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安全運転につながる「スピード注意情報」のご紹介

Yahoo!カーナビ」アプリでは、オービスなど「自動速度違反取締装置」の設置箇所を地図と音声でお知らせする「スピード注意情報」を提供をしています。

※なお、2021年6月以降、「スピード注意情報」の切替えがあり、最新版への更新をお願いします。(詳細は最後に記載しています。)

この「スピード注意情報」は、2015年に8月に公開され、安全運転により役立つよう、その表現方法や案内のタイミングなど、様々なパターンをテストしてきました。

今回は、この「スピード注意情報」について、公開までの様子を振り返りながら紹介していきます。

そもそもどんな機能?

▼自動速度違反取締装置とは?

そもそも「自動速度違反取締装置」とはどういうものなのでしょうか?

これは、安全運転を促すため終日年間を通じて、速度違反を取り締まるスピード測定装置のことで、代表的なものが「固定式オービス」です。

▼オービスの数って、どれくらい?

「固定式オービス」は全国に配置されており、その数は約500ヶ所にのぼるといわれています。

Yahoo!カーナビでは、この「自動速度違反取締装置」が設置されている地点を、音声と地図で事前に案内することで、スピード超過に対する注意を喚起を促し、安全運転に繋げていただきたいと考えています。

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地図上でのお知らせ方法

▼地図上のアイコンによるお知らせ

公開当初は、「スピードが出やすいところなので、気をつけてね」という思いから、アイコンは「SLOW」という文字をデザインしたものから始まりました。

その後、より見やすさを追求し試行錯誤を重ねて、現在ではオービス設置地点が伝わりやすい「カメラ」デザインのアイコンに変更しています。

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当初、アイコンは「亀」のマークも検討案に入ってたとのこと。

▼ルート案内中の音声によるお知らせ

開発当時、音声案内の内容や発話回数も複数案を検討しました。

「スピード注意情報」は、ナビ中の方向案内とは違って、あくまで啓発目的のための発話です。

方向案内の発話が事前案内を含めて4回なのに対し、スピード注意情報は2回のみです。

これは、スピード注意情報の発話が多くなることにより、より大切な方向案内の音声を消してしまわないよう、また音声案内の回数が多すぎて方向案内を聞き逃してしまわないよう、配慮したものです。

また発話内容も、開発当時は複数の案がありました。

何度もテスト走行を重ね、運転時に聞き取りやすい言葉や発話タイミングなどを検討し、最終的な発話内容は「この先、スピードにご注意ください。」(A案)に決定しました。

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▼A案になった理由

「スピード注意情報」の発話は「案内情報」ではなく「注意情報」です。

タイミングがかぶると、「注意情報」の音声はかき消されることがあります。そのため、どちらかの音声だけでもユーザーにすぐに伝わるようにしたい。という理由で明確に距離を伝えない「A案」になったのです。

ということで、今回は、「スピード注意情報」の開発にあたり、当時の検証方法なども含めて、ご紹介させていただきました。「スピード注意情報」は、装置種類も多いので、これからも進化し続けるかもしれません。

バージョンアップをお願いします

Yahoo!カーナビでは、2021年6月以降に「スピード注意情報」のデータの切り替えを実施する予定です。

切り替えに伴い、一部の古いバージョンのアプリではスピード注意情報のご利用ができなくなります。最新版のアプリをインストールいただき、バージョンアップをお願いします。

▼概要

■(古いバージョンの)利用停止日

 2021年6月30日以降

■利用停止後の機能利用

 スピード注意情報(アイコンと音声によるお知らせ)が利用できなくなります。

■(新しいバージョンの)利用方法

最新版アプリをインストールしてご利用ください。
最新版は以下のバージョンになります。

iOS v3.8.2以上
Android v3.9.2以上

↓最新版のYahoo!カーナビアプリはこちらから↓

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■変更内容

・アイコンデザインが今のものから変わります。

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・高速/一般道のアイコン区別が無くなります。

なお、詳しい設定方法は「ヤフーカーナビ アプリヘルプ」の「スピード注意情報」よりご確認ください。

ご意見・ご感想をお願いします

Yahoo!カーナビでは、今後もみなさまからのご要望に応じて、さまざまな機能を検討、追加してまいります。

この機会にぜひYahoo!カーナビをお試しいただき、ご意見・ご感想を下記のリンクよりお寄せください。
Yahoo!カーナビ - お問い合わせフォーム

・機能および画面デザイン、地図表示は、今後の改善により変更になる場合があります。
・実際の交通ルールに従って運転してください。
・運転中の操作および画面注視は大変危険ですのでおやめください。
・必ず安全な場所に停止してから操作および画面を注視してください。

※記事の内容は公開時点での情報です。最新状況とは異なる場合がありますのでご了承ください。