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砂糖不使用、無糖で作る武骨な「チョコレートナッツバー」。バレンタインにもおすすめ!

最近気に入って、自分用に作って冷凍庫に常備しているのが「無糖チョコレートナッツバー」です。
私の最近のテーマで、砂糖を使わずに作る、からだに負担の少ないおやつシリーズ(勝手にシリーズ化)です。

甘味はちゃんとあるけれど、ビターでざっくり、アクセントはドライイチジクで、甘酸っぱさを添えて味に変化を与えてくれます。

あとに紹介する動画ではVitamix(よくもわるくも何もかも粉砕してしまう)でオーツ麦を粉にしていますが、フードプロセッサで粗めに砕いたものでもできます。

いつでもどこでも食べられるエマージェンシーおやつが欲しかった

いろいろ食事制限していると、出先で少し空腹になったときに食べるもの(おやつ)は私にとって常に課題です。
そんなときにコンビニに行ってしまうとだいたい後悔することになります。
ダイエットしている人なら理解していただけるでしょう。

以前はバナナならいい、と思って1本売りを購入していましたが、全ての人にとって「ヘルシーなおやつ」というわけではないと知り、ますます自前での用意が安心だと思うようになりました。

夕方空腹とともにめまい、動悸を感じるいわゆる、低血糖状態になることが多かったのですが、低血糖が健康によくない、と知ってからは血糖値の急上昇、急降下を避けるようにしています。

バナナはすぐに血糖値を上げてくれるようで、症状は一時おさまるけれど、すぐに空腹を感じるので私には適していない、わかりました。
今はゆるやかな血糖値の波をめざしています。

どうしてものときはソイラテホット

温かい飲み物、そしてお腹にたまってくれて多少なりとも空腹がなだめられるものとして、ホットのソイラテをそんな自分にあてがってあげます。

ふつうのホットラテでもいいのですが、乳製品のカゼインが腸壁によくないとのこと。それで牛乳はじめ、乳製品(バターはカゼインを含まないそうです)はやめているため、ソイの選択に。

ソイラテはお腹のゴロゴロもなく、いい感じにお腹に収まって空腹をしのいでくれます。
今の時期、寒いのでほっとします。

また、植物性のタンパク質も摂れるし、微量ですがイソフラボンも。脂質も牛乳の約1/2位に抑えられます。

自宅で飲むとしたら空腹時はだいたいソイラテか、ソイティーですが、外出先でも飲めるところはあります。
スタバ、タリーズやドトールなど。

ソイって匂いが、、、という人もいるかもしれませんが、案外おいしいものです。コンビニのラテもソイの選択肢ができないかな、と思っています。

家で飲む豆乳もさまざまな風味、脂肪分の違いがあるので好みを探してみることをおすすめします。
豆乳次第でだいぶ味わいが変わります(牛乳でもそうですが)。

私の場合はオーガニックや生絞り的なものなど、いろいろ試した結果、今は「ひとつ上の豆乳」(マルサン)に落ち着きました。
豆臭さを感じず、マイルドで使いやすいです。
これでヨーグルト種菌を使って週一で豆乳ヨーグルトも仕込んでいます。
豆乳ヨーグルト、牛乳由来のヨーグルトよりもずっと軽く、お腹にやさしいので市販から家で作る派になりました。

無糖のチョコレートとは

今回ご紹介のチョコレートナッツバーはソイラテにもぴったり。適度な甘さなのでランチの最後に食べる炭水化物としてもいいです。

炭水化物は独立した時間で食べるより、食事の後にくっつけて食べるのが血糖値フレンドリーらしいです(それだとおやつになりませんが)。
それでも夕方はお腹が空いてくるので、そんな時はおすすめ。

原材料のチョコレートには無糖のものを使用します。無糖ですが甘みはあります。
甘味料にステビアを使っているので満足できる甘さが保たれます。
プラス、イチジクを加えるので甘さとしては私は十分満足できる仕上がりになったと思います。

このチョコレートはカルディで見つけましたが、使い勝手はいいです。


無糖チョコレート


チョコレート原材料表示



ステビアは植物由来で、甘さは砂糖よりも強いとか。
糖質表記されていますが、からだに吸収されないので実質、血糖値への影響はありません。
カロリーも微々たるものだそう。甘味料のラカントと同じような感覚で使用できます。実際ステビアは甘味料として販売もされています。

価格は1枚だいたい500円位です。同じシリーズでもこの無糖タイプは品切れのこともあるので人気なのでしょうね。

カカオ分72%でそのまま食べてもすっきりとビターでおいしいチョコレートです。これを溶かして使います。

バレンタインにもオススメ!

