遊びにいくルール
夕方18:30。
楽しく外で遊ぶ二女の声がする。
ただ、我が家はもうご飯の時間。夕飯は18:00。
長女も息子もすでに食べている。
二女は学童から帰宅したらしいのだけど、よくわからない。春休みでミマモルメをランドセルから学童リュックに移動していない。
玄関にリュックを置いて遊びに行った形跡だけあって。台所にいるわたしに顔を見せることなく出ていった。
一緒に遊んでいるのは近所の上級生。
そこでわたしは、家の鍵をかけた。
玄関に置きっぱなしのリュックに鍵がついているのをみたけど。知らない。
息子もわたしも長女も夕飯を終えた18:45。
玄関をガチャガチャして、ピンポン押す二女。
「玄関あけてー」となんの気なしに言う二女。
インターホン越しに「なんで鍵がかかってるのかわかるか」と聞く。その瞬間コトの次第がわかったのか、泣きそうな声で「18時すぎたから…」と。
「いやもう19時やんか」と玄関を開けて話す。
昨日、性教育のオンライン講座で約束したところやん。出かける時は「だれと どこに なにしに行くか、何時に帰るか」を伝えようって。
誘拐に遭ったかなとか。事故に遭ったかなとか…
帰ってきた時の元気のあるなしとか…母ちゃんは帰ってきたときのあなたのサインを受け取りたい。
こんこん伝える。
わかるねん。
時計を忘れて行ったこと。
まだ外が明るいから遊べると思ったこと。
リビングにまで顔出したら、姉と弟が遊びについてきてしまうと思ったのも。あなたが言う前にきっとそうやろな思ってたわ。いつも付いてくるの嫌がるもんな。
でも親として、まだまだ「うちの子は大丈夫」じゃない。まだまだ。ずっと心配。
「鍵をかける」というよくない対応をしたけれど、なにも言わずに出て行ったことは、それだけ二女にとって、それだけ母ちゃんにとって大きなことだと感じて欲しい。
そんな春休みスタートな今日。
2年生になる二女。世界はどんどん広くなる。信じることと不安の間な親のモヤモヤを感じてしまった。