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【BadBuddySeries】第9話感想 : ベッドシーンあと10分見たい。【タイBLドラマ】
タイBLドラマBadBuddySeriesが好きすぎて記憶を失くしてもう一度楽しみたくなったので、気合いで記憶を失くし初見の心意気で感想を書き殴ろうという主旨のnoteです。正気です。
というわけで、今回は第9話。
お互いの存在に影響を受けて、どんどん魅力ある素敵な人へと成長していく2人が最高。
では、いざ。
《第9話あらすじ》
劇のリハーサル後に起きたハプニングで、パットとパーンの仲は皆が知るものとなった。インクやパーは応援してくれるが、ワイは関係を秘密にしていたパーンに怒り心頭、パットにはこれまで以上につらく当たるように。そんな中、パットとワイが所属するラグビー部が他大学と試合を行うが、2人の険悪さがプレーに影響してチームは大苦戦。さらに、相手チームの選手とワイの口論が思いもよらぬ事件に発展してしまう。
以下記憶喪失になります。
※全力ネタバレ注意※
9話のストーリーのラストまで触れているので各自お気を付けください。
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お互いへの思いを言葉で伝えあい、より強い信頼で結ばれたPatとPran。
この関係を大切に守ろうとしていた矢先、無慈悲にも舞台の幕は落とされ、仲睦まじい2人の姿は意図せず曝されてしまいました。
そんなショッキングな8話のラストシーンを、別の角度からなぞるように9話は始まります。
舞台の裏で心を通わせるPatとPran。
音響調整室に来ていたWaiは、マイクが拾っていた2人のその甘い会話の内容を、偶然にもヘッドホン越しに聞いてしまいます。
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思えばWaiは、何度も何度もPranに聞いていました。寮の前で殴り合いの喧嘩をした時も、ボランティア合宿で庇っていた時も、「Patとお前の関係は何なんだ」と。
何度問いかけても自分に対しては何でもない、何もないの一点張りだったPranがPatに告げた「お前の方が大事だ」の一言は、文脈上Waiには関係がない言葉です。けれどもしも私がWaiだったなら、脳内で勝手にこう変換してしまっていたかもしれません。俺よりPatの方が大事だから裏切ったんだな、蔑ろにしたんだなと。
Waiは困ったときにはPranに頼り、甘え、金銭面で苦労していることや、Paに恋をして失恋したことまで、良いことも悪いことも全てPranには包み隠さず話していました。それは言うまでもなく、WaiがPranのことを親友として信頼していたからです。
けれどPranは大切なことを隠したまま、自分に対して嘘をつき続けていた。それはWaiからしてみれば、自分が信頼されていないこととイコールです。
父親と食事だからと自分との約束をキャンセルして車に乗り込む姿も、ぎこちない笑顔を浮かべて母からの電話だと答えたその表情も、まるで点が線で繋がっていくように、これまで感じた違和感は自分の友情、信頼に対する裏切りだったのだと怒りを覚えるWaiの心情は確かに理解出来ます。
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Waiはその怒りのままに、2人の会話をスピーカーから流してその場にいた全員に聞かせ、さらに舞台の幕を落とし、2人を晒し者にしてしまった。2人の関係は周りの知るところとなってしまいました。
仮にPranが本当にWaiを裏切っていたのだとしても、本人の了解なしにセクシュアリティーを暴露するアウティングという行為は断じて許されざるものです。PranとWaiの友情に、完全に亀裂が入ってしまった瞬間でした。
無事に千秋楽を迎えた建築学部の舞台公演。
けれど、あの日亀裂が入ったPranとWaiの友情はいまだ修復されないままです。何とか話だけでもしようとWaiに話し掛け謝罪するPranに対して、お前を許さない俺が悪者なのか、なぜ自分に本当のことを言わなかったんだとWaiは聞く耳を持ってはくれず、その場を立ち去ってしまいます。
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ここでおや?と思ったのは私だけではない筈。
いや謝るのお前じゃないんかいと。ぐぬ。
一方でPatもまた、校内で辛い目にあっていました。食堂にお前の席はないと他でもないKornに追い出されてしまったのです。
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行き場を失い1人歩き出したPatですが、なんと物陰から、先ほど自分を冷たく除け者にしたはずのKornが現れ食事を差し出します。学部の先輩の手前食堂では避けたけれど、お前個人のことと学部のことは関係ない。すぐにみんな忘れるから気にせず今まで通りでいろとわざわざ言いに来たのです。
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Korn~~~~~~~!!!!!
