タイBLドラマ『BadBuddySeries』への愛を語ったら6000字超えた。
私は、好きなものを語るのが好きです。
語っている人を見るのも好き。
例えばTwitterで好きポイントを呟いているときにいいねが来たら爆速でTL見に行くし、自分と同じ好きポイントを呟いてる人を発見したら薄気味悪い笑顔を浮かべていいねを押すし、いずれにせよその方の過去ツイート死ぬほど遡り検索を掛けて読み漁るくらい大好きです。おーよしよし怖くないよーブロックしないでー。
もちろん同じ趣味を持つ友人たちとあれが良かったここが最高と話すのも大好き。好きな気持ちを共有するほど好きがどんどん増して、幸せにしかならない最高の喜びのひとつだと思います。
しかし私はごく稀に、普段は話を聞いてくれる友人からも「分かったから落ち着け」と生あたたかく微笑まれるに至ってしまうほど、愛してやまないものに出会ってしまうことがあるのです。
そのひとつが、そう。
記事のタイトルに記載したタイドラマ、
"BadBuddySeries"でした。
色々なタイドラマを見てのんびりと楽しんでいた筈なのに、自分でも驚くほどにある日突然爆速で転がり落ち、どうすれば全人類にこの作品を見てもらえるんだ…見てない人類がいるなんて信じられない…とガンギマリの瞳でこのドラマの布教方法に思いを巡らせ、Twitterにて様子のおかしい診断チャートを作ったりしています。
遠くで友人が心配そうにこちらを見ているけれど私は正気です。にっこり。
そして。そんな中ついに。
こんなにも大好きな作品が、動画サブスクリプションサービスにおいてユーザー数ぶっちぎりNo.1のAmazonプライムビデオにて見放題配信スタートとなったのです〜〜〜!!!!!やった〜〜〜〜〜〜!!!!!
こうなったらもう全身全霊をかけて作品の魅力を綴るしかない!!と奮起し、今回このnoteという形で筆を執らせていただいた次第です。
勿論全て本心ですが、ファンが褒めずに誰が褒めるんだ!というストロング褒めちぎりスタイルなのでよろしくお願いします。
初見の方の楽しみを奪ってしまわないようネタバレには極力配慮しているつもりですが、万一察してしまうことがあったとしても大丈夫。
なぜなら私は数え切れないほどBadBuddyを見ていても、毎回新鮮にニヤつき、豪快に爆泣きしているからです。こんなnoteごときで魅力が失われるようなドラマではありませんのでご安心ください。
さて、それではBadBuddy視聴済の同志の皆様。
および現時点で未視聴の全人類の皆さん。
6000字あるので真剣に読むと10分くらい?かかるかと思いますが、適当でも良いので良かったら最後まで読んでいってくださいませ。
スースーナ!(他人事)
◆BadBuddySeriesとは◆
まずは、万一真っ新な状態でこの記事に辿り着いてしまった方がいたとしても魅力を理解していただけるよう、サクッとどんな作品なのかをご紹介。
友達になってはいけない2人。
友達ではいられない2人。
BadBuddySeries(以下BBS)は2021年10月からタイで放送された、GMMTV制作のBLドラマ。
数々の名作を手がけてきたAof監督がメガホンを取り、俳優としてのキャリアを着実に積み重ねてきた実力派若手俳優のOhmとNanonが主演を務めました。
タイ沼民には分かってもらえると思いますが、正直もはやこのメンツの並びだけで飯が食えるレベル。白飯5杯余裕です。
2022年9月現在、テラサ(初回無料)、Amazonプライムにて日本語字幕付きで絶賛配信中。
また、英語字幕さえあれば余裕!もしくは自動翻訳でいける!という方は、ネット環境さえあればGMMTV公式YouTubeからも無料で視聴可能です。
いや供給の神か?
◇あらすじ◇
隣合った家に住んでいながら、親同士の対立により生まれる前からライバルとして育てられてきたPatとPran。
高校時代のとある出来事をキッカケにもう二度と会うことはないかと思われていたが、大学で3年ぶりに再会したことで、友人になることすら許されない筈の2人の関係が急速に動き出して…!?
