ガリレオ式とケプラー式の望遠鏡の違い
はじめに
Qiitaにて、下記の記事を書いたことがあります。
等加速度直線運動 変位のところで、ガリレオ・ガリレイについてストップウォッチが無い時代にどうやって計測したのか調べていたところ、水時計を使用していることが分かりました。
もう少しガリレオについて調べている過程で、好奇心旺盛なガリレオ・ガリレイは望遠鏡も作成しており、天文学の分野でも大きな功績を残していたことが分かりました。
もう少し調べてみようとガリレオ・ガリレイの望遠鏡で画像検索をしていると、「天体望遠鏡 子供 キット 自作 組み立て 組み替え式 仕組みがわかる ガリレオ式・ケプラー式」を見つけました。
説明図の間違い
この図の何が間違っているかお分かりでしょうか?
実は右図の説明は、上側がケプラー式で下側がガリレオ式になります。
ガリレオ式の望遠鏡は、正立像(見たまま)なのに対し、ケプラー式は倒立像(上下がさかさまになった像)になります。
以前、100均で虫眼鏡を2つ組み合わせて自作のプロジェクターを作成したことがあります。倒立像になるのでスマホアプリで上下反対にするか鏡を使用したりしました。
正しい説明図
正しくは下図のようになります。流石に間違いを指摘されたのか修正されていますし、2014年玩具賞、受賞している。
古いところだとまだ間違った状態のまま残っている。
引用先の画像
最後に
自分がこの記事を書こうと再度調べ直した時に、正しく修正された画像を見つけられたので、良かったです。
学習教材が間違っていたのでは、これを購入した小学生らが間違った状態で覚えてしまいます。
2014年玩具賞を受賞しているので、いい商品なのは間違いないでしょう。