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「恋愛シリーズ」オススメの読む順番【榎田尤利×町家はとこ】

この記事では、BL小説家・榎田尤利先生とBL漫画家・町家はとこ先生のコラボ企画「恋愛シリーズ」のオススメの読む順番を紹介しています。

「恋愛シリーズ」とは、BL漫画『恋とは呼べない』(原作・榎田尤利先生、作画・町家はとこ先生)と、BL小説『愛とは言えない』(小説・榎田尤利先生、挿絵・町家はとこ先生)の2作のことを指します。

雑誌連載時は小説と漫画が同時進行で掲載され、2組のカップルの恋が一緒に進んでいく形式でした。

同じ時系列で異なるカップルの恋愛を楽しむことができる贅沢なシリーズです。


「恋愛シリーズ」オススメの読む順番

「恋愛シリーズ」は、クリスマスイブの夜から始まる、心に傷を負った男4人の切ないラブストーリーです。

漫画と小説のどちらも、恋愛の苦しいところをとことん描いているので、切ないすれ違い展開が好きな方は楽しめると思います。

ただ、すれ違いすぎて、『恋とは呼べない』の攻めと『愛とは言えない』の受け、『愛とは言えない』の攻めと『恋とは呼べない』の受けが、それぞれ関係を持ってしまうという地獄の四角関係があるので、カップリング固定派の方はご注意ください。

作品としてはそれぞれ独立しているので、『恋とは呼べない』から読んでも『愛とは言えない』から読んでも問題ありませんが、2作両方を読むことでわかる関係性や出来事も多いので、漫画と小説の両方を読むのは必須です。

ただ、どちらかと言えば、『愛とは言えない』を先に読んだ方が話が分かりやすいかもしれません。

漫画と小説をそれぞれ見比べながら交互に読むのも楽しいと思います。

また、「やきのりちゃん」という超絶可愛い猫ちゃんがたくさん登場するので、猫好きの方も必見です。作者様が猫好きなので、猫あるあるも盛りだくさんで癒されます。

漫画『恋とは呼べない』 全3巻

「恋愛シリーズ」の漫画の方は、『恋とは呼べない』というタイトルで、恋人を亡くしたカフェ店員が、人づきあいが苦手なエリートサラリーマンに拾われるところから物語が始まります。

傷ついた者同士の同居から始まる恋を描いていて、年下ノンケ攻め×ダメンズ好きのメガネゲイ受けです。

全3巻で完結済みで電子化もされています。

全ての単行本に榎田尤利先生と町家はとこ先生両方のあとがきが入っています。

小説『愛とは言えない』 全4巻+単行本未収録小冊子

「恋愛シリーズ」の小説の方は、『愛とは言えない』というタイトルで、女好きの青年実業家×妻の死の罪悪感から逃れられない美形の心理学者の恋を描いています。

大学時代にセフレ関係だった先輩後輩のじれじれ恋愛を描いた作品で、攻めも受けもなかなか素直になれず関係が進展しないので、焦れったい恋愛が好きな方にオススメ。

『恋とは呼べない』の2人よりも10歳ほど年上なカップルなので、シリアス度もアダルティ度も強めです。

全4巻で完結済みで、電子化もされています。

全ての単行本に榎田尤利先生と町家はとこ先生両方のあとがきが入っている他、3巻と4巻には町家はとこ先生のショート漫画が、4巻には榎田尤利先生と町家はとこ先生の対談が収録されています。

また、電子限定で単行本未収録のSSを集めた小冊子も出ています。

こちらは小説ですが、『恋とは呼べない』のカップルと『愛とは言えない』のカップルの両方が登場するので、漫画のファンの方にも小説のファンの方にもオススメです。

まとめ

「恋愛シリーズ」は、榎田尤利先生と町家はとこ先生のコラボ作品で、
漫画と小説の両面からBLを楽しむことができるのが魅力です。

スピンオフやコミカライズではなく、4人の男たち全員が主人公というのがいいですよね。

小説からでも漫画からでもいいので、ぜひ読んでみてください。


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