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Vientiane Times ラオス若手行政官育成のため「290万ドル」の奨学金協力、JICA
ラオスのニュース拾い読み
ネット版ビエンチャンタイムズから記事を紹介します。
今回は2020年7月30日(木)分です。
ポイント
・JICAは人材育成奨学金(JDS)事業として約290万ドルの無償資金協力を行う(同事業の実施期間は2020年7月~2024年4月)
・若手行政官を中心とした20名のラオス人が日本に留学し、修士号、博士号の取得を目指す(同事業が開始した1999年以来、420人が日本に留学)
・また、JICAと公共事業運輸省・道路局との間で実施される「橋梁維持管理能力開発プロジェクト」に関する討議議事録(R/D)の署名も締結された
概要
日本政府は、ラオスにおける人材育成奨学金(JDS)事業として、約290万ドルの無償資金協力を行う。
火曜日、ビエンチャンにて、同事業の調印式がシーソンブン・ウナヴォン・計画投資省国際協力局長と米山芳春・JICAラオス事務所長との間で執り行われ、教育スポーツ省職員が立ち会った。
シーソンブン局長は式典の中で「同事業主目的は、290万ドルの奨学金を活用し国家公務員の知識を向上させること」とし、事業は今月から2024年4月まで実施されると述べた。
同奨学金事業はJICA及び文部科学省が実施し、毎年20名の枠があり、日本の機関や大学で修士号や博士号を取得する機会が与えられる。
る。
JDSは1999年からラオスで実施されており、JICAによると、これまでに420人が日本に留学した。
https://jds-scholarship.org/ によると、JDSは、将来のリーダーとして社会経済開発計画の実施に携わることが期待される能力の高い若手職員(主に政府関係者)を対象としている。
応募者は、英語(文語及び口語)が堪能で、TOEFL500点以上が望まく、ラオス政府または他国が認める学士号を取得し、心身ともに健康であることが求められる。
また、JICAは月曜日、公共事業運輸省を代表する道路局との間で、今年後半からの実施する「橋梁維持管理能力開発プロジェクト」に関する討議議事録(R/D)に署名した。
同プロジェクトは、橋梁点検、診断、補修、改修計画などの橋梁維持管理における公共事業運輸省及び地方自治体職員の能力向上を目的とする。
全国には約3000の橋があると言われており、トラックの過積載による劣化や破損、倒壊などが多く報告されている。
(From JICA Laos Facebook)
引用元:
英語版:
「橋梁維持管理能力開発プロジェクト」の議事録締結を報じるJICAラオス事務所のフェイスブック記事
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