仕事をする上で大切にしていること
私が仕事をする上で大切にしていることは
なぜ?
を問うことです。
皆さんはどうでしょうか?
仕事をする上で「なぜ?」を問うているでしょうか?
上司から言われたことをそのままやっていたりしないでしょうか?
例えば
会議の準備をよろしく
と上司から指示を受けたとします。
あなたなら何をしますか?
とりあえず机と椅子を準備しますか?
とりあえず室内の温度調整をしますか?
とりあえず資料を机の上に並べますか?
私ならまず、その会議がどんな会議なのかを把握します。
何のために何をする会議なのか、誰が参加するのかってことを考えます。
そうすることで、ただ机と椅子を並べるだけではなく、どういう配置にしたほうが進行しやすいのか、資料をどういう配置で置けばいいのかをを想像することができます。
誰がどこに座ってどういう形で進行していくのかを想像しながら準備をすることで、何も考えずに準備を進めていく人より頭一つ抜きん出ることができます。
それは結果的に他人からの評価にも繋がります。
ここで間違わないでもらいたのが、他人からの評価を目的としないことです。
他人からの評価を目的としていては、評価されなかった時点でそれをやることをやめてしまいます。
他のことにも言えることですが、他人からの評価を得るために何かをやるのではなく、自分のやっていることが結果として他人からの評価に繋がることが私は大切なことだと考えています。
また、「なぜ?」を問うことであらゆることに良い影響が生まれます。
この疑問を持つことで、多くのことを知ることができるようになります。
全てのことを知ることは到底不可能なのですが、知らない世界が見えるようになりますし、知らない世界を知ることで自分の興味のあることや、やってみたいと思うことにも出会えるようになります。
今現在、自分には趣味もないしやりたいこともない。
この記事は、そんなふうに思っている人に必見です。
ひとことで言えば
物事の本質を見る
ということです。
これはなぜなんだろう。
なんのためにやるのだろう。
その裏には何が隠されているだろう。
この疑問を常に持っていてほしいです。
たとえ話しをします。
会社の忘年会の幹事を任されました。
無事に会も盛り上がり、お開きとなりました。
帰り際に上司から「今日の忘年会は時間が短かったね」と言われました。
あなたならどうしますか?
文字通り受け止めるならば”次回のイベントは時間を長くする”ということになりますが、本当にそれでいいのでしょか?
正直、これに絶対的な答えはありません。
なぜ、上司が時間が短いと思ったのでしょうか。
そこを考えること自体が大切なのです。
自分なりに考えて想像してみる。
楽しい時間は過ぎるのが早く感じるから楽しんでくれたのかな?
喋りたい相手と満足に喋れなかったのかな?
満足に飲食ができなかったのかな?
なぜ?を考えることで違う景色が見えてきますよね。
仕事も同じです。
「〇〇をやっといて」「〇〇の資料を持ってきて(作成して)」
このような指示を受けた時の対応ひとつで結果は天と地の差が生まれます。
ここまで読んでくださった方は「なぜ」差が生まれるのか、もうお気づきになられていることでしょう。
お金も必要ないし、大したことはしません。
ただただ、頭の中で「なぜ?」を問うだけです。
誰にでも今すぐ始められることだと思います。
現代社会では他人に「なぜ?」と疑問を投げかけることは疎まれることではありますし、他人に対してなかなか何回も「なぜ?」を繰り返すことが難しいのは事実です。
そんなことは「ググれよ」なんて言われそうですもんね。。。笑
言葉で相手に投げかけないまでも、自分の心の中で問いを繰り返しましょう。
もちろんですが、直接相手に質問をしなければいけない場面というものは必ずありますので、臨機応変に対応していきましょう。
何も考えず、ただ言われたことをやっているだけの作業マンや、ミスを繰り返す同僚やなかなか進歩しない同僚から大きな差をつけることができます。”たったこれだけのことで”です。
簡単なことだけど、なかなかやりきれている人は少ない。
多数がやっていないことをやっていくのは他人との差別化を図るポイントにもなりますので、知的好奇心のある方はぜひ実践してほしいと思います。
私もまだまだやりきれていませんので自分に鞭を打ちながら日々、人間として成長していきたいと思います。
なぜ、自分はこの文章を打っているのか。
なぜ、このことを誰かに伝えたいのか。
ここから見えてくることは、思っているよりもはるかにたくさんありそうです。
ぜひ、あなたも私と一緒に頑張りましょう。今からでも遅くはありません。