【20代ニート】美容室でトランスジェンダーの感覚について考えてみました
ずっと前に心斎橋の南船場(大阪ではおしゃれ美容室が集まることで有名)のヘアサロンで髪の毛切ってもらったんやけど、
和田アキ子になったんや。
カウンセリングでは、Betty Boopみたいなベリーショートがいい!って言ったつもりで、
それが、たぶん伝わりにくくて、
南船場の美容師は全員忙しいから(no offence)
あんまりいっぱい注文するの遠慮しちゃって、
じゃあ、和田アキ子になったんや。
中学にあった厳しい女子運動部の女の子みたいな感じ、ザクザク切られたベリショ
別に和田アキ子ヘアとかベリショが悪いんじゃなくて、
Betty Boopとあまりにもかけ離れてて、
それはそれはショックで泣きながら帰ったんや
ほんまに時を戻そう!(ぺこぱ)が叶ってほしかった
まあこの経験で、
美容師って医者の次に失敗が許されへん職業なんやな。ほんまに大変な仕事やなと思いました(offence締め)
おかげでその年の写真は一欠片も残ってないんやけど、ほんま覚えとけよ南船場の大人気美容師
Anywayそういうことがあって、
髪の毛って1番生活で隠されへん場所やん。
しばらくは帽子サングラスマスク生活しててな、
でも帽子とかって、どうしてもバイトの時とかは外さなあかんやん。
そのバイトで事件は起きた。
そんとき相席屋のボーイしてて、
相席屋のボーイって男女制服同じやねん
白シャツ黒ベスト蝶ネクタイみたいな感じで
身長も小柄な男性くらいはあったから、
「お兄さん!」って呼ばれることが爆増したんや。
最初は「お姉さんですよ〜」って笑いながら対応できたん。
でも、髪が元に戻るまでずっとそれを言われるねん。
接客業好きやのに、
あんなに事務系の仕事に移りたいと思ったのははじめてや。
その経験のなかで、話は思い切りの飛躍を見せますが、トランスジェンダーの方について少し考えるようになって
たとえば、
心は女性やけど、見た目が男性って人がいて、
なにかの手続きをするとき、
アンケートに答えるとき、
何をするにしても
いつもいつもあなたは男性ですよね!って自分で言わされるのってどんくらい苦痛なんやろって
少し考えるようになって、
私は髪の毛をベリショにしてから、
髪の毛が伸びるまでの間やったけど
女なのに、お兄さん!って呼ばれたり、
恋愛の話をするときも、どの女の子が好き?って言われたり、
そういう小さな苦痛が
生まれてから死ぬまで続くのって、
かなりストレスやと思い、
トイレうんぬんの話もいいけど、
まずはそういう社会全体の認識を改めていかないといけないと、
心から感じました。
多分私の経験って本当に些細なことで、
トランスジェンダー当事者の方の感覚を100%理解できてはいないと思う
何十年先、私たちの世代が大人になったときには、そういうことがあって当たり前の世界になったらいいなと思ったり
ただ最近は、
そういう生きにくさを理解しようとする試みを悪用して
女性用の下着を試着する人とかがいてて、
ほんまにどうしようもない方々がいらっしゃるな、世界があまりにも広すぎまっせとか呆れることも多くて、なるべく早くぶちのめされていただきたいが
私たちなりにキモい社会から脱却していけたらいいよね〜!!頑張ろうな!ニッポン!
総括: 髪を切るときは「確認しながら慎重にお願いします〜」の一言を忘れずに❗️
あー麺、まさかの初note