夜警の月末誌 別冊付録 2024年5月


5月に見た映画@好き順(全部好き)

最近は映画をあまり見ていませんでしてね。
これは別に大学が忙しいからとかでは無くて、逆なくらいなんですよ、ヘエ。時間があると逆に持て余すみたいなサ。

てか、そんなことはどうでもよくって
そんな中でもちょっとばかしは見た映画についても書いとこうということです。一応ツイッタのプロフに映画アカとも書いてある手前ネ

①ゴジラシリーズの話

キングコング対ゴジラ

動機が伊福部昭大先生にハマったことだったか、はたまた因果が逆だったのか思い出せないがゴジラシリーズを少し復習したんですわ。

一番最初に見返したのは多分テレビでやってた”キングコング対ゴジラ”だったと思う。
この映画は一言で言うならバカ映画なんだけど、制作陣も狙っている節があるのでその気になってみるとマア楽しい。
コングの妙に長い腕、コミカルな動きの2匹、放射熱線でゴジラにビビり散らかすコング、口に木を突っ込まれるゴジラ、城を仲良くぶっ壊す2匹、有耶無耶にして終わる勝負。
隣で一緒に見てた親父と大爆笑してみた。
バカだけど楽しい映画ですた。

ゴジラ (1954)

お次は初代ゴジラ。
シンプルな感想はシリーズの始点にして越えられない壁なんだと認識しました。
水爆によって生まれたゴジラが東京を襲う様は戦後間もない日本における戦争の再来であり、戦争を生き延びた人々に戦後生まれな筈なのにゴジラ≒水爆によって親を失う子供達。
それを見てるからこそ新たな兵器になり得るオキシジェン・デストロイヤーの使用をためらう芹沢博士の葛藤、しかし使わなければいけない状況から選択した自死という判断。
この視点は戦後間もない日本だから描けたモノだと感じた次第です。

ゴジラ (1984)

昭和ゴジラが終わって平成ゴジラが復活した映画。
正直、要らないシーンが多いしある程度、退屈を感じる映画なんだけどポリティカルなテーマに久方ぶりに踏み込んだりと評価したい気持ちもあるうーんな映画

ゴジラVSビオランテ

ゴジラシリーズで一番良い造形でお馴染みのビオランテが登場するこの映画ですけど大怪獣ドンパチ映画かと思ったら遺伝子組み換えを新たな兵器へ繋げて前作からのシリアス路線を崩さない映画でした。
"しかし"あまりにもビオランテの出番が少ないだろう、オイ!
大体5分ないぞ!多分!

②あさがおと加瀬さん

これ実はOVAでして、当時劇場公開はされてたらしいいんすけど、僕は配信の3話に切られたやつを見たんすよ、なんで映画じゃないんじゃねとか思うけど入れる。
感想としましてはね良い百合だと思います。
付き合った後の話でなんで付き合い始めたとかわかんないんだけど、それはOVAと割り切ってみやした。
初々しさがカワイラシサとモドカシサを同時に孕んでいて良かったですよ。

③サマーゴースト

これは40分しか無いのが少しネックに思えていて、監督が他映画でコンセプトアートをやってる方らしくアニメーションが綺麗で良いし、ストーリーも僕好みな反面、キャラクタへの掘り下げがどうしても足りなくてネー。
好きで良いんだけどもう一声ほしい

④劇場版 『ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉』

大学帰りホント気まぐれで評判いいし時間的にイケるから行くかーって感じで行ったらもうめちゃくちゃに良くてですね。
ストーリーは起承転結キレイで飛び道具的な何かは無いと思うけどキャラは立ってるしレースシーンの演出のうまさも相まって熱くなれるしで良いデスヨー。
ウマ娘って史実をなぞるが絶対的なある意味では制約が強い作品だと思うんスヨ。
そこに対する動機付けも上手いと思うけど、何より決して"良い話"で終われなかった現実にある意味でifを見出すようで、その優しさと愛が僕は好きです。
(追記:ほんとどうでも良い話なんだけどサカナクションの陽炎とaoiがテーマ曲にピッタリですよ)

⑤天気の子

新海誠という人の映画はどうしても評価が分かれがちな監督で私のフォロワーにも好きな人、嫌いな人、見る気が起きない人と、様々いらっしゃるんですがね~私はね~好きだね~。君の名は。以後の三本は大好きなんだね~。
映画としての質は”君の名は。”
ストーリーの好みさでは”すずめの戸締り”
新海誠の作家性の爆発としてはこの”天気の子”が好きだね。
まあ天気の子は主人公の行い、選択その全てに批判されて然るべきとでも言える要素が強いワケなんだけどそここそ好きというか僕は映画のストーリーなんて幾らでも自分勝手であるべきだと思ってるから良いんすよ~。

終わり

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