次の連載の準備をはじめました。
昨日、コッぺくんの最終回が公開されて実感としてコッぺくんが「完結した…」という気がした。
LINEマンガやツイッターでみんなからもお疲れ様のねぎらいが、、
ありがとう。
特にLINEマンガ内では過去最高のコメント数で、みんなすごく暖かいコメント。最後まで読んでくれた人には本当にありがとう。
4/20から連載がはじまったので約5か月だったけど、濃い経験をした時間だった。
色んな人にお世話になって、迷惑をかけてなんとか走りぬけたのに、僕が「お疲れ様」って言われるの変な感じがするな~とはずっと思っていた。
誕生日に「おめでとう」って言われるのと似てる。(?)
さらにコルクの仲間たちが「お疲れ様会」を開いてくれて…ずっと「ふがいねえ」って言ってた気がする。なんか、もちょっとやれたよな、とか今になって思う部分があるから。でも、まあ次回にそこはやろう。
で、その会でなんと、マンガ仲間とコルクの仲間からお疲れ様イラストと、ぴろしさん(コルクで作家を支えてくれてる…)からヌガーさんのドーナツを再現してくれたドーナツをもらってうれしかった。味も、少し表面が焦げてたけど「野菜のサーターアンダギー」って感じで美味しかった。
見た目は緑でびっくりするけど美味しかったドーナツ!
編集をしてくれた佐渡島さんはお疲れ様会には来ないけど、メッセージで次回作は本気で走り抜けてそのとき、飯に行こう、と言ってくれた。
佐渡島さんには何回も土日の深夜に何時間も打ち合わせしてもらったりして本当に申し訳なさと感謝…奥さんや家族との時間も浸食してた。次はペースアップしてコンスタントに健康に、作品を作る。
とにかく色んな人に助けてもらった連載だった。逆にいえば、
連載とはそうやって色んな人に助けてもらわないとできないんだ、
というのは、経験してわかった、大事なことかもしれない。
で、色んな気持ちがあるけどとにかく、今日から、その経験値を元に次の連載に向けて準備して行きたい。
実は、もう次の連載をどうするかは編集の佐渡島さんと話していて
「原作つき」でやろうか、という話になっている。
構図、ストーリー、感情描写、etc…課題がいくつかあるなかで、いっぺんにやるのは大変だから今回はストーリーを作ってもらって、感情の流れや演出をレベルアップする作戦だ。
原作者も決まっていて「北野唯我さん」という、企業の役員もしながら小説やビジネス書を書いている人だ。そのひとと、打ち合わせしながら原作をつくっていこう、ということになっている。
ジャンルは「働く人」ということで人間の物語を描く予定だけど、内容はあまりかっちりは決まっていない。
人と一緒にマンガを作るのはどんな体験になるのか、今から楽しみだ。
すでに案はひとつもらっていて「IT企業に勤める24歳のサラリーマンが主人公」で、鳥取の実家の先代からの家業である観光業がつぶれそうでやばい、みたいなところから始まる。まだ全然細かいことは決まってないんだけど、キャラクターのイメージカットだけ描いてみている。
主人公
主人公顔、というのは難しい。まだあんまり主人公らしい顔が描けていない。編集の佐渡島さんからも、「もうちょっと主人公らしさがほしい」といったことを言われている。現代っ子なので爽やかで、主人公なのでどこかに隠した熱をもってる、そういう顔にしたい。
父母
1枚目のお母さんは北野さんにイメージにぴったり、と言われていてお父さんだけ描きなおした。お父さんは「梨泰院クラス」の主人公のお父さんみたいなイメージ、と教えてもらったので参考にして描いたらイメージ通り、といってもらえた。色んな俳優さんを参考にして描いてみたのですが、誰をモデルにしたかわかる?
また、ちょこちょここういうのも載せていくので読んでください~!
有料部分では創作活動や価値観に結びついてると思われる、僕の先週食べたご飯や、買った本などを載せています。
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