20歳というお年頃
20歳。それは大人階段、1段目。今年も多くの新成人の方が、それぞれの形でお祝いされた事でしょう。遅ればせながら、おめでとうございます㊗️
年齢は数字でしかないという言葉もよく聞くけれど、20歳(以下ハタチ)というのは中々にインパクトがあると思う。
ここ数年の私はというと、成人の日がくると「あぁ〜もう1月半ばになる〜。」と、非常に残念な感覚ばかりになっているので反省したいところである…。
今でこそ、成人式はポピュラーになっている行事だけれど、意外なことにスタートは昭和21年頃(Wikipedia 調べ)というのだから驚いた。
昭和生まれの私にとっては、まだまだ比較的最近の出来事のよう…無理があるか…。
成人式の時期になると、誰しも「ハタチの自分」を振り返るのではないかしら。
最近、20代の方に「ハタチの時なにしてましたか?」と、聞かれてドキッとした。なぜなら、1番自分が好きじゃない時だったからである。
大学の環境があまりに高校と違い、戸惑っていたくせに変なプライドがそれを邪魔して、何事もないよう振る舞っては自ら墓穴を掘っていた。ハタチの自分はなるべく思い出したくない暗黒時代といっても過言ではない。
でも、聞かれた後は、不思議と打ち込んでいたことや経験できたことが思い浮かんでストンと話せたのだ。これが大人になったということなのか…。
少しホッとした。
ハタチは、社会との接点がより濃く感じ始める、思春期とも違う微妙なお年頃だと個人的に思っている。
なんせ、自分の行動範囲がぐっと広がるのだ。10代では感じることのなかった壁にぶち当たるかもしれないし、想像以上に楽しい時間を過ごせるかもしれない。おばちゃんは、少しでも後悔のないハタチを過ごしてほしいと願わずにはいられないよ…。
今年成人を迎えられた方の中には、例年にはない複雑な思いや環境があるのではないかと想像してしまう。
これから長く続く大人階段の途中で、どこかでハタチの頃の自分をゆっくり見つめることができているといいなぁと思う。
私自身は…そろそろ次の節目である大人階段を迎える心の準備をしておこう……。(こーわーいー😱)