2022.12.21夜 出先からこんにちは
夜も更けた深夜0時。
今日は浦島坂田船で一緒にいたみたい、Twitterにもあまり浮上していなかったな…なんて考えていると、寒い土地で撮影をしていたらしい4人が宿の炬燵を囲みながら突発配信を始めた。
久しぶりの深夜配信、同じ空間からの雑談にワクワク感が募る。冒頭からわさび太郎や麩菓子をはじめとする懐かしの駄菓子を食べてちまちまお酒を飲み、「大袋のポテチも開けちゃう?」「この時間にこれはな~」なんて言いながら楽しそうに駄弁る彼らが愛しくてたまらなかった。
他愛ない話に花が咲く。
以前4人で食べに行って美味しかったお店、そして今後4人で食べに行きたいと思うお店や食べ物…こうして美味しいものを食べるならみんなと一緒に!と思える関係性ってすごく素敵だなと思う。
私たちが知る由もない彼らだけの大切な思い出が沢山あるんだ、そんな彼らは10年という長い年月を共に歩んできたんだと思うとなんだか心がキュッとした。そんな思い出たちをこの場で共有してくれるのもまた嬉しい。
あっという間に四半時が過ぎ、配信も締めに掛かるところで坂田さんがアコースティックギターを取り出した。
突然聞こえるギターの音色に動揺しつつ耳を澄ましていると、ゆったりとDreamerのサビを弾き語り始める。その瞬間頭と感情を掻き回され、思わずぐしゃっと顔を歪めてしまった。彼らの原点とも言える大好きな楽曲。坂田さんが弾いて歌って、それに重なっていく楽しそうなうらたさん、志麻さん、センラさんの歌声。決して流暢とは言えないハモりに笑い声や掛け声、ちょけて入るヤジやツッコミ、それはもう全てが愛しかった。
彼らが積み重ねてきた年月、薄っぺらい言葉に聞こえるかもしれないけれど彼らが築いてきた絆、とかくあの空間に”浦島坂田船”が詰まっていた。
センラさんが「坂田の弾き語りならワナビー好きやねん。笑」と提案して始まるワナビークインビー。終始舌っ足らずでシュールで笑い声に溢れたこの曲もまた、彼ららしさを感じて抱きしめたくなる。
続くShoutërで「泣きながら…」と始まって声を重ねる4人、彼らの代表曲。ライブとも原曲とも一味違う、よりあたたかくて終わってしまうのが寂しくなるような空気にこれまた涙が止まらなくなった。
最後も最後「これで終わらんかよ」と発する坂田さんが、3人から「でた!」とツッコミをうけながら弾き語り始めたのはスピッツの空も飛べるはず。
各々が「俺ここわからん!」なんて言ってケラケラ笑いながら歌う4人が何よりも愛しい。
アコースティックギターの優しい音色と歌詞と笑い声、息ぴったりで相性抜群、他の誰の声よりも沢山聴いて救われてきた大好きな4人の歌声が合わさって、とても、とってもあたたかくて素敵な空間だった。あぁこれが浦島坂田船なんだと強く感じる。
「君と出会った奇跡が この胸に溢れてる きっと今は自由に空も飛べるはず 夢を濡らした涙が 海原へ流れたら ずっとそばで笑っていてほしい」
この歌詞を、坂田さんのギターに合わせて歌う4人は眩しいくらいきらきらしていた。一度止まったと思ったらまたサビを歌い始めて、それを何度も繰り返して… このまま永遠に続いてほしいなぁなんて回らない思考と止まらない涙の中で思った。
crewとそれぞれのリスナーを愛して、4人が4人お互いのことを愛して、何より”チーム浦島坂田船”を心から愛す浦島坂田船の姿を見ていると心がいっぱいになる。そして来年も再来年も5年10年先でも、幾つになっても今日この瞬間のように笑っていてほしいなと思う。
浦島坂田船でいてくれてありがとう!世界で一番のチーム、この先もずっと幸せでいてね。