一からキッチンをつくる⑤排水プロジェクト始動!
夫婦でPodcast「ヤイヤイラジオ」を配信している、いっぷくです。
畳の和室を土間キッチンにすべく
おしゃれな!
土間キッチンにすべく、DIYをしています。
土がむき出しの部屋にセメントを流すための型枠については、以前ご紹介したとおりです。
それでは、さっそくセメントが入れられるかと言えば、そうではありません!
次にする作業は、
セメントの下に埋まってしまう
配管の設置です。
キッチンには排水が不可欠
簡単にキッチンを作ると言っても、床を整えるだけではキッチンになりません。
調理ができるようにするためには、
シンクと加熱調理機器などが必要です。
そして、シンクを設置するためには
上水道と排水を整える必要があります!
排水のためのパイプは床下を通るため、
セメントで埋める前に設置します。
これが、とっても、とっても
プレッシャーでした。
なぜなら、埋めちゃえば
やり直せないからです!
怖くないですか?私はこわい!!
うまく出きるのか、想像するだけで
胃が痛む日々を過ごしました。
一緒に手伝ってもらえそうな
経験者を探してみたり
いろんな人に相談しながら
自分たちでやるしかない!と
腹をくくります。
相談したなかで、一番のアドバイスは
地元のYさんのひとこと。
「水は高いところから低いところに流れるんやから、大丈夫やって~」
そう!なん、ですけども…
どんな風に設置するの?
排水のためのパイプは、
勾配をつけて設置します。
上水道は水圧があるので、勾配を考える必要はありません。
排水の場合は、自然の水の流れを使うので
排水のスタート地点(シンク側)が低くなると
水が流れません。
我が家は古民家、
排水の設備も、とても簡単なものだったので
新しく設置する排水パイプも
既存の排水ルートにつなげるだけです。
最後に排水が行き着くゴール地点から
逆算して、必要な勾配をつけて
スタート地点の高さを決めます。
極端なことを言えば、
滑り台のように高い位置から水を流せば
排水は可能です。
でも、そうするとシンクの位置まで
高くなってしまいます。
そこで、排水パイプのスタート地点が
セメントの土台の下に収まるように
高さを計算します。
排水の勾配には公式がある
排水パイプの高さを決める計算
とっても難しそうですね。
もちろん、やりました、
やりましたよ。
専務がね!
私たちにはちんぷんかんぷんだった
勾配の決め方。
我々の様子を見かねて
専務が来てくれて、計算、計測
スタート地点をばっちり決めてくれました。
専務、ありがとう~!
念のため、排水の勾配計算式も
記載しておきましょう。
排水横管の管径は65mmを予定。
そのため、最低でも勾配を1/50cmつけることが必要です。
これは50cmの間に1cm下がる、という意味。
予定している排水パイプの距離は
約5メートル。
つまり、ゴール地点より5cm以上高くて
セメントよりも下におさまる前に場所が
排水パイプのスタート地点ということになります。
ややこしいですね~
長くなったので、今回はここまで!
配管プロジェクト続きます。
次回もよろしくお願いいたしまーす。