という現代版ロミオとジュリエット(ほんのり治安悪め)を彷彿とさせつつも、恋をする楽しさやもどかしさ、胸を締め付ける切なさ、その他もろもろの心躍る要素の全てと真摯に人を愛する気持ちが詰め込まれた極上ラブコメディ。
テンポの良さしかない畳み掛けるような掛け合いに笑い、距離が縮まる度にギュンギュンときめき、心が震えるシーンに涙し、もはや何から何まで見どころしかない超絶名作ドラマなのです。
ただ1話、2話で繰り広げられる大学の学部間の子ども染みた抗争に脱落してしまう人が実はちょいちょいいらっしゃるようなのですが、まずは物語が大きく動く3話まで見てみましょう!!お願い!!アメちゃんあげるから!!頼む!!
決して乱暴者たちが拳で分かり合う物語ではなく、対話で関係性を構築していく物語です。
互いを思う愛に満ちたお話なのです。
ちなみに放送開始前にUPされたこちらの公式トレーラー、有志の方が日本語字幕をつけてくださっているので雰囲気が掴みやすいと思います。
気になる方は是非ご視聴くださいませ。
◇メインキャスト◇
Pat(パット)
一家の長男。がさつでやや乱暴な一面もあるが、工学部代表を務めるだけあり賢く行動力がある。明るく元気で実は優しい俺たちの太陽。
そしてこちらがPatを演じたOhmくん。
見ての通り少なく見積もって全身の8割が足。つぶらな瞳と人を幸せにする無邪気な笑顔とは裏腹に、ふと真顔になるとその純粋すぎる真っ直ぐな眼差し故に狂気すら感じさせるところが個人的に大変刺さります。
また彼自身の魅力を通してどんなキャラクターも血の通った魅力的な人物に見せてしまう天賦の才があり、どんな相手とも芝居の相性が良い。
死ぬほど芝居が上手い。
Pran(パーン)
一人っ子。建築学部代表。完璧主義で思慮深く冷静だが、裏を返せば抑圧された部分も多い。素直になれず意地を張りがち。友達思いの優等生。愛しい。
そしてこちらがPranを演じたNanonくん。
出来ないことを探す方が難しい才能の塊。でありながら努力の鬼。からのえくぼを浮かべた笑顔の愛らしさはちょっとずるいんじゃないでしょうか。
言葉がなくとも感情を伝える雄弁な瞳を持ち、見る人の心を鷲掴みにしてしまう。命を削るかのように役を生きる憑依型。他作品含め彼の表現に何度心震わされたか、もはや数え切れないほど。
死ぬほど芝居が上手い。
全力で主観ですが、こんな2人です。
タイプは異なるけれどそれぞれがとにかく魅力的で、訴えかけてくるような瞳の持ち主。
つまりBBSとは、『面白いドラマばかり撮る監督が、めちゃくちゃ芝居が上手い2人を主演にして撮った作品』なのです。
いやいやいやそんなん絶対面白いじゃん…アンナチュラルからのMIU404みたいなもんじゃん絶対見るしかねえ…と拳を握りしめる度、視聴済みである自分を心の底から悔しく思います。
まだ見ていない人が本当に羨ましい。
どうにか記憶を失いたいので、誰か私を良い感じに殴ってください。
友よ、繰り返しますが私は正気です。
◆BBS、何がそんなに刺さるのか◆
答えは簡単。
A. 全話神回だから です。
中弛み、グダグダ展開とは無縁でまるでジェットコースターのよう。そしてどのエピソードにもリピート再生したくなる魅力があります。
通常連ドラって「このドラマ好きだけど◯話はあんまリピしてないかも」ってならないですか?なりますよね?なるんですよ(圧)
ところがBBSは全12話が神回もしくは超絶神回で構成されているので、おっ今日時間あるしちょっとBBS見ちゃおうかな!と気軽に再生したが最後、加速度的に面白さが増していく各エピソードを前に、次から次へと見てしまい朝までコース不可避なのです。特に3話からは本当にやばい。ソースは安定の私。
というわけで、BBSを全話神回たらしめたものは一体なんだったのか、足りない語彙力を搔き集めて自分なりに考えてみました。
①とにかく脚本が面白い
私は今までラブストーリー=くっつくまでがピークと思っていた部分があったのですが、BBSはくっつこうがくっつかなかろうがその後に何が起ころうが(意味深)、とにかくずーーーーっと面白い。
なぜ好きになってしまったのか。
なぜ好きになってはいけないのか。
なぜ一緒にいたいのか。
なぜ一緒にはいられないのか。
めまぐるしく展開していくストーリーの中でキャラクターがなぜその行動を取ったのか、そのひとつひとつに説得力があるからこそ決して置いていかれることなく気付けば物語に深く入り込んでしまう。
そして彼らの一挙一動に惹きつけられ、愛を知り成長していく姿に心打たれてしまうのです。
何気ない言葉の応酬を見ているだけでも楽しくて堪らないし、泣かせようとはしていないただ幸せなシーンも胸に沁みて涙が出てくるし、もうあまりにも尊すぎて、タイに向かって拝む以外ないってわけよ…。はあ。
ワイ🙏
もし全12話の中から1話だけ好きな回を選びなさいと言われたら、断腸の思いで3話と4話と5話と10話と11話を選びます。(1話とは)
②魅力的なキャラクター
前述した①で脚本に説得力がある、と書きましたが、それはキャラクター造形においても同様です。
例えばこれは割とラブストーリーあるあるだと個人的には思うんですけれど、視聴者とキャラクターの気持ちに温度差があるときってないですか?
