空雨傘
一度、文章にしてみたかったタイトル。
空雨傘を詳しく書くと
空が曇っている(事実)
もう少しで雨が降りそう(解釈)
だから傘を持って行こう(実行)
というふうになります。
事実に対して解釈があり、その結果行動をどうするかという一連のフレームワークとして有名なものです。
これをビジネスに応用するのなら
お客様が子連れでショッピングモールを歩いている。
お子様が長い時間歩くの大変かな。
お子様用のカートを用意してあげよう。
と、事実を観察して自分がどうそこに意味づけをし行動に結びつけるか、というものになります。
ただ、この事実に対する解釈は人それぞれであり、決まった答えがありません。
有名な例としては
コップに半分入った水をどう捉えるかというもの。
「コップには水が半分”しか”入っていない」
と捉えるか
「コップには水が半分”も”入っている」
と捉えるか。
解釈が変わるだけでその実行も変わってしまいます。
水が半分しかないのなら、汲みに行こう。
まだあるから、もう一仕事しよう。
以上のように、解釈が及ぼす影響は多大です。
サッカーに例えるなら、後半40分で0−2で負けているという事実に対して、、、
「まだ時間はある。焦らずまず一点を取りに行こう!」と考える選手と
「もう時間ないし、今日の試合は終わった。。。」と諦める選手がいたら
選手の解釈がバラバラなので、どんなに頑張っても試合には勝てません。
こんな時にリーダーシップを発揮して
チーム全員の解釈を揃えることができるのなら、もしかしたら奇跡を起こせるかもしれません。
読者の皆様が所属する組織では解釈は揃っていますか?
一人でも捉え方が違ったら成果をあげることは難しいでしょう。。。
”解釈を揃えるためにコミュニケーションの時間をとる”そんな上司のリーダーシップが必要とされているかもしれません。