[La prière Advent Calendar 2024 ]恋のイリュージョニスタのイントロを弾いてみよう![23日目]
はじめに
この記事はLa prière Advent Calendar 2024の23日目の記事です。
前回のSt.Germainさんの記事はこちらからアクセスできます。
どうもヤケノハラといいます。普段はカラオケで何を歌うか迷っている生活をしています。(nayutaさんの曲が入ったよ!やったね!)
みなさんのLa prièreの曲の好きなイントロはなんでしょうか?
色んな意見があると思いますが、僕はやっぱり「恋のイリュージョニスタ」が一番だと思っています。
なんとと言ってもあのスラップ、とっっっっっっってもかっこよくないですか??????
ということで今回はベースとスラップ奏法の解説をし、恋のイリュージョニスタのイントロ部分の解説をしたいと思います。
お前もベースを買わないか?
ちなみに投稿主のベース歴は1年弱です(2024年12月23日時点)。
ベースって何?
ベースというのはこのような楽器です[図1]。
ベースは、ギターに似た形をしていますが、弦が太く、通常4本の弦を持つことが多い楽器です。よくギターと間違われ、心の中で泣いてます。役割は、バンドの中ではリズムとハーモニーを支えることです。
ベースの音はボーカルやギターなどと比較して低く、ドラムとともに音楽の土台を作ります。ベースラインと呼ばれるパートは、メロディを引き立てるためのリズムとグルーヴを生み出します。
ベースの指板には、弦とフレットがあります。上から順に1弦(最も細い弦)から4弦(最も太い弦)と呼ばれます。
指板上には金属製の仕切りがあり、これをフレットと呼びます。弦をフレットの間で押さえることで、異なる音程を出すことができます。
フレット番号はナット(弦の起点部分)から順に1、2、3…と数えられます。
これは後ほどTAB譜と呼ばれる譜面を読むのに使うので、弦とフレットについて覚えといてください。
スラップ奏法って何?
スラップ奏法はベースの演奏方法の一つです。
この技法では、親指で弦を叩く「サムピング」、指で弦を引っ張ってはじく「プル」を組み合わせ、パーカッシブな音を作り出します。
普段縁の下の力持ち的存在のベースが非常に目立つカッコいい奏法です。
みなさんが聞いたことがあるであろうスラップが出てくる曲を紹介します。
なお、聴くときはイヤホンをつけて、大きめの音量で聴くのをおすすめします。スマホのスピーカーとかだと多分聴こえないです。
まず最初に紹介するのは、結束バンドの「星座になれたら」のイントロ部分です。
山田リョウがスラップしているところが細かく描かれてますね[図3]。
次に紹介するのは、星街すいせいの「灼熱にて純情(wii-wii-woo)」です。
全編を通して、スラップしていますが、特に目立つのが2:40からの間奏のスーパースラップタイムですね。
作曲がUNISON SQUARE GARDENのベーシストでもある田淵智也だけあって、とても難しいです。
最後に紹介するのは、ずっと真夜中でいいのに。の「残機」です。
かっこいいですね(語彙力消滅)。
ずとまよの曲は全体的にベースがかっこいいので、耳を澄ませて聴いてほしいです。
聴け(豹変)。
この3曲のスラップの音を聞いて、スラップの解像度が上がったと思うので、次はスラップのやり方について詳しく解説していきたいと思います。
スラップ奏法の基本
前述した通り、スラップは「サムピング」と「プル」を組み合わせた演奏方法です。
スラップには色んな種類がありますが、今回の記事では、親指上向きフォームの振り戻し型の「サムピング」と「プル」についてそれぞれ解説します。
なお、冬場で手荒れがひどいので手袋をつけて撮影してます。
サムピング
おそらく、スラップが難しい原因である「サムピング」の解説をします。
利き手を軽く握って、グー👍️の形にします[図4]。
その手のまま、弾きたい弦の上に親指を置きます[図5]。
そのまま親指を手首のスナップをきかせながら、弾きたい弦を振り抜いて、次の弦の上に着地させます[図6]。
成功したらこのような音が出ると思います。
これでサムピングができました!
プル
プルは名前のとおり、弦を引っ張ります。先程のサムピングと比べてとても簡単です。
弾きたい弦に人差し指または中指を引っ掛けて上に引っ張るだけです[図7][図8]。
プルをすると下の動画のような音が出ます。
というわけで、サムピングとプルができるようになりました!
これらを組み合わせることでスラップになります。
[実践編]恋のイリュージョニスタのイントロを弾く
TAB譜の見方
ギターやベースなどでは五線譜ではなく、TAB譜と呼ばれる譜面を使用することが多いです。図9の上部が五線譜、下部がTAB譜です。
TAB譜には4本の横線が描かれています。これらはベースの弦を表しており、上から順に1弦(最も細い弦)から4弦(最も太い弦)を意味します。また、数字はフレット番号を示しています。例えば、「3」と書かれている場合は、その弦の3フレットを押さえて音を出します。
図9の例だと、ドレミファソラシドを演奏しています。
譜面を見てみる
図10に今回弾く譜面を示します。
なお、投稿主は耳コピ初心者なので100%間違っているのでご容赦お願いします。2小節目からギターが混ざってくるからようわからん
これに見慣れない記号がありますね。これらの解説を行います。
まず「☓」マークについて解説します。
「☓」マークはゴーストノートを意味します。ゴーストノートは、弦を軽く触れて音が出ないようにした状態で弾く奏法です。これにより、音程のない「カツッ」や「ポコッ」といったパーカッシブな音が生まれます。
このゴーストノートがあるおかげでノリのある音楽になります。
次に「>」マークです。これはプルで弾いてくださいという意味になります。
最後に音符の上についている「⏜」マークです。
これはハンマリングまたはプリング・オフというテクニックを使ってくださいという指示です。番号の小さいときについている場合はハンマリング、大きいときについている場合はプリング・オフを使います。
ハンマリングとプリング・オフのやり方は下のURLを参照してください。
弾いてみたかった話
弾く準備が整いました!長かったですね。
というわけで、投稿主が弾いてみた動画を出したかったのですが、練習する時間がなかったです。
ごめんなさい。
時間があるときに練習して投稿したいと思います。
最後に
La prière Advent Calendar 2024の23日目の記事はこれにて終わりです。
個人的には、恋のイリュージョニスタのギターもかっこいいので紹介したかったです。ワウがね、いいのよね。
たまには歌だけじゃなくて、伴奏にも注目してほしいなぁと思っています。
色んな観点から聞けるようになると、音楽生活がカラフルになるぞ。
明日は alice fragmentsさんの記事です!おたのしみに。
ではまた。