すき~~~~~!!!!!涙
心強い味方の登場にPatもとても嬉しそうです。いつも元気なPatが落ち込む顔はなんだか辛いので良かった。おい聞いてるかWai。おい。
ただ、ここまでの描写から察するに、Waiの行為は作中でセクシュアリティのアウティングとしては描かれてはいないのかなと感じました。男性同士で恋をしているから2人が好奇の目に曝されているわけではなく、敵対している工学部と建築学部だからダメ、みたいな感じですよね。Waiはそれ以前に自分に嘘をついたことが許せないからPranの秘密を暴露してやった!みたいな。BBSの世界観では男性同士が恋をすることは当たり前で、特別なこととしては扱われてはいないのかなと思います。
なんにせよ、2人が辛い思いをするような精神的に厳しい描写が少ないのはちょっと安心しました。地獄ルート回避。ただし世界観がどうであれ絶対に許されない行為であることには変わりはないので、Waiは誠心誠意謝罪すべき。
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Kornに渡された食事を手にグラウンドの片隅で一人食事をとっていたPatのもとに、Pranが2つのミルクティーを手にやってきます。
こんなことになって初めて外で並んで食事を取れるだなんて、2人は何も悪いことをしていないのにやっぱり切ないな…と思っていたけど、2人はちゃんと幸せそう。強がっているわけじゃなくて本当に。
しっかり気持ちが通じ合っているから周りからどう言われたってブレないし、お互いを信じているから2人の間には何の不安もない。
8話のショッキングなラストからは想像もつかないほど、愛に満ちた暖かなシーンです。
校内でのことを話すうちに、WaiがまだPranに対してへそを曲げていることを知ったPat。
2人がちゃんと仲直りできるよう、別れたことにするか?と優しく笑ってPranに提案します。
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SNSにでもそれを投稿しようとしたのかスマートフォンに手を伸ばすPatでしたが、今度はそれを止めるように、Pranが優しくその手を握ります。ってもう書いてて泣ける。どっちも愛でしかなさすぎます。
8話を見る限り、本当ならPatは恋人とのことをオープンにしたい人なのだと思います。デートして、SNSに載せて、友達と話して…そういう当たり前のことが、図らずも2人の関係が明るみに出てしまった今なら全部ではなくても叶えることが出来るはずです。実際Kornという味方がいることももう分かっている。
それでもまた全てを隠し通す状態に戻してもいいよって、かつてはメンツを気にしていたPatが、格好悪くてもいいよって言うんです。お前が親友と仲直り出来るなら平気だよって笑うんです。いやもう泣いちゃうやんそれは。
本気でそう言ってくれていると気付いたPranは、きっと物凄く、物凄くPatを愛おしく感じただろうと思います。本当はPatだってそんなことしたいはずないし、そうじゃない方がいいに決まっているのに、自分のためにそれでいいよと言ってくれている。
それが痛いほど伝わるからこそ、Patに嘘でも別れたなんて言わせたくないし、Pran自身もやっぱりそんなこと言ってほしくないのだろうと思います。だって本当の自分たちは、こんなにもお互いを思っているただの恋人同士なんだから。
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手をそっと握り自分を止めるその行動と表情で、PatもまたPranがそんなことしなくていい、しないでほしいと思っていることに気が付きます。言葉少なにミルクティーに口をつけるPatでしたが、ベンチに置いた手の上にそっとPranが手のひらを重ねてきます。素直に言葉には出来ないPranからの愛情表現、可愛すぎて涙。
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ただ手を重ねるだけではなく、指と指の間にしっかり自分の指を絡めて、それぞれの親指で愛おしそうにお互いの手を撫でるのがたまりません。こういうディテールに本当に愛を感じます。
高校の頃は渡せなかったミルクティーも、当たり前のように渡すことが出来て、味の好みももう知っていて、2人並んで手を繋いで飲む未来が来るよとあの頃のPranに教えてあげたいな。
ところでWaiに嫉妬するPatと、そんなPatを見てちょっと嬉しそうなPranあまりにも良い。ずっとその関係性でいて欲しいです。あー可愛い。大好き。
