花と雨 試写会
花と雨の試写会に行ってきた。
@ヒューマントラストシネマ渋谷
試写会は映画本編→舞台挨拶の流れ。
まだ公開前なので、ざっと内容だけ。
SEEDAというラッパーを題材にした、サクセスストーリー。
花と雨というのは同アーティストのアルバムの名前である。(今回は表題曲の花と雨にフォーカスを当てている)
幼き頃ロンドンで過ごし、その後日本に戻って学生生活を送るのだが、同級生や仲間にロンドンかぶれと揶揄されながら日々を過ごす。
言い返すこともなく暴力に発展するため、顔はいつもボコボコ。
そんな日常を音楽が変えていく。
途中、大麻を売って生計をたてていくが、
虫に緑の五本指が食べられ、仲間が失敗して捕まったり。
波乱万丈な生活だったが、そんな最中、姉がオーバードーズで死亡。
ラップで生きてくと決意した。
ここまでが大体の話の筋。
【本編内容】
監督が今回映画初作品ということもあり、カメラワーク、情景描写が掴み切れていない部分もあったが、やはり最後ラップのシーンで全てもっていかれた。
SEEDA役(劇中では吉田とよばれている)を演じた笠松将のラップが予想以上に素晴らしく、よくあるラップ映画のクオリティに留まらない。
エンドロールでわかったのだが、ラップ指導で仙人掌が担当していた。
登壇挨拶にも監督、笠松と共に仙人掌が登壇しており、あの人のカッコよさを再認識した。
会話シーンなど、喋り方にぎこちない所はあったが相対的にみると良い作品だと思う。
一言一言が聞き取れないところがあったため、そこは演技指導不足かな。製作費もそんなにかかっていないだろうし妥協点だろう。
年間まあまあな映画量見るから気になるだけで、そんなこと気にしている人もそんないないだろうし。
【舞台挨拶】
仙人掌がまさかの登壇。
ラッパーが本格的にああやって舞台に立つのってめちゃくちゃかっこいい。スタイルあった。
最後笠松将がラップを披露していて、それに全て持っていかれた感じ。中途半端なラップ
はこっちが恥ずかしくなるけど、そこはやっぱり俳優。グッと引き込まれた。
【感想】
試写会は初めてだったけど、たまたまのタイミングで行けてよかった。試写会チケット送ってくれたフイナムさんありがとう。
ヒューマントラストシネマ行こうとしたらアップリンクにいて、急いでタクシーに乗り込んだ。
開幕15分くらい見逃した。公開したら見に行こうと思う。
いい映画。公開が楽しみ。
2019/12/18
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