井の中の蛙大海を知らず
群馬県の人が愕然とすることの一つに
県外に出たときに意外と知られていない群馬県。
達磨は群馬は全国区と思っている群馬県民も少なくありません。
しかしそれほど知名度は高くありません。
確かに出荷量は日本一ですが、知名度は福島の白河だるまの方が上。
日本三大うどんが水沢うどんだと思っているのも群馬県民のみ。
香川県の「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」はトップ2は揺るぎありません。
3つ目は長崎県の「五島うどん」富山県の「氷見うどん」という方も増えています。
他にも高崎パスタや焼きまんじゅうなど世間に知られ過ぎていると思っている方も少なくないとおもいますが、殆ど知名度がないと言っても過言ではありません。
えっ!ケンミンショーであれだけやっているのに!?
中山秀ちゃんや井森さんがテレビで群馬群馬言ってるのに!?
これは群馬県民だから見てしまうだけのマヤカシです。
細かいことを言うと、桐生が刺繍のメッカと思っているのは一部の桐生人のみ。
碓氷製糸で国産絹の生産が日本一だと思っているのも携わっている方のみ。
だと思ってください。
で、今回、何が言いたいかと言いますと、
過去の栄光には縛られるなということです。
かつて群馬県内には昔から絹産業や工業製品など製造業で潤ってきました。
今でも腕のいい職人さんや継承する方も少なくありません。
ですが、昔と同じことをしていては先細りです。
今、着物を着ている人を見るでしょうか?
畳の部屋はありますでしょうか?
桐箪笥のある御宅はありますでしょうか?
着物は洋服へ
絹製品は化繊に。
畳の部屋はフローリングに。
霧箪笥はクローゼットに。
時代と共に変化をしております。
ですから製造する物も者も変化、進化していかなければなりません。
だからと言って絹織物の会社がポリエステルを編むということではありません。
今までの強みを生かしながら変化をしていくこと。
これが大事です。
それには地元にいるだけでなく、
外の景色も見ることが重要だということを言いたいだけです。
群馬県には全国区の企業が多いにも関わらず
世間からは全く知られておりません。
例えばヤマダ電機、ペヤング、銀だこ、JINS、
カインズにガトーフェスタハラダ等々ビッグネームズラズラと。
しかし皆さん群馬県である必要はありません。
群馬に固執していません。
ゼロになったら終わりです。
まだまだやり方によって伸びていきます。
一緒に伸ばしていきましょう!
喜んでお手伝いさせていただきます。
次回は仲間意識に関して喋ります。