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8話まではPatもPranも無意識のうちに自分の思いが先に立ってしまっていた部分があって、それ故にぶつかってしまったけれど、9話は完全に自分ではなく相手にベクトルが向いているように感じます。2人の思いは恋から愛に育ち、自分の気持ちよりも相手の気持ちや幸せ、そしてその心にあるものを何よりも大切にしたいと感じているみたいに。
この関係を通して成長していく2人、変わっていく2人の姿も見どころだなと改めて感じますね。
PatとWaiが所属するラグビー部は他大学との試合を控え練習に熱が入りますが、WaiはPranとのことをいまだ許すことが出来ず、ラグビーのチームメイトとしてもPatに対して冷ややかな態度を取り続けます。
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Pranも何とか関りを持とうと練習を見に来ますが、Waiの態度が軟化する気配はなし。
というより、人目を気にせずにいちゃつくPatとPranの姿にますます腹を立てている様子です。ここで変に気を使って距離を取ったりしないのがこの2人の大好きポイントのひとつです。堂々としていてとても素敵。
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Kornは彼氏を見せびらかしに来たのか?とPatをからかいながらも、怒り続けるWaiのことは時間が解決するから気にするなと励ましたり、俺も嫉妬に一役買おうかとおどけてみたり、本当にいいやつ。
ちょろいので9話でKorn大好きになった。
2人が付き合っていると知られてしまってから初めて4人で食事をするPatとPran、そしてInkとPa。Patの部屋で鍋パーティーです。
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いつから好きだったのか、どちらが先に好きになったのかといろいろな話をしていく中で、Paが口にした「『ゲイなわけじゃない。Pranだけが特別なんだ』って言うかと思った!」は、確かにBL構文と言ってもいいくらい古くから使われてきた台詞な気がします。
でもこの言葉って、言い換えればLGBTへの嫌悪に似たものを感じるんですよね。BLを描いている作品で、自分はLGBTではないとキャラクターが否定しているように聞こえる。
でもBBSでは「元々男が好きで、それに気づいただけかも?」と何でもないことのようにPatが言うのです。今までの「男が好きなわけじゃないけど相手だけ特別」という考え方へ作品としてささやかな皮肉を効かせつつ、「Pranを好きになったってことは男が好きなのかも」と考え方、価値観をアップデートさせている。何気ないシーンで粋なことしますね。痺れる。大好き。
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Patのその言葉を聞いたPranは何とも言えない顔をしていますが、今まで散々女の子に恋をするPatを見てきたことを思えば「よく言うわw」的な気持ちなんでしょうか。笑
ここの「俺も女の子を好きになるかも」はちょっぴりそんなPatへの当てつけにも聞こえなくはないけれど、Inkの言う通り、性別で好きになるかどうかを考えること自体がもうナンセンスな世の中なのかもなと思います。今日は男性が好きでも明日には女性に恋をするかもしれない。その柔軟なスタンスでいられたら、世界はちょっと明るくなりそうです。
そして柔軟なスタンスを持つ人はここにも。
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兄が喧嘩ばかりしていた相手と恋人になったことが未だに慣れないと話すPaに、Inkは自分の恋愛はどうなの?と尋ねます。PaはInkと同じ高さまでトンっと段差を降りて、全然モテない!条件は私よりも背が高いことだけで、一緒にいて楽ならそれでいいとInkを見上げて冗談めかして笑ってみせますが、Inkはそれを茶化したりはせずに、なら私といるのは楽?と真剣な瞳でPaに甘く問いかけます。
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予想外のところから突然口説かれて戸惑うPa。冗談だよ驚いた?とInkはPaを逃がしてくれたけれど、自分の感じた胸の高鳴りに視線を彷徨わせて何度もInkの帰った方向を振り返ってしまうPa可愛過ぎて床転がってしまいました。ええ。
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Paが部屋に戻ると、みんなで食べた食器を洗うPranと、その後ろからぴとりとくっつく兄の姿が。1秒も離れてられないのか!Paの前でやめろよ!って言いながらめちゃくちゃ幸せそうなPranを見たら、Paもやれやれと去るほかありません。
