督、脚本
次作はゼルダ!!
ボール監督は、13年前にTwitterで『ゼルダの伝説』の実写映画を夢見ていたことを投稿しており、今回その夢が現実になったことについて非常に興奮しています 。彼は長年、ゼルダシリーズのファンであり、任天堂の宮本茂さんとも親交があるそうです 。
https://www.gamesradar.com/legend-of-zelda-movie-wes-ball-exclusive/
情熱がある人が作ってくれるのが嬉しい。期待です。
ところで、いろんなサル映画
知能がある猿映画
「猿の惑星」シリーズや「ジャングル・ブック」のキング・ルーイ
ゴリラは格好いい
ゴリラといえば日本では少し間抜けな生き物というイメージはありますが、アメリカではゴリラはかっこいい生き物!
ドウェイン・ジョンソン、マ・ドンソク、ジェイソン・モモア、ジョン・シナ。ゴリラみたいなデカい男は格好いい。
ちなみに、サルとエイプの違い
1. しっぽ: エイプにはしっぽがなく、モンキーにはしっぽがあることが多い。
2. 体の大きさと構造: エイプはモンキーよりも大きく、ヒトに似た体構造を持つ。
3. 知能: エイプはより高い知能を持ち、複雑な行動を示す。
4. 分類: エイプは類人猿で、モンキーは猿に分類される。
だそうです。
ラストの盛り上がりが良い
ボロボロになって地面に突っ伏したノアがイーグル族の歌で鼓舞するされるの良かったなぁ。"イーグル族"として立ち向かう意思。ちょっと泣いてしまった。
今後の猿の惑星に期待
そんなこんなで、CGはすごいし、世界観もすごい。
ストーリーはちょっと長いけど。見せ場はちゃんとある。
次作への引っ張りも良い。
次作では、ノアがプロキシマスの考え方を引き継がずに人間とどう折り合いをつけるのかが焦点となると思います。
失われた人類の技術を求めて猿たちを率いる野心的な独裁者のボノボ。
ラカ人間の知識を手に入れて武力で支配するぜ!というプロキシマスを否定したノア。つまり、ノアは武力行使をすればプロキシマスの影がちらつくという呪いにかかってしまったようにも思います。
人間は地球を取り戻すために手段を選ぶことなく侵攻してきそう。人よりも優れた知性ある生き物として立ち振る舞うのか、同族を守るために人間と敵対するのか。どうなるのでしょう。。。
人間と猿の対立という大きな問題をストーリーの駆動力として残した本作ですが、先送りすればスターウォーズのようになりそうで少し心配ですが、旧作である程度の結論は出ているので、もしかしたら人間vs猿に結論を出すことが重要ではないということかもしれません。
数年前ならポリコレ、格差への明確に挑戦する作品にしそうですが、エンタメを望む最近の観客にはこのような思想的な対立はウケないのかもしれません。
猿と人間の対立しかり、猿の惑星シリーズがどう盛り上がっていくのか、今後の展開でどこまで行き着くのか期待です。
プロキシマス・シーザーも、ラカも水の中で、明確に物語から退場してないし、この辺りも気になるところです。