主人公は相手のことをめちゃくちゃ好きなのに、視聴者である自分は物語後半に差し掛かっても「いやなんでそんなに相手のこと好きなん?惚れるほど魅力あった?」って真顔になるとき。
あれ?ない?なしなしですか?
私はドラマオタクなせいもありどうしてもそういう部分が気になってハマりきれず、うーんまあ普通に面白かったかなーで終わってしまうことが地味にちょこちょこあったりする面倒な視聴者なのですが、そんな私にも安心と信頼のBadBuddySeriesです。
あー!それは恋しちゃう!
好きになっちゃうよそれは…!
と、序盤から叫び散らかし、
罪深い…そんなのってないよ…大好き…
と、中盤あたりで泣き始め、
絶対に幸せにしてあげたい…
と、最終的に涙垂れ流して天を仰ぎました(ガチ)
恋せざるを得なかったという説得力がすごい。
上手く行かずに悩んだり、自分の気持ちに葛藤したり、傷付きたくなくて逃げてしまったり、分かり合いたいから怖くても一歩踏み出して心を開いたり。
決して絵空事ではない、確かにそこで生きている生身の人間である彼らのリアルな姿に、心をガッと掴まれること間違いありません。
ここが最高!わかるー!って同じ話を酒の肴に100回でも繰り返せるタイプのドラマなのです。
はー最高。ほんと好き。
③演出・劇伴が最高
どんな名作も演出や劇伴(音楽)を切り離して考えることは出来ません。
シナリオ、演技、切り取られた画角、これ以上ないタイミングで流れる音楽、登場人物を照らす光。
構成する要素全てが噛み合わさったときに、初めて人の記憶に強烈なインパクトを残す名シーンになる、と個人的には思っています。
そして我らがBBSにはまさに、各話それぞれを象徴する名シーンが多数あるのです。奇跡のように全てが噛み合った、美しいシーンが。
屋上、ビーチ、岩場、階段、中庭、バス停…。
実は私天才なので分かってしまうんですが、多分BBSのオタクはこの並び見るだけで泣きながら語れるし、各シーンのBGMイントロクイズがあったら漏れなく全問正解します。BBSは、それほど忘れ難く印象的な名シーンの連続なのです。
もし許されるのならネタバレをものともせず各話ごとに全力で語り倒したいところですが、この記事ではそういうわけにもいきません。
だからせめて、一つだけ言わせてください。
視聴済みの皆様。
準備はよろしいですか?
せーの、
\とにかく黙って5話まで見ろ。/
衝撃に震えて眠ってください。
現場からは以上です。
④OSTが天才
『OST=オリジナルサウンドトラック』
つまり、劇中歌(挿入歌)のことです。
今作では全部で3曲あるのですが、今回はBBSと言ったらこれ!な代表曲をご紹介します。
その名も『Just Friend?』
もはや楽曲タイトルからときめくやつやん。
あまりに良すぎて1日20回は軽く聴いていたけれど、未だに一向に飽きる気配がありません。
我ながら軽率に永遠を誓いがちですが、多分一生飽きないと思います。
ただの友達?それともそれ以上?
今の距離を保つべき?踏み込んでもいいの?
