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【エッセイ】下描きと、ちょっとだけ無理なこと。

おれは、マンガを描くとき、
あんまり下描きをしない。

なぜかというと、
下描きをして
それからペンを入れると、
同じような絵を2回も
描くことになるからだ。
それがずっと、アナログでは
心底めんどくさくて仕方なかった。
デジタル最高、と思っている。

完成のイメージが見えているのなら
最初からそれを目指して描けば良いし、
デジタル機器で描いてるんだから
間違えたら消せばいいのだ。

だからかわからないけど、
つまり、完成したものが見える場合
途端にそれを「作業」に
感じてしまうということだ。

やったら出来るとわかっていることを
やるのは、とても面倒なのだ。


だけれども、ここまで書いて
作業になるかならないかは、
やることに「課題」を
設けているかどうか、
に関係がある気がしてきた。

例えばペン入れなら
「今回はこういうアングルで
描いてみよう」とか
「もっと動きを表現できないか」
など、試行錯誤するポイントが
あれば、楽しいのかもしれない。

気がつくと「今の自分の出来ることの範囲」
で物事を計ってしまっている。

マンガの宇宙兄弟のセリフ
「ちょっとだけ無理なことに挑戦していこーぜ」
を思い出した。

ちょっとだけ無理なこと、は
どうやって見つけたらいいのだろうか?

それには「いいもの」や「理想」をみつけないといけない。

「この線をもっと鳥山明みたいに」
「ピクサーのあの色、再現できないか」
「この話の読後感を再現したい」

自分にとっての「良い」の
姿を明確にしていくことが、
ちょっとだけ無理なことを知るためには
必要そうだ、と思った。

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今日の予定:
ラッキーズ定例。交換ネーム会。
コッペ3話のネーム修正。

2/6の日記:
朝は奥さんの焼いたスコーンを2つ食べる。
成城石井のコーヒー(¥1000/500g)を飲む。

電車でnote書く。

おふくの作画、出来たものを送る。

コッペ3話ネーム。一応最低ラインのOKは出たが
直したい。

おふくのポップを書く。

有隣堂アトレ恵比寿さんに
ポップを持っていく。

佐渡島さんに、ドラゴン桜の頃お世話になった、という話を書店員さんに聞いて、不思議な縁を感じる。

神座でラーメンを食べる。

帰る。
奥さんと話す。
風呂に入り、寝る。

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やじま
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