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お互いが大好きで、誰の目も憚ることなくただくっ付いてるPatPran一生見ていたい。
戯れに掛ける水の量がそれなりに多く、Patの顔びっしゃびしゃなのが大変ツボです。
いよいよ他大学とのラグビー部の試合当日。
Waiとの仲をまだ諦めずにいるPranは、ジュースを差し入れようとしたり頑張れよと声を掛けてみますが、すっかり拗ねているWaiは今日も聞く耳を持ってくれません。
そんな自分をおどけて笑わせようするPatに思わず笑い、乗せられて急に踊り出しちゃうPran。
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忖度ジュースのシーンとは言えあまりにもPranっぽくなくて笑っちゃう。可愛い。ちなみにこれ、演じるOhmNanonが自分たちで考えたそうです。可愛い。もはや何もかもが可愛い。
Waiだけでなく、いつも4人でつるんでいた建築学部の友人たちも未だにPranから距離を置いて見ないふり。Pranは居心地が悪い思いをしながらも、1人観客席に座ります。
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っていうかさ?君たち薄情過ぎない?まあWaiがブチギレて対立状態にあるからであって、工学部サイドもKornがキレてたら同じようなことになっていたのかもしれないけれど、お前ら散々Pranに助けてもらっておいてよくも…!とついつい恨み言が止まりません。
Waiも併せてお前ら3人体育館裏に集合な。
試合が始まってもなお、本来であれば全員で協力して繋いでいくべきスポーツであるラグビーにも関わらず、WaiはPatにパスを出さず、Patのサポートをせず、不貞腐れてばかりいます。
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チームの中でガタガタしているサウステック大ラグビー部は全く点が取れません。見抜いたコーチからも協力してプレー出来ないなら控えにするとハーフタイムで言い渡されてしまう2人でしたが、Patは自分が控えに回るからお前が試合に出ろとWaiに伝えます。
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思えばPatの父は息子がラグビーで結果を残すことを期待していて、ラグビーの練習を休んでまで建築学部の舞台公演に出ることに失望していました。そしてその失望の眼差しにPatは傷付いていた。どう考えても父親の手前、Patだって今回の試合で結果を出すべき状況です。にもかかわらず自分は控えで構わないと申し出るなんて、Patいい男すぎて泣く。Pranを大切に思う心がどんどんいい男に育ててしまうのでしょうか?包容力がもうカンストしています。
Patが控えに回った後半戦でもサウステック大はなかなか巻き返すことが出来ない中、チームメイトが怪我をし、選手交代で再度Patが投入されることに。
Patは次々トライを決めて点を重ねますが、どうしてもあともう少しの点差が縮まりません。
けれど試合終了間際、絶好のタイミングで得点のチャンスが到来します。
ボールを持っているのはWai、パスを出せる場所にいるのはPatだけ。
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前半戦ではプライドが邪魔をして一切協力しなかったWaiでしたが、呼びかけ続けるPatについにパスを出し、Patは見事最後のトライを決め、サウステック大は逆転勝利を掴むのでした。
WaiとPatの協力プレーからの得点で歓喜に沸く観客席では、建築学部の友人たちとともに肩を組んで笑い合うPranの姿が。
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仲直り出来て嬉しそうなPranを見て安心したけれど、やっぱり話があるので体育館裏には絶対に来てくださいね。
試合終了後、手を差し伸べるPatに安定のスルーをかまし、負けたチームがこぼした恨み節に自ら食いつき、いらぬ喧嘩をわざわざ売るWai。そろそろ落ち着いてもろて。相手チームのリーダー格の男が睨み付ける中、Kornが仲裁に入りその場は何とか収まります。
しかしKornもどんどんいい奴になっていくのは何故なの?Patの彼氏の親友だから放っておけないのかな?あとでオイシーあげようね。
無事に勝利を収め、部屋で過ごすPatとPran。
鍋パーティーの時も思ったけれど、2人の声のトーンとか雰囲気が本当に恋人の空気感で幸せしかない。
試合中は格好良かったのにここでは甘ったれだなと言いながらPatの髪をタオルで拭いてあげるPranの声の甘さたるや。目が嬉しそうだぞってPatに言われちゃうのも仕方ありません。
