解釈、法則化、勝ちパターンを見つける
今まで点で書いてきた、知識が線に変わる瞬間が起きたので2日連続で投稿します。
前回、解釈で話を進めると相手が納得して問題解決が図れると記しました。
前回の例でいくと
「疲れているお父さんにチョコを渡すと元気になる」
という解釈がありましたが、これ
賢い子供はそこから法則を見出せるんです。
例えば、
”疲れている人にチョコを渡すと元気になる”
→人を法則化
”疲れているお父さんに何かを渡すと元気になる”
→渡すものを法則化
”人にチョコを渡すと元気になる”
→さらに人を法則化
”人に何か渡すと元気になる”
→人・物を法則化
ピントをどこに合わせるかで、
「疲れているお父さんにチョコを渡すと元気になる」
からこれだけの法則化を生むことができるんです。
従って、この例から学んだ賢い子供は
お父さんに限らず、疲れている人を見つけたらチョコを渡すして人を元気にすることをができるようになるんです。
さて、この法則化を考えたとき、
法則化、つまり、パターンを見つける、
すなわち、
”勝ちパターン”につなげることができる
というのが今回線に繋がった点であります。
以前。「プロ論」で記した、勝ちパターンについてですが
そこにあった野球の一例からいくと
毎回決まった、継投策に打って出るチームがあります。
6−2で勝っているから8回は投手A、9回は投手Bと勝ちパターンが用意されている状況があったとします。
この場合、6−2で勝っているという事実から(空)
これは安全圏に入っていつも通りの戦い方ができる(雨)、という解釈に至り
投手Aに8回は任せよう(傘)という実行になります。
ここでの解釈を法則化するのであれば
対戦相手を法則化する、このチームに4点差で勝っていればいつもの継投策で勝てる。
どのチームにも4点差で勝っていればいつもの継投策が通用する
点差を法則化する、3点差だと安全圏ではないからいつもの継投策は使うには慎重になる必要があるな
というようにピントをどこに合わせるかでより抽象化された法則化を得ることもできます。
ビジネスで言えば、
あるケータイがよく売れるので
このケータイをお客様にお勧めしたら買ってくれる
→全ての人に法則化・勝ちパターンを持っている状態
このケータイをビジネスマンにお勧めすると買ってくれる
→勝ってくれる人を法則化
このケータイをビジネスマンで2台目をお考えの人にお勧めすると買ってくれる
→売れる状況を法則化
と、このケータイの強みをどう解釈すれば勝ちパターンが見えてくるのか
がお分かりになられると思います。
目の前の事実をどう解釈するかが、人生を左右するんだな!
と考えさせられる、日々この頃です。