チョコレートナッツバーですが、くるみではなくてローストアーモンドでもおいしいと思います(やってないけど、間違いないと思う…)。

焼き上がりを冷まし、ラップでくるんで冷蔵庫で一晩。
しっかり締まったところでカットです。
動画もそうとう固くなってますが、口にするとほろっと崩れ、おいしいです。


ドライなお菓子なので日持ちもします。麻紐などでちょっとラフなラッピングをしてバレンタインなどにもおすすめ!

私はこのチョコレートバーが気に入って、冷凍庫で常備しています。スライスして個包装しておけば、冷凍庫から出してすぐに食べられるのでほんとに便利なのです。

ぜひ、エマージェンシーおやつとして作ってみてください。

動画もご参考までに。下記の工程の具体例としてご覧ください。


材料|小さいパウンド型1本分(18×9cm、高さ6cm)
無糖チョコレート1枚(85g)
オーツの粉末  80g
卵       1個
無塩バター   30g
くるみ     50g
ドライいちじく 50g
豆乳      50g

準備|型にオーブンシートを敷き込んでおきます。
   卵は冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。

作り方|
1.バイタミックスやフードプロセッサでオーツ麦(オートミールでOK)を          
   粉にします。フードプロセッサでも粒子は荒いですが問題ありません。

Vitamixでオーツ麦を粉砕


2.  くるみとドライいちじくをそれぞれ5ミリ角くらいに包丁でカット。
  あまり細かいと存在感がなくなるので、このサイズがいいです。


3.    チョコレート1枚は手でラフに割って小さくしていきます。
       溶かしてしまうので包丁で削ったりする必要はありません。

チョコレートを割る


4.チョコレートを入れた容器よりも少し大きめのボールに湯を張って、チ 
  ョコレートの容器を重ねます。
  チョコレートの容器の底が湯にあたる状態にしてコンロでごく弱火に 
  し、ゴムベラでチョコを溶かしていきます。

チョコレートを完全に溶かす
湯が熱くなったらコントからはずして台の上で作業します。


5.チョコレートが解け始めたらバターもいっしょに入れて溶かします。

バターはすぐに溶けるので途中からでも問題なしです。


6.途中コンロからはずします。熱くなりすぎると卵を入れたときに煮えて  
  しまうので。 容器をお湯につけた状態はそのままで作業(動画参照)。
7.卵を溶いて一度に加え、休みなく混ぜます。

卵は常温に出しておいたものを使います。
冷たい卵液だと混ざりにくいので。


卵が完全に混ざった状態

8.刻んだおいたくるみとイチジクを加えて混ぜます。

くるみとイチジクが混ざりました

9.豆乳を数回に分けて加えます。
一度に入れてしまうと混ざりにくいのでめんどうでも分けてください。

4回に分けて入れました(動画参照)。

 10. 生地を型に移します。けっこうしっかりした状態ですが、四隅まで生地をゴムベラでのばします。

生地を四隅にひろげる
ふくらんだりしないので、この状態のまま焼きあがります。
表面をある程度ならしておいがほうが見た目がよい。

11.170℃のオーブンで30分焼きます。

型から出して冷ます
そのまま焼きあがりました(笑)


余裕があれば一晩冷蔵庫で落ち着かせるとカットしやすいし、生地がなじんでおいしくなります。

固く締まった状態。口の中では、ほろっとくずれておいしい。

 適当な厚みにカットし、個包装して冷蔵、または冷凍します。
個包装しておくと食べすぎを抑止できるし、出先に持ち出すのにも便利。

ちなみに冷凍庫から出したてでも食べられます(そもそも水分が少ないから冷凍庫でコチコチになることもありません)
これは後からわかったことですが、とても便利!


断面図がまるでフランスの伝統菓子のヌガーみたい!
と思いました。

ビターな大人のチョコレート(いろんな意味で。からだに安心!)です。
ぜひ、お試しください。


また、次回もこのシリーズ、ご紹介します!
それでは次回までご自愛ください!


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