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スピード結婚。

私は2019年5月に今の旦那さんに出会い、11月に入籍しました。出会ってから入籍まで半年もかかっていません(^^)

自分でもびっくりするほどのスピード婚。でも私の性格上、1年以上付き合ってから結婚するとは思わなかったし親もあなたはいつも即決だよね。と言います。




恋愛はあまり良い経験をしてこなかった私。周りの結婚ブームに焦って落ち込む日々もありました。人をあまり好きになれず、結婚したいと思ってるのになかなかうまくいかない。手相や生年月日を調べるだけで人生設計が分かるところにも足を伸ばしていました。


25.26歳は大殺界です。


占い師にはっきり言われたことを思い出します。ちょうど25歳の時に言われたのでとてもショックでした。(笑)でも、そんなこと言ってもどうせ占い‥と信じていませんでしたが今思うと的中していたのです。

友人の紹介で何人かの方と会いましたが上手くいかず。一時期マッチングアプリも利用してたこともありましたが、それでも上手くいかず。

いつからか

この人と結婚したいから、ではなく

結婚というしがらみと結婚したいのだと、そう思っていた自分に絶望しました。

お年寄りの方と接する仕事なので、いつ結婚するの?私なんて20歳で結婚して、あなたの年にはもう子供は3人いたわよ。なんて言われるのは日常茶飯事でした。

結婚がすべてじゃない。私は私。

と、思っていても周りのプレッシャーで押し潰されそうでした。友人も結婚し子供も産まれていく。めでたいことなのに心の底から祝福できない。どんどん自分のことが嫌になっていきました。

恋活もうまくいかないまま、27歳を迎えました。


久しぶりに学生時代の友人(23歳で結婚、24歳と25歳で子供を産んだ)の家に遊びに行きました。子供が寝たあと、私は泣きながらこの先の不安を口に出しました。するとその友人が言ってくれたのです。

やかん(私です)が羨ましい。自分のお金で自由に出掛けることもできて自立してる。結婚に焦ってしまって自分の時間もお金もない。メイク道具を買うのもいちいち許可を取らなきゃいけない。もっと楽しむべきだよ。

私の生き方を羨ましいと思ってくれている、私は結婚していて子供もいる友人が羨ましいと思っていたのに。鈍器で殴られたくらいの衝撃でした。

そこから私の気持ちが晴れ晴れし、小田和正さんのラブストーリーは突然にを聴きながら帰りました。(笑)


余裕を持ち直した私は焦らず日々を過ごし始めました。相変わらず恋活はうまくいかないけれど、お食事した時間は楽しもうという気持ちになりました。




そして、その時は突然きたのです。

ラブストーリーは突然に(2回目)

仕事先のおばちゃんと飲み会の前にお茶をすることに。恋活は相変わらずですね~なんて話をしていましたら、前の職場にいい子がいるんだけど会ってみない?と言われたのです。私は期待値0で了承しました。期待して落ち込むなら期待しないで会った方が傷が浅いと言う考えになっていたからです。

会う日はおばちゃんと3人で、と言うことを条件に会う日を決めたですが直前になりおばちゃんは計画ドタキャンをしてしまい(笑)、急遽2人で会うことになりました。昼飲みするつもりだったので早め集合。これで微妙な方だったらどう切り上げて帰ろうか‥と言う思考回路へシフトチェンジしてたくらいです。 

初めて会うドキドキも無くなっていた私でしたが、会ったときに今までと違う感覚に襲われました。これが松田聖子さんの言うビビビなのでしょうか(笑)

ニコニコしながらやってきたAくん、これが今の旦那さんとの出会いでした。

最初はぎこちない会話でしたが、人見知りながらも一生懸命話してくれる姿勢が心地よくてくすぐったかったのを今でも覚えています。

好きな食べ物は?

嫌いな食べ物は?

お休みの日は何をしているんですか?