君を失う準備はまだ出来ていないのに
Nanonくんの美しくどこか寂しげな歌声に乗せて紡がれる切なくもどかしい思いに、胸がぎゅっとしてしまいます。
劇中でどんな瞬間に流れるのか、2人にとってこの曲がどんな意味を持つのか、その辺りも楽しみながら聴いてみていただきたいドドドド名曲です。
YouTubeで有志の方が付けてくださっている日本語字幕がまた素晴らしい。
ちなみにこのMV、本編とは別の世界線のifストーリー仕立てになっているので一本のショートムービーとしても非常に見応えあり。
本編と同じくAof監督が手掛けており色味や雰囲気、ストーリー性、OhmとNanonが魅せる表情も込みで必見ですし、これを見るだけでBBSが名作である予感を感じ取っていただけるのではないかと思います。
もはやこの内容でもう一本ドラマ撮ってほしいレベル。
そして全3曲のうち残り2曲についてなんですが、
あーっ!お客様!困ります!まだ関連動画をポチってはなりません!あーっ!お客様!今はグッと堪えてYouTubeそっ閉じしてくださいお客様ーっ!
という気持ちです。
初見の皆様、お察しください。
⑤ストレスがない
と、言い切ってしまうと個人差もあるので語弊があるかもしれませんが、BBSを見ていてイライラしたことが、私は本当にありません。
ドキドキハラハラすることはあっても、展開やキャラクターにイライラしたことがないのです。
ラブストーリーはどうしてもその特性上、
・邪魔をしてくるライバルがいる
・会話不足ですれ違いまくり別れの危機
・やたらドラマチックな障害爆誕
といったことが起こりがちです。
例に漏れずBBSも同様のケースが多かれ少なかれ見られますが、そこにはドラマを盛り上げる為だけに用意された嫌われ役もいなければ、脳内に棲む千鳥ノブが「話をせえ!!!」と叫ぶような事態にも発展しません。
そしてこれはここだけの話なんですが、PatとPranが実は兄弟…!?ということも、もしかしなくてもありません。ネタバレしてごめん。
どのキャラクターにも恋をしてしまうだけの魅力があり、喧嘩やすれ違いは理解し合うために必要だから存在しているように私は感じるのです。
おや?なんだか視聴済みの皆さんからいやいやあれは無いとかこれは腹立つでしょ!というお声が聞こえてくる気がしなくもないですが、私にとってはその存在、行動すらPatとPranを形作る愛すべきキャラクターによるものであり、彼らの行動の理由にも納得出来てしまうので許してほしい。
続きはお会いした時に語り合いましょう。
と、こうやってキャラクターの背景、描かれていない余白を想像しながらああでもないこうでもないといつまでも語り合って楽しめる、それもまたBadBuddySeriesの魅力のひとつなんですよね。
あと、加えてもうひとつだけ。
上手く言葉にする自信がないけれど、この作品がストレスフリーだった理由が私にはもうひとつだけありました。
ファンタジーと昔から言われがちなBLというジャンルですが、正直BLに限らずこの世はファンタジーに満ちているものだと思っています。
新垣結衣さんは家政婦として家には来てくれないし、綾瀬はるかさんほどぷるっぷるのお肌を持った干物女は存在しませんし、それが俺たちアバランチ!な世直し綾野剛さんもいないのです。
でもどの作品も面白く、どんな世界だって描けるドラマって最高なんですよね。フィクションの世界だからこそ描けるものがあり、こちらもその世界に身を置くことが出来る。
そういう楽しみ方もあると分かっているからこそ、リアリティがない!とツッコミを入れるような、つまらない見方はしたくないと思っています。
が、それはそれとして、昨今のBLドラマブームに伴い多くのBLドラマを見ていく中で、なんとなく心に引っかかる小さなトゲのようなものを、時々ではあるけれど感じるようになっていました。
ドラマは虚構の世界なのだからと自分に言い聞かせつつ、その描写、その言葉のチョイスって本当にそれでいいのかな?と。
とは言えどの作品も基本的にめちゃくちゃ面白いので芽生えた小さな燻りなんてスルーして楽しく視聴継続し続けてきたわけですが、そんなある日出会ってしまったんですね、BadBuddySeriesに。
作品においてLGBTQ+に関するあからさまな説明台詞がある訳ではないんです。ただ何気ないやり取りの中に、些細な行動の中に、新しい価値観を感じさせる清々しさがBBSには沢山散りばめられていた。
