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補完食と1歳児のごはん事情

日々の育児について垂れ流しているTwitterに、ありがたくも子供の食事のことでご質問をいただく機会が多いので、よくいただく質問と、記事化に当たって新たにいただいた質問をまとめました。
0〜1歳児のご飯事情や補完食について興味のある方はぜひご覧ください。

娘のごはん事情

我が家は「補完食」の考え方でこれまでずっと離乳食を進めてきました。
離乳食スタートのサインを満たした頃に開始。初日から七倍粥、2回食スタートです。(我が家の離乳食初期〜中期の記録はこちらのツイートでまとめてます)

基本的にはここまでほぼ手作りで、外食時や夫に全て託すときなどポイントポイントでベビーフードを使ってきました。
手作りと言っても仕事しながらなので後期からは1品5分、計15分でご飯を作るズボラ飯を極めております。(詳細はTwitterのタグ#5分でズボラ手作り離乳食にて)

ミルクは1歳3ヶ月頃完全に飲まなくなり(それまでは夜中にお腹が空いて起きるので飲ませていた)、1歳5ヶ月で寝かしつけと夜間だけ続いていた授乳も終わり、現在は食事のみで栄養を摂っています。

好きな食べ物は葉物の野菜、豆腐、芋類、バナナ、いちご、卵、ひじきなど、割と渋いです。苦手な食べ物はヨーグルトとキウイ。

最近のご飯。ワンプレート+汁物の日が多い。

手掴みとカトラリーと遊び食べと。

娘は11ヶ月頃からスプーン食べができるようになっていましたが、1歳半の現在もスプーン・フォークなどのカトラリーと並行して掴み食べはじゃんじゃんやらせてます。
指先の感覚刺激を増やしたいので、今は遊び食べもOK。一定食べてくれればOK。外食では基本的に食べさせるので、遊ぶ隙を与えない形にして回避しています。

牛乳を机に塗り込むのが大好き。最近は遊んだ後自分で拭いてくれるようになりました。

カトラリーの練習としては、口に運んだ後手を返さずにまっすぐ引くということだけ手を出して教えました。これは、おいおいお箸を使うときにも影響するということなのでやっていました。1歳2〜3ヶ月の頃マスターして、今は上手に使えています。

よくいただく質問に答えます

Q.なんで従来の離乳食ではなく補完食にしたんですか?

3〜4ヶ月時点で娘はミルクの飲みムラが酷かったからです。1日160mlしか飲まないような日もあって、体重は増えていたけれど、念の為早めに栄養を摂れるものを増やしてあげたかったのです。そのため、従来の離乳食よりも栄養効率が高い補完食を選択した方がいいなと。

▼補完食についてのTwitterでのまとめはこちら

Q.全然食べてくれないのですが、なんでも食べてくれるような工夫はありますか?

残念ながらあまりありません…ミルクの飲みむらが酷かった赤子は、今や食べムラの激しい1歳児になっていますので、「食べられるものを食べておけばいいや」「お腹空いたら食べるだろう」「1日くらい食べなくても死なない」くらいの気持ちで、なるべくヒット率の高いものを出してます。

強いていうなら色々作ってヒット率を探るのが工夫かもしれません。食べてもらえなくても気にしない
親が一所懸命作っていることは子供には関係ないというか、食べるという選択権は子供にあるので、親にはコントロールできないと思っています。

バランスを考えて作っても、食べるとは限らない(この日は米まるっと食べず、芋追加)

Q.離乳食から幼児食へ移行しましたか?具体的に何を変えましたか?

1歳過ぎの時点で、ほぼ移行済みです。具体的には食事の大きさや固さですね。食べ物の種類については、補完食の考え方に則って初期から赤身のお肉や脂も与えていて、いまだに素焼きの野菜を食べてくれるので味付けも最小限です。なので、歯の本数と咀嚼の上達に合わせて、固さや大きさを大人のものに近づけて行っているイメージです!
味付けについても、そこまで神経質には管理していないので、保育園の給食や外食の際は結構普通に味ついたものを食べてます。

Q.普段どんなおやつをあげていますか?

基本はエネルギー源の補食ということで、タンパク質・フルーツを中心にしています。
よく出しているのは、ふかし芋、バナナ、フレンチトースト、チーズ、野菜やツナの蒸しパン、マカロニきなこ、きなこ牛乳などなど。冷奴そのままや、きな粉や納豆まぶしたお豆腐の出番も多いです。

手作りおやつはクックパッドにもレシピ掲載してます。

虫歯リスクを下げたくて、娘に与える遊離糖類※をなるべく少なくしているので、基本的に糖類控えめです。

新ガイドラインは、成人及び児童の1日当たり遊離糖類摂取量を、エネルギー総摂取量の10%未満に減らすよう勧めている。
(中略)
遊離糖類摂取量をエネルギー総摂取量の10%未満に抑えるなら、過体重・肥満・う歯(虫歯)のリスクを減らせる明確な証拠がある。

世界保健機関(WHO)、ガイドライン「成人及び児童の糖類摂取量」を発表

Q.食材を買う時どのようなことを気をつけて、どこで妥協してますか?

生鮮食品に関して気をつけていることとしては、なるべく旬の食材を選ぶことくらいかもしれません。国産に越したことはないけれど、それも「明らかに美味しいから」というだけなので、こだわってはいません。

加工品に関しては、鉄分・カルシウム強化食品を選ぶことが多いのと、前述の通り砂糖の入ったものは極力買いません。(例)ホットケーキミックスは小麦粉や米粉+BPで代用、にんじんやかぼちゃで甘味を付ける)
少し高くつくけど、マーガリンや砂糖不使用のパンを買ったり。味覚の出来上がる3歳くらいまでは可能な範囲で気にしていきたいと思っています。

ちなみに、元々のご質問には、「バナナは農薬が多いと聞いたのですが無農薬のバナナをスーパーで見つけることが出来ません。豆腐やお肉は国産のものを、と気をつけているんですが「いや、そもそもなぜ外国産はダメなのだ?」と思ってきて…」という内容もいただいていたので、そこにも触れるのですが、個人的にはバナナの農薬は気にしなくていいかなと思っています。微量検出されるという残留農薬はほとんど皮に付着しているので、剥いてしまえばほぼ影響がないと思うので…
日本バナナ輸入組合広報室さんのFAQにも記載があるのでよければご参考まで!

Q.1歳半でまだスプーンが上手に使えません。練習した方が良いでしょうか?

お箸はともかく、スプーンやフォークを使えない大人はいないですし、掴み食べで指先感覚たくさん使うことはめちゃくちゃ重要なので、個人的にはカトラリーの練習はお子さんのペースで、嫌がらなければたくさん掴み食べや遊ばせたりしてもいいんじゃないかなと思っています。
保育園に行っている・行く場合は、練習させて欲しいというオーダーがあるかもしれないので、先生と相談しながら進めるのが良いかと!

おわりに

正直、食べ物はズボラでありつつもそれなりに手間をかけて進めてきました。全然食べてくれない日もありますが、食べる選択権、食べる自由は娘にあるので食べなくても全然気にせず、とにかく「食事って楽しい!」と思ってもらえる環境づくりに努めてます。私は常に笑顔で、色々おしゃべりしながら、褒めながら、食事の時間を大切なコミュニケーションの時間にしています。

プロでもなんでもない平凡な兼業主婦と幼児のご飯事情で大変恐縮ではありますが…何か参考にしていただけることがあれば幸いです!

最後までお読みいただきありがとうございました!
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