何度も話してきた話題なのに、新鮮な気持ちで答えられた自分にビックリしました。

一番好感を持ったのはお酒を楽しく飲めるところ。私はザルなのですが自分のペースで飲んでほしいし飲みたいのです。他の方は私のペースに合わせてきて勝手に潰れてしまうケースが度々あったのですが、Aくんはマイペースに飲んでいて気を使わなくて楽でした。

また、長くても2時間で切り上げていた私が気づけば6時間呑んでました。(はしごしてます)おばちゃんの紹介と言えど初対面なのに仕事内容の詳細はおろか会社名も言えるくらい信頼していました。

家も近い、ほぼ同業なので仕事内容が理解できる、転勤がない、 おはしの使い方が綺麗、指の形がタイプ(笑)

解散したあと、お礼と共に思いきってまた会いたいと伝えました。するとAくんも好意的なお返事が。おばちゃんに電話してお礼を伝えました。これからは2人で勝手にやってね~♪と言ってくれたおばちゃん。ありがとうおばちゃん。今も足を向けて寝ていません。(笑)

初めて飲みに行った翌週にまた2人で飲み、6月2日に野球観戦に行きました。不定期休みの中、奇跡的にお休みだったこと。私の方も野球観戦にいく友達が出張になり行けなくなってしまって、チケットが宙ぶらりんだったこと。今思うと些細な積み重ねが6/2に集結したのかなと思っています。

野球も応援してるチームが勝ちました!ありがとう!(笑)

帰り道、終日そわそわしてるAくんが告白してくれて私たちはお付き合いをすることになりました。今までうまくいかなかったのに、うまくいく時はうまくいくもんだなー、と。その時思ったのです。

あ、大殺界終わってた。(笑)

そしてこのまま怒涛の結婚までの運びとなるわけですが文章長い!すみません、もう少しお付き合い下さい。

3週間後の6月下旬、居酒屋での会話です。

車を持っていて実家近くの月極めに停めていたらそこが閉鎖するらしくて。次の月極めは実家からバスの停留所1個分歩く距離でさ。父親がもうお前出てけ(笑)って言われたんだよねー。

半分本気、半分本気。要は本気で言ってみました。

じゃあ、一緒に住まない?

私は社会人になり5年間一人暮らしをしていましたが、異動があり半年程実家に帰っていました。そろそろ家も出たいと思っていたし、Aくんとなら一緒に住めるとビビビ(2回目)ときたのです。

するとAくん、

いいよ!とあっさり承諾。

え、本当にいいの?って聞き返してしまったほど(笑)

社会人になりお付き合いした人もいましたが、1泊するだけでも疲れていた私。他人と住めないって思ってた時期もあったのに。運命ってこのこと?

お互い住みたいところも、間取りも満場一致。2ヶ月後の同棲に向けて、デートは不動産と家具家電巡りになりました。

親に一度も彼氏の存在を匂わせなかった私が突然同棲宣言をし、Aくんを家に連れていきました。会うまで父は渋っていたけど、今となっては両親とも息子ができたと喜んでいます。


有言実行、8月下旬に同棲を開始しました。何もかもが新鮮で楽しくて穏やかな生活。結婚時期はこの時点で年内は考えていませんでした。


が、9月下旬。同棲してそろそろ1ヶ月の時。CMでゼクシィが流れたのです。

プロポーズされたらゼクシィ!

私は(今回は)冗談で、

プロポーズされなくてもゼクシィ!

と言ったのです。

軽い気持ちで、本当に軽い気持ち。

するとAくん、

ゼクシィ買いに行こう!


私の悲鳴が近所に響き渡り



と言うわけで、5ヶ月記念日にあたる11/2に入籍をしました。私の誕生日3日前の出来事です。

今のところ喧嘩もなく、平和に過ごせていることに感謝して今日も楽しかったね!と言ってお酒を飲む日々を過ごしています。


最後までありがとうございました(^^)

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