そこからPatがご褒美ちょうだいと押し倒しKornが入ってくるまでのシーン、もう一連すべて天才すぎて悶絶しながら1日100回は軽くリピしたけど尊すぎて言語化出来ません、ごめんなさい。最高ポイントの写真死ぬほど貼るので一緒に悶えましょう。
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この甘い雰囲気本当に何度見ても全く飽きず、部屋に入ってきたKornと同じ、いやそれ以上にニヤニヤしている自信があります。YouTubeの再生回数もこのパートが1番多いけれど、視聴者の欲望が素直に現れていてみんなと固い握手を交わしたい。気持ち分かります🤝グッ
Kornに連れられPatは祝勝会に向かいます。
向かった先はいつものバー。Waiのバイト先です。いやだからそこしか飲む店ないんかいとお馴染みのツッコミを入れざるを得ませんが、案の定飲みに来ていた他大学のラグビー部員たちは店員として働くWaiに気が付いてしまいます。いらん喧嘩売るからもうWaiのばかばか。
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特に試合終了後にやりあったリーダー格の男は、自身のプライドを傷つけたWaiに執拗に絡みます。
トイレの前で一人になったタイミングを見計らいWaiを煽りますが、もちろん煽り返してしまう血の気の多さに定評があるWai。お前はほんとに。
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いよいよ痺れを切らした男が取り出したのはまさかの拳銃!一度は銃口を向けられたWaiでしたが、通りすがりの酔っぱらいのおかげでなんとかその場はおさまりました。
腹の虫がおさまらない男は店内に戻った後もWaiに客として絡み続けます。ビールをこぼしては床を拭かせ、その最中にまたビールをこぼす。必死に我慢して店員として床を拭き続けるWaiでしたが、ついに我慢出来なくなってしまったのは店で飲んでいたPatでした。
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Kornたちの制止を振り切って男を威圧し、迷惑行為をやめさせたのです。ここ、手を出すんじゃなく格の違いを見せつけるように圧を掛ける瞳の強さにしびれます。生き物として強い。
Kornたちと解散して車のキーをちゃりちゃりと回しながら帰路に着くPatでしたが、1人になるのを待ち伏せしていた他大学ラグビー部員たちが好機とばかりに襲いかかります。
騒ぎを聞いて駆け付けたKornたちも交えて乱闘騒ぎとなる中、リーダー格の男と揉み合った末に被弾してしまうPat。しっかりしろと必死に呼びかけるKornたちの声が虚しく響きます…。
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翌朝連絡を受けて病院へと駆け付けたPranに、Patの病状は自分の目で確かめろと視線を逸らすKornたち。Patが心配で気が気でないPranは慌てて病室に入りPatに声を掛けますが、苦しそうに喘ぐその声が、なんと言っているのか聞こえません。
なんとかPatの言葉を聞こうと口元に耳を寄せるPranでしたが、待ち侘びたと言わんばかりににんまり笑ったPatは頬にキス。
全ては工学部の悪巧みで、大した怪我でもないのにPranの反応を見ようと騙していたのです。
帰ってこないPatを一晩中心配し、朝Kornからの連絡を受けてどれだけPranが絶望しただろうと思うと、久々にPatくんちょっとここに来なさいのターンです。Kornもオイシー没収です。
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ふざけるなと怒るPranでしたが、自分が騙されたことではなく無茶をして怪我したPatに対して怒っているのが物凄く愛。今回は確かに大した怪我ではなかったけれど、撃たれた箇所が少しでもズレていたら大怪我になった可能性も十分にあった。心の底から心配したからこそ怒るPranの気持ちはとてもよく分かります。
ところがその時、病室に思わぬ来訪者が。揉み合った際に拳銃に付いたPatの指紋から、不法所持容疑で警察が事情聴取にやってきたのです。
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もちろん拳銃はPatのものではないけれど、それを証明する術がありません。このままではPatが逮捕されてしまうと思い詰めた様子のPranを見たWaiは、あの晩に起きた出来事に思い至ります。
店の外で男に拳銃で脅されたあの瞬間、防犯カメラに映っていたのではないかと。
いや気付くの遅いなWai!でも遅くても思い出しただけで偉いぞWai!でかしたWai!
