1,544筆の署名を市長に提出しました!
10月25日㈮、集まった19名の皆さんと午後3時に市役所を訪れ、森島市長に署名1,544筆を手渡しました。
市長は「どういった機会かにも依りますが、こちらの要望について今回は受け取らせていただきます」と仰り、私たちからは一企業よりも住民の心に寄り添っていただきたい旨をお伝えしました。
その様子の写真は内容が一事業者のことで市の施策ではないとのことで許可いただけず、またお忙しく少しの時間の面会でとても残念でしたが、何よりずっしりとした重みと厚みを感じつつ無事に皆さまの署名を市長に直接お届けすることができて、ほっとしました。
市長退席後には、生活環境課長と、製材担当の農林課の職員の方と懇談しました。
生活環境課長は「木質バイオマス発電所については市に計画が上がっておらず市から何かを言える段階ではないですが、1,500の署名は市民の5%にあたりますので重く受け止めています」と、私たちの話を聞いてくださいました。
講師を招いての学習会やこれまで行ってきた情報収集で、木質バイオマス発電は放射能汚染された木材燃焼によって放射性物質が濃縮され再拡散する危険性があることや、火災・爆発事故が多発しており住民にとってリスクが大きいこと、カーボンニュートラルとはいえないこと等を知り、製材所建設計画における町中での木材乾燥ボイラー稼働についても同様のリスクがあるので、デカーレ矢板に計画されている施設はどのようなものか、私たちが調べてきた設備とは違うのか説明をいただきたいと伝えました。
また提出した署名について、市外県外からの署名は、進学や就職で矢板を離れている子どもたち、矢板に職場がある方、遠くの地で私たちと同じく木質バイオマス発電所計画に反対している方等、市民と同様に矢板市のことを大切に思う人々であることもお伝えしました。
伝えたいことは尽きませんでしたが、農林課の職員の方は「民間の事業に対して市が要望を受けることはありませんが、今回は不安とか説明会が無いということがあったので、これだけ集まった署名は預かりましょうということになりました。届け出先は市長ですが県とも情報共有して、事業所に市の方からお伝えします」と言われ、1時間ほどの懇談を終えました。
署名をいただいた皆さま、そして国政選挙間近のお忙しい時にお時間を割いていただいた森島市長、お二人の市職員の方にお礼申し上げます。
今後も署名活動は続けて、また市長に届けたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。