「nez[ネ]シリーズ」オススメの読む順番【榎田尤利】
この記事では、榎田尤利先生によるBL小説「nez[ネ]シリーズ」のオススメの読む順番を紹介しています。
「nez[ネ]シリーズ」は、榎田尤利先生がシャイノベルズから出しているBL小説で、空気の読めないエリート潔癖メガネと鼻がよすぎるお調子者ノンケの恋を描いたバディものBLです。
榎田尤利作品の中でもラブシーンがすごくいいシリーズのひとつで、特に媚薬プレイが好きな方にドンピシャでハマると思います。
全4巻で完結済み。
イラストは湖水きよ先生です。
「nez[ネ]シリーズ」一覧
nez[ネ] 2012年10月刊行
nez[ネ] -Sweet Smell- 2013年5月刊行
nez[ネ] -Smell and Memory- 2014年6月刊行
nez[ネ] -Your Lovely Smell- 2015年6月刊行
2024年11月現在、シャイノベルズ版の「nez[ネ]シリーズ」は、4巻の『nez[ネ] Your Lovely Smell』以外は絶版になっています。
しかし、全作電子化されているので、シリーズで集めたい方には電子がオススメです。
また、2024年11月現在は、1巻の『nez[ネ]』がKindle Unlimitedで無料配信されているので、試しに読んでみたい方は今がチャンスです。
「nez[ネ]シリーズ」オススメの読む順番
「nez[ネ]シリーズ」は1巻から4巻まで時系列でストーリーが続いているので、刊行順で読むのがオススメです。
雰囲気が「妖奇庵夜話シリーズ」と少し似ているので、「妖奇庵夜話シリーズ」が好きな方は楽しめると思います。
「妖奇庵夜話シリーズ」についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
1.『nez[ネ]』 2012年10月刊行
「nez[ネ]シリーズ」は、あらゆる人間関係における相性を診断する会社「CAS」を舞台にしたバディものBLです。
テンポのいいセリフの掛け合いとギャグ多めの展開が魅力で、様々な依頼を達成する過程で事件解決をしていくストーリーが好きな方は楽しめると思います。
1巻の『nez[ネ]』では、攻めと受けが出会いバディを組むところから話が始まり、資産家の孫娘の結婚相手を見極めるという依頼を請け負います。
カップリングとしては、観察力はバツグンだけど協調性が皆無な神経質メガネ×嗅覚が飛び抜けているお調子者ノンケ。
むっつりスケベ攻め、スーツメガネ攻め、俺様エリート攻め、女好きな受け、ケンカップル、同級生カップルが好きな方にオススメです。
遺伝的に相性がいい相手の匂いは心地よく感じるといいますが、それを突き詰めていったのが「nez[ネ]シリーズ」です。
ノンケのはずなのに攻めの体臭を嗅ぐとムラムラしてしまう受けと、潔癖な傾向があるのに受けの体ならシャワーを浴びていなくても抱けてしまう攻めの、本能から始まる恋が見どころ。
電子化済みで、2024年11月現在はKindle Unlimitedで無料配信されています。
2.『nez[ネ] -Sweet Smell-』 2013年5月刊行
2巻の『nez[ネ] -Sweet Smell-』では、王子様を探してほしいという女の子が依頼にやってきます。
さらに、受けの過去も少し明かされ、シリーズとしても物語が動き出す巻です。
カップルとしては、お互いに確実に恋心が芽生えていますが、どちらも鈍感なので自分の気持ちをなかなか自覚できないところが萌えポイントです。
受けのノンケ感もまだまだ強いのでノンケ受けが好きな方は楽しめると思います。
電子化済み。
3.『nez[ネ] -Smell and Memory-』 2014年6月刊行
3巻の『nez[ネ] -Smell and Memory-』では、結婚する両親のどちらについていけばいいか、それぞれの再婚相手との相性を見てほしいという中学生が現れます。
嗅覚が優れているはずの受けの鼻が利かなくなったり、受けが無くしていた幼少期の記憶がよみがえってきたりと、シリーズとしても佳境に入る巻です。
ラブシーンでは攻めの肉食感が増しているので、普段はクールだけどベッドではガツガツしているテクニシャンな攻めが好きな方は必見。
ロマンチックなクリスマスセックスもあります。
電子化済み。
4.『nez[ネ] -Your Lovely Smell-』 2015年6月刊行
最終巻の『nez[ネ] -Your Lovely Smell-』では、受けの過去に決着が着きます。
シリーズの中でも最もサスペンスフルで手に汗握る展開が多い完結巻。
最後はラブラブハッピーエンドです。
くっついてからもケンカップル要素はアリアリなので、ケンカップル好きの方も最後まで楽しめると思います。
電子化済み。
まとめ
「nez[ネ]シリーズ」はBLとしてもラノベとしてもおもしろい作品です。
ケンカップルの媚薬プレイが好きな方は楽しめる要素が多いと思うので、刺さるポイントがある方はぜひ読んでみてください。