そしてそれらをひとつずつ受け取る度、今まで感じてきた小さなモヤモヤが、軽やかに全て吹き飛んでいくように感じられたのです。
自然に描かれているからこそ気に留めない方も多いのかもしれませんが、気に留めることなく楽しめることこそが、おそらくこの作品の素晴らしさなんじゃないかな。
もちろんBBSだけが新しい価値観を持って作られたわけではないけれど、私個人の出会いとして、
新時代BLドラマの夜明けぜよ!!と法螺貝吹きたくなるほど革新的な作品だったと思っています。
⑥OhmNanonのケミストリー
はい、お待たせしました。
もう結局これ。結局これなんですよ。
本当にもうこの2人がとにかく凄すぎた。
BBSは本当に優れた作品です。
脚本、キャラクター、演出、音楽とあらゆる要素のバランスが素晴らしく、恐らく主演がOhmとNanonでは無かったとしても普通に面白い作品になったのではないかと思います。
ですが、2人でなければいけなかった。
この2人でなければこうはならなかった。
見れば見るほどそう感じます。
前述した通り、OhmくんとNanonくんはそもそも優れたスキルを持った俳優さんです。
それぞれ役へのアプローチの仕方は違うけれど、大前提としてお芝居が上手く、表情、台詞回し、場における間合いなど、何気ないシーンですら見応えのあるものにする力がある。
しかし今作において特筆すべき点は、
『2人の間に生まれるケミストリー』です。
2019年に共演して以来、元々親友同士の2人。
互いの演技スキルに信頼があり、全力で演技をぶつけ合えるからこそ生まれるケミストリーが、作品全体を牽引していると強く感じます。
睨み合っても微笑みあっても愛し合っても、その全てが魅力的。この作品の中で、2人はまさにPatとPranとして生きているようでした。
睨み合う視線の中に、頬を摘み腕を撫でる優しい指先に、愛情が溶けた瞳に、言葉に出来ない想いが詰まった涙の一粒に、スキルを超えた何かが確かにそこに生まれていたのです。
OhmNanon無しでは考えられない。
それがBadBuddySeriesです。
このケミストリーについては彼ら自身も感じていた部分があったようで沢山のエピソードがあるんですが、書くと派手にネタバレになるので唇を噛み締めて黙ります…。私の唇が血まみれになる前にどうか早く見てください。
あとOhmNanon気になる人は布教シートあるので良かったら見ていってくださいませ。
こっちもこっちで沼なので。
◆最後に◆
ここまで散々褒めちぎりましたが、正直に言ってしまえば人の好みはそれぞれです。
BBSが私にここまでクリティカルヒットしたからと言って、誰しもに記事の内容が嵌る訳では無いとも分かっています。
が、名作であることは保証します。
絶対面白いから。絶っっっ対面白いから信じて。
そして叶うのであれば、どうかスマホ片手に適当に見るのではなく、その表情ひとつ、言葉の裏に隠された気持ちまで想像しながら見て欲しい。
ラブコメだからって軽く作られているわけではありません。真摯に作られたこの作品を、是非隅から隅まで味わいながら楽しんでくださいね。
また今回は紹介するポイントを絞ろうと思って書いたのでOhmNanonのみに触れましたが、勿論他の出演者のみなさんも素晴らしいです。
どこがどうなるんだ!?と予想しながら見るのも楽しいと思うので、事前に情報を入れずに挑んでみてもいいかも。
とりあえず死ぬほど可愛くて格好良い女性が2人、眉毛が立派で可愛い男性が1人、何を言っているか分からねーと思いますが俳優業の傍らで外科医をやっている男性が1人、メインキャストとして出てきます。
お楽しみに!
長くなりましたが最後の最後にひとつだけ謝らなければならないことがあります。
推敲してる間に8600字超えてました。
いやー。うっかり。笑
こんなに長いnoteをもし最後まで読んでくださった方がいるとしたならとても嬉しいです。
そしてまだまだBadBuddySeriesを愛する気持ちが落ち着く気もしませんが、心のままに綴れて幸せでした。
皆様引き続き、BadBuddySeriesをよろしくお願いいたします。
ここまでお付き合いくださり本当にありがとうございました!!
どうかBBS好きすぎて狂う人が1人でも多く増えて、日本版Blu-rayが発売されますように。
2つ買うから。ほんとに。
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