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衆院議員の藤野保史さんが現地視察に来札

 衆院議員の藤野保史さん(日本共産党)が、道警ヤジ排除問題への現地視察として、3/14に札幌へ来ました。ヤジポイ及び弁護団として、その対応をしたので、報告します(大杉)

 藤野さんは、衆議院の法務委員会に所属しており、これまでも何度かこの問題について、警察庁や法務省の担当者に質問をしている人。

 ちなみに、この問題を国会で取り上げているもうひとりの議員は、立憲民主党の有田芳生さん(参院議員)。言わずと知れた(?)反レイシズムのカウンター議員です。有田さんも、昨年10月のヤジ排除集会に出席して、当事者への聞き取りなどを行い、それを参議院の法務委員会で質問していました。


 今回、藤野さんには現地調査として、実際に当事者が警察に排除され、付きまとわれた現場やルートを歩く、ということをしてもらいました。現場で実際に歩いてみると、その距離の長さが実感でき、警察の不当な行為の問題性もよくわかってもらえたことと思います。


 3月の札幌はまだまだ寒く、一緒に来られた秘書の方も「東京の冬みたいですね」と口にしていました。はい、歩いてるこっちも結構寒かったです。というか、それだけ長い距離を警察につけ回された、ということです。

 ところで、当の藤野さんと会うのは今回が初で、楽しみにする一方で「国会議員とかいって偉そうなやつが来たらやだなー」などと思っていました。が、全然そういったことはなく、フランクに接することができました。特に、一緒に来た二人の秘書の人と藤野さんが、わりとフラットに接してるのが好印象でした。こういうところに人柄が出るんではないかと思ったり。

 もちろん、ヤジ排除のことについても、大杉個人やヤジポイ名義で投稿した記事や、道警の見解などもきちんと読み込んでから来てくれたこともあって、やりとりもかなりスムーズに行うことができました。弁護士さん含めた議論の中身も濃かったのではないかと思います。

 藤野さんからは最後のほうで、「安倍に対して何を伝えたいですか?もし目の前にいる僕が安倍だったら?」と言われたので、「地獄に落ちろ、です」と言ったら苦笑していました。横にいる桐島は、「とても口では言えません」とのこと。
 安倍に言いたいことなんて、もはや具体的な政策とかじゃないのです。感情的には、「さっさと消えろ!」とかそういう水準に達しているわけです。

 ちなみに補足すると、大杉個人としては共産党の人間(党員)でも支持者でもありません(状況によっては投票することもあるけど)。もちろん、ヤジポイの会も、無党派のグループであり、どこかの政党とはなんら関係ありません。どのようなグループ、個人、政治家であっても、部分的に共闘・協力できればそれでいいと考えています。

 もしも「話を聞きたいです」という政治家などがいれば、どこの党でも応じます。極端な話、自民党の議員が来て「話を聞きたいんです」って言われたら、別に応じますよってこと。まぁ、そんな連絡来ないでしょうけど。

 藤野議員に対しては、今後の国会での追及を期待しております。今後もよろしくお願いします。



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