Waiから送信された決定的証拠とも言える映像を手にPatの病室へと駆け込むPran。逮捕間際、間一髪Patの容疑を晴らすことが出来たのです。
不安げなPatにドヤ顔で眉をクイって上げる彼氏ヒーローすぎて泣いた。
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って警察の捜査ぐずぐず過ぎません?
人の一生かかってるんですけど?憤怒。
Pranの献身はもちろんWaiの協力の甲斐あり無事に容疑を晴らせたPatは遂にWaiと和解。WaiもPatを認め、Pranとの友情もようやく元通りになりました。画面越しとは言え3人が揃って晴れやかな顔をしていて嬉しい。
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友人はみんな自分たちを応援してくれているし、2人の仲はますます強固になっているし、彼らを阻む障害はもうありませんね!(特級フラグ建築士)
Waiとの会話の中でPatはPranを「嫁」と呼びますが、Pranはそれを良しとはしません。思えばKornが部屋に来た時も誰が嫁だって?と不満げでした。
自分たちの関係性に嫁も旦那もないだろ?とちゃんと伝えられるPranも、そう呼んだら恋人っぽい気がしただけなんだごめんって言えるPatもとっても健やかで最高。
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彼らの関係に男女のポジションを無理やり当て嵌める必要はありません。鍋パーティーのシーンでも思ったけれど、今まで当たり前とされてきたことをさらっとふわっとアップデートしていくの本当に素晴らしいなと思います。大好きBBS。
帰り際、手の甲にキスをして、1人で平気か?という言葉に最初は頷いたくせにすぐに首を横に振ってみせるPat。もう帰らなきゃと言いながらPatの頭をくしゃりと撫でるPran。
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明るい時間に病室に駆け込んだはずですが、外が暗くなるまでずっと一緒にいたんですね。そしてそれだけずっと一緒にいてもまだ離れがたさが隠し切れない2人。
あらゆる問題が解決し、幸せな気持ちで病室を後にしたPranの頬は緩みっぱなしです。
けれど、顔を上げたそこには居たのは。
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あああ〜〜〜無事フラグ回収〜〜〜。
避けては通れない最後の大問題がここに。
遂に向き合うべき時が来たのでしょうか…。
というわけで、ここで9話は終わり。
一難去ってまた一難。
ただただ幸せに過ごさせてやりたい…!
粗暴なところが目立ち格好悪い姿は見せられないとまだまだ悪い意味での子どもっぽさが抜けなかったPatと、反対に自分を抑えるのが癖になっているかのように物分かりが良くPatにだけ頑なな態度を崩さなかったPran。
そんな初期の2人とはもう別人のようだと9話を見ているとしみじみ感じてしまいます。
お互いを深く知り愛したことで、Patは考え方が大人になり包容力が増していったし、Pranは花が開くように柔らかくまあるく、表情豊かになりました。
お互いを成長させてくれる相手に出会えた2人はきっと本当に幸せで、唯一無二なんでしょうね。
嬉しいことも悲しいことも不満に感じることも、ちゃんとコミュニケーションを取りながら伝えることが出来る。この関係性が本当に大好き。
10話はPatとPranにとって絶対に避けては通れない両親の問題とどう向き合っていくのかに焦点が当たるのではないかと思いますが、ハラハラするけど2人を信じてしっかり見届けたいと思います。
ていうかもう残りあと3話!?終わるなBadBuddy!!!!!と願ってしまいますね🥲
こんなにもダラダラ長いnoteを読んでくださって、今回もありがとうございました!
ではまた10話のnoteにて。
※最終話まで書けるように頑張るので、よろしければリプライとかマシュマロとかコメントとか何かしら反応くださったら嬉しいです〜😊
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