先輩ママに聞いた「これ知っとけ」シリーズ④『産後トラブル』
妊娠後期の方にも知っていて欲しい!先輩ママに聞いた「これ知っとけ、やっとけ」シリーズ第四弾『産後トラブル』
妊娠中って、正直「赤ちゃんの命を守ること、産むこと」に集中していて、産後自分がどうなるかまでイメージがつかないことが多いと思います。
なんとなく「産後も大変そうだなあ」と思っていても、対策までは気が回らず辛い思いをする…そんなケースを減らすべく、先輩ママからアドバイスをいただいてきました!
出産準備中のプレママさん、産褥期の新米ママさんに是非とも読んでいただけたらと思います!
(調査集計期間:2022年2月)
①とにかく産後ケア施設を調べて、できるなら申し込みまで済ませておく
圧倒的大多数から寄せられたのが「とりあえず産む前に使えそうな産後ケアを探しておいて!!」でした。
細かいトラブルの話はこの後まとめますが、兎にも角にも産後ケアの利用を前提にしてほしいと思います。
産後ケアの種類
自治体の産後ケア、産後ドーラ(ベビーシッター)、自費で使える産後ケアなど、色々な種類があるのでまず近隣のサービスを確認しておくべし。
中には、出産前から事前登録しておき、必要な時にすぐ使えるタイプのものもあるので、登録できるものには使わなかったとしてもとにかく登録しておくことがおすすめ。
はっきり言って、産後ケアが必要になるようなシーンでは、施設を探し、登録し…という余裕はありません。
「夫も育休を取っているから」「実家が近いから」などの理由で必要ないと思っていたとしても、
・産後急に体調が悪くなる(後述)
・家族も寝不足で共倒れになる
・その他トラブル(後述)
など、当初の予定通り行かなくなることが多々あります。
赤ちゃんの生活第一なので、自分の世話まで手が回りません。念には念を。
また、自治体の産後ケアは色々と利用条件や審査が必要なものもあります。でも、必要であれば強く出て掛け合うことをオススメします!
▼参考:利用を2回断られつつ産後ケアを使った私の記録
②会陰・悪露のトラブル
痛みはどのくらい続く?
個人差あり、2週間くらいで落ち着き、1ヶ月強で痛みがなくなる人が多そう。違和感はもう少し続く。。
抜糸はした方が良い?
多くは溶ける糸を使って傷を縫いますが、引き攣れる痛み・ボコボコしたまま治ってしまうなどのケースがあるので、治り具合や痛みによっては、抜糸の可否を聞いてみるのがオススメです!
悪露はどのくらい続く?
1〜2ヶ月で落ち着きます。(個人差大)
私自身は、1ヶ月はずっと生理4日目くらいの出血があり、2ヶ月目で急におりものくらいに変化していき、3ヶ月に入る前には終わっていました。
悪露対策のナプキン問題
意外と見落としがちだけどすごく大切!!
薄いナプキンだと傷が擦れて痛くなるので、傷が痛い時期は、クッション性のある産褥パッドの方が痛みがないです。
その後は1ヶ月以上ナプキンをつけることになるため、つけごこちの良いお気に入りのナプキンを事前に買っておくのがオススメ。
悪露が多い時期はまだ外出もままならないため、足りなくなると家族に頼む・焦って通販など不便が出やすいです。
かぶれてしまったら、おしりふきや水コットンでこまめに拭いてフェミニーナ軟膏。とにかく清潔を保つべし。
③水分を取れ!膀胱炎・腎盂炎
産前(特に臨月)も産後も、とにかく思ってる量の倍、水分を取って!という意見が多数。
産前は大きくなった子宮に圧迫されて尿路感染症や水腎症になりやすくなっているのでとにかく排出を。
産後は、カテーテルでついた傷や、ずっとナプキンをつけていることでばい菌が入りやすくなるし、母乳に水分を取られたり、赤ちゃんを優先してお手洗いに行けなかったりするので、尿道炎・膀胱炎や腎盂炎のリスクが爆上がりします。
とにかく水分をがぶ飲み、赤ちゃんのことよりも優先してお手洗いへ。 新生児抱えて高熱や通院になると、もっと大変です…!!
④睡眠
とにかく睡眠が取れないので、少なくとも入院中はなるべく寝て!
赤ちゃんのちょっとしたことで不安になって検索したくなる気持ちもわかるけれど、休める時に休まないと本当に持たない。
新生児期はほぼどの子も例外なく『少なくとも』3時間おきに起きて授乳になります。
当然前後の時間に、
・哺乳瓶洗浄、消毒
・寝かしつけ
・汚れ物の洗濯
・人によっては母乳の後絞り
などのタスクが発生するので、慣れないうちはなんだかんだ実質1〜2時間おきのお世話になります。 この短時間の間に寝付けないうちに、また授乳時間…なんていうことはザラ。
何より寝ないと母乳も生成されなければ、身体も治らないので産んですぐは何よりも自分の睡眠時間を優先!子の体調やお世話なんかはもう病院に任せて!
退院後も家族に夜間授乳を手伝ってもらえるなら、授乳以外は任せて寝るくらいの段取りをしておくべし(各家庭の事情に合わせて話し合ってね)
ちなみに、生後2ヶ月くらいから5時間くらい寝る子もいれば、1歳くらいまで細切れ睡眠でしか寝ない子もいて、個人差の振れ幅が本当にすごいので 「眠れないのは新生児期のうちだけ」と思わず、数ヶ月間ほぼ眠れない可能性があることも視野に入れ、最悪の事態に備えて環境を整えておいて損はないです。本当に。
⑤慢性的な体調不調
会陰や帝王切開の傷、腰の痛み、貧血などフィジカル不調が多いです。
一方で、産後は甲状腺疾患(橋本病、バセドウ病など)にもかかりやすい状態なので、「産後だし毎日忙しいからなんか調子悪いのかな」と流さず、3ヶ月くらいしても慢性的に体調不良があれば病院に相談すべし。
⑥メンタル崩壊
ホルモンバランスの崩れ、上記に挙げたようなトラブルが一斉に押し寄せてくるため、誰もが大体メンタルをやられる時期があります。
抱え込まない、周りと比べない、頼れるものには頼るを徹底して。
「皆できてるのに、できない私はダメ?」という言葉もTwitterのタイムラインでめちゃくちゃ見かけたけど、ダメなわけない。
皆それぞれ悩みながら頑張っているので、胸を張って!落ち込む時期があってもそれもOKということを忘れないこと。意識的にリフレッシュの機会を。 子のことで心配なことがあればどんどん病院に行って「大丈夫」の一言をもらおう。
おわりに
最後までご覧いただきありがとうございました。
産前はぼんやりしかイメージが湧かなかった産後の大変さ。
愚痴はどんどんTwitterへ。 ママ垢は皆味方だよ!
「知らなかった!」「聞いておいてよかった」と思ったら、スキ♡、シェアよろしくお願いします🌟
関連記事
NEXT
6月下旬更新予定
体験談募集中
Twitterやコメント欄にて「私はこうだったな」「これは伝えたい!」というご意見を随時募集しております。多く寄せられたご意見から、随時追加させていただきます。
未来のママたちのためにも、ご協力いただけるととても嬉しいです。
Twitterでのまとめはこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?