生きるとはどういうことかーネガティブ編
前回、「生きるとはどういうことか?」という質問に対し
「言葉を守る」
「言葉に生きる」
「言葉を見つける」
という、答えを皆様にはお伝えしました。
これは人生のポジティブな面であり、
一方で、人生というのはこの3つの答えで全てが終わるわけではない・・・。
というのも、この3つの答えの逆を考えてみると、
「言葉を守らない」
→言ったことを守らない、守れないというように信頼を裏切ってしまうことが時にはある。
「言葉を表現しない」
→誰かに自分を伝えようとしない=外界とコミュニケーションを遮断する。
「言葉を見つけない」
→新しい言葉を手に入れようとしない=成長することをやめる。
となる。
どうだろう?誰しも一度は経験したこともあるかもしれない。
これも人の生きる一部にはなることは誰でも理解できるだろう。
ただこれらのネガティブな生きる側面を排除することはできない。
ネガティブな側面もその人を表す大事な記憶になるんだから・・・。
なんで急にこんなことを書いているかというと、大好きな漫画の『NAR
UTO』を見ていたから・・・(笑)
近くにネガティブな側面に陥っている人がいるとするなら
自分達にできることは何だろう・・・?とふと感じてしまった。
それは、前後の文脈を理解することであり、
つまり、その人に何があったのかという『前』の部分と
結果その人がどうなったかという『後』の部分を理解してあげるということ。
決して、現象として現れている、ネガティブな生き方=部分だけでその人を判断をしない。
漫画の『NARUTO』では親の愛情を知らずに周りに迷惑ばかりかけていた(言葉を守らない)主人公ナルトを理解してあげる、イルカ先生や
自分の殻に閉じこもって復讐を企てようとする、サスケを理解してあげる、歴代火影の存在だったりと
決して、”悪ことをしている=悪者”として登場人物を終わらせない、といった
姿が長編に渡って描かれています。
→知らない人はぜひご一読を・・・。
ちょっとマニアックな話にはなりましたが、
僕たちは色々なストーリーを持ちながらそれぞれが自分自身をポジティブにもネガティブにも表現する生き物であり、
みんな誰かに理解してもらいたがっている生き物です。
その人が持つストーリーの前後の文脈を理解して、優しい言葉をかけてあげる
そんな人が世の中に溢れるともっと明るい未来が待っているんだと、感じる今日この頃でした。