【マンガの研究】縦スクロールマンガと見開きマンガは「情報の消化の仕方」が違う。
おはようございます。
最近、ウェブトゥーンと言われる、縦にスクロールするタイプのマンガを
作っています。みなさん知ってますでしょうか。
※こんな感じです。
今までのマンガ、雑誌や本を前提にした「見開き」をそのまま縦にしてもどうも読み心地がおかしい。なんか、同じことを描いても、面白くなかったりする。
それがなんでかなって考えてみたら
『情報の消化の仕方』
の差なんじゃないかと思いました。
今まで一般的だった見開きマンガでは、読者に情報が入ってくるのが
1コマ単位ではなかった。
ページを開いて一つのコマを読むときに、なんとはなしに、隣のコマも読んでいる。さらに、その前後のコマもうっすら同時に読んでいる。
ところが、縦スクロールだと1コマずつがしっかりと
目に入ってきてしまう。
これを意識しないと、なんとなく読みづらくなってしまう。
少し俯瞰していたのが没入的な視点になったとでもいうのでしょうか。
なので、作る時には見開きをそのまま縦にするのではなくて、
この縦に情報を消化していくことを意識して作らないとなーと思いました。
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