あ、タイみたい
夕方、散歩の帰り道に心地よい気温と陽の光を浴びながら、誰にも何にも追われることなくゆっくりと歩いていた時、ふと思った。
私は2年前、タイに住んでいた。当時は午後3:00〜5:00頃に帰宅していた。
もしかしたら、タイだけでなく海外の働き方もこれに似ているのかもしれない。
私は大体4:30-5:30には帰宅し、近所にランニングコースのある公園(皇居のランニングコースの縮小版みたいな)があったので、夕方〜夜にかけて夜風の心地よい気温の中、走ったり、運動をしたりしていた。
その後は屋台で夜ご飯を食べたり、家に帰って次の日の準備や語学の勉強、シャワーを浴びたりと日本での生活より比較的ゆったりとリラックスして過ごせていた。
今は緊急事態宣言は解除されたが、それでもあまり外出することもなく、バイトも入れていないので追われていることが少ない。(本当はいくつかあるが笑)
でも、外に出て光合成しないと気が滅入るのも事実。
太陽の光を浴びれた時はその僅かな時間を少しでも満喫できるように、何だかゆっくり歩いてしまう。
追われることが少なく、自然を感じつつ、自分の時間を自分で管理できる。
これを2年前のタイの状態と似てると感じたのだろう。
労働と幸せのバランスを考え直す人が増えてくるだろう。
ここで言う幸せとは、時間を自由に管理できること、お金でなくやりたい事に没頭出来ることを指す。
先立つものがないと何も出来ないというけれど、お金やモノはあの世には持っていけないのも事実。
自分が納得出来るバランスをうまくとることが求められていくんだろうな。それこそ、セルフコントロール力にも繋がりそう。
人や世間のモノサシじゃなくて、自分にとって何が幸せなんだっけ?を見つめ直すいい機会をくれたコロナも意外と価値ある社会現象なんだろうな。