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Podcastの始め方

こんにちはこんばんわ Charlie です。

STORES.jp Advent Calendar 2019 も終盤に近づいてきました。20日目です。

Podcast をはじめてから3年ほど経ちました。3年前に始めて運用にも慣れてきたので始め方や続けてみての所感を残しておきます。

Podcastって?

まず Podcast って何?という方も多いかと思います。知名度は高くないですがネットラジオとか別名で呼ばれているのもよく見かけます。日本だとラジオをインターネット上で聴ける radikoが有名かと思いますが、これは基本的にリアルタイムで流れているものを指すことが多いです(最近はタイムフリー機能で過去放送を聴ける)

Podcast は予め録音したものをインターネット上に公開し誰でも聴ける状態にしたものです。Apple Podcast が一番有名ですが、近年アメリカでの Podcast ブームによって Google ポッドキャスト や Spotify 等の各プラットフォームが参入してきている状態です。

配信するために

Apple Podcast や Google ポッドキャストは聴くためのアプリですが、配信は別のツールやサービスを利用して行う必要があります。コンテンツである音声データを特定の場所にアップロードしておき Apple Podcast 等のプラットフォームに登録することで視聴者がはじめて聴くことが可能になるという少し面倒くさいステップが存在します。

これから Podcast を配信するために必要なものをあげていきます。

番組のコンセプトやターゲット層を決める

その番組で何を話したいか、誰に対して情報を発信していくのかは大事なポイントになります。

英会話・テクノロジー・ニュース・歴史・怪談・経済…世の中では様々なジャンルで発信されている方がいます。まずは自分が一番興味があることを話題に話すのがやりやすいです。そしてそれを誰に対して発信していくのかは意識していくといいかと思います。また、音声メディアなのでリスナーがどういうタイミングに聴いているのかを想像してみるのも面白いかもしれません。

コンセプトがはっきりしていれば、リスナーとして番組を探す上で興味を持ちやすいのでファンもつきやすいかと思います。

あと1人でやるのか複数人でやるのかは Podcast を継続して運用していく上で重要です。僕は1人でやっていくのは自信なかったので仲間とやるようにしています。ゲストを毎回呼んで基本的に自分1人でやるスタイルもよく見かけます。

最低限必要なもの

番組のコンセプトが決まったら、最低限準備しておくものがいくつかあります。
これらはソーシャルメディアでシェアする時や、各 Podcast プラットフォームで表示される情報になるのでしっかり考えて決めましょう。

・番組名
・番組の説明文
・ロゴ(1400 x 1400 px のもの)

必須ではないですが、あると更に音にこだわりたい方向けに機材やツールを紹介しておきます。

機材

録音するためにはマイクが必要です。いい音はマイクの良し悪しで左右されます。音質はマイクで全て決まると言っても過言ではないですが、はじめはスマホや PC の付属しているマイクでも構いません。PC にマイクがないよって方はヘッドセット等を購入することをオススメします。

ちなみに僕が使用しているマイクはこちらのコンデンサーマイクです。

ソフトウェア

録音するためにはマイクだけではできません。収録・編集する際にソフトウェアが必要になります。僕は収録する時は Audio Hijack を使用しています。今回は使い方の説明はしませんが Mac で収録する際には Audio Hijack が便利なので是非検討してみてください。

編集する時は Logic Pro X を使用しています。Mac であれば Garageband でも最初はよいです。

編集は聴きやすくするために様々なプラグインで調整しています。

・収録時に発生したノイズを消す(ノイズリダクション)
・声の周波数を聴きやすいように調整(イコライザ)
・大きい音と小さい音の差を小さくする(コンプレッサ)
・破裂音や歯擦音を抑制する(DeEsser, Plosive Remover)
・全体のゲインを調整する(Leveler)

Logic Pro X のみである程度の質は担保できますが、サードパーティのプラグインを導入するといいかもしれません。
最近僕は ERA 4 Bundle Standard を購入しました。

また、複数人で同じ場所で収録ができない場合は SkypeDiscordを使って話すのが良いと思います。

配信サービス

録音し編集した音源を Apple Podcast や Spotify 等で配信したい!という時に便利なサービスがこの Anchor です。

通常は各プラットフォームに配信するために番組を申請して登録する必要があります。これが結構大変なのですが、面倒くさい作業をやってくれます。

最初に考えた番組名やロゴを設定しておくと自動でプラットフォームへ申請が自動でされ、リスナーが聴ける状態にできます。
あとは収録した音源をアップロードし、タイトルと説明文をいれるだけで世界へ発信することができます。

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Podcast をやってみて

継続的に続けていくために収録するためのネタを日々集めること。これは自分の生活で大きな変化でした。普段から RSS リーダーやニュースサイトで情報を得ていますが、ネタとして話すためにより気になったことを蓄積しておくようになりました。
ニュースを見る習慣がつけば新しい情報が常にインプットされるようになる上にネタにもなるので一石二鳥です。

また収録時では、聞き手が聴きやすいようにあまり相槌を打ちすぎないように意識するようになりました。

公開後、どのようにファンを増やしていくかが鬼門ではあります。僕は基本的には Twitter や Instagram での告知をしています。
告知するタイミングや表現などまだまだ模索中です。
STORES.jp では様々なオーナーさんが日頃から凄まじい努力をしてファンを増やしているのを見ているので本当に尊敬しています。

収録し公開することはそこまで難易度が高いものではありません。
一番大事なのは続けること
誰が聴いてるんだろう?とか続けてると正直思うこともよくあります。でも、自分の習慣として組み込めば続けることも楽しくなってきます。

もし近くにリスナーがいれば感想をもらってみるのもいいかもしれません。
僕は2つ Podcast を運営していますが、それぞれ違ったリスナー層で、たまに感想をもらうことで自分への励みにしています。

最後に

3年前に Odd Life Style という Podcast をはじめました。これは地元の親友と何かできないかとはじめたものです。

運用して2年半が経った頃、10年前に一緒にゲームをよくやっていたネットの友人から Podcast をやろうという誘いがあり、2つ目の番組をはじめました。
Odd Life Styleをやっていなければ新しい番組も立ち上がることもなかったでしょう。最近 Odd Life Styleの方は更新できていませんが粛々と続けていけたらと思っています。

2つ目はテック系・時事ネタを語る番組 Remark Lifeです。

こちらははじめてまだ3ヶ月ですが、今後も続けていくのでもし興味があったら聴いてみてください!そして是非感想やダメ出しなんでも意見ください!

以上、STORES.jp Advent Calendar 2019 の20日目でした。

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