2019うどん旅行記 1/27 Part3

丸亀から高松までは、JR予讃線。空いてる各駅停車でのんびり行こう。
鉄道の旅は良い。道中、本を読もうが、音楽を聴こうが、お菓子をパリポリ食べようが、それら全部いっぺんにやろうが、周囲に迷惑をかけない限り自由だ。
もちろん、ただぼんやりと景色を眺めるのも良い。乗り過ごしさえ気をつければいいのだ。
などと言いつつ、よく乗り過ごしてしまうけれど。

高松駅に到着。ホームには、「連絡船うどん」がある。ちょうどお昼どき。ついさっき一杯食べたばかりだが、迷わず突入。


肉ぶっかけ(冷)を注文。甘辛い牛肉が乗っており、食べ応え十分。美味しい。
ただ、冷たいので食べているうちにほんの少しだが脂が固まってしまっていたのが少々残念。

高松駅はガラス張り。なぜか顔が描いてある。なんか笑ってる。


ホテルのチェックインは15時から。ちょっと時間が余ってしまった。アーケード街で時間をつぶしてから向かおう。
玉藻公園の前を通ってみたりしつつ、アーケード街こと高松中央商店街へ。


本屋を覗いたり、呑み屋の目星をつけたりしていると、ある金物屋の前を通りかかり、思い出す。
5年前、父親との旅行でこのアーケード街に来たとき、この金物屋に入った。刀削麺を作る用の包丁がないか見るためだったと思う。
目当てのものは見つからなかったのだが、先日生まれたばかりという子猫が3匹おり、抱っこさせてもらったんだった。父が抱っこしている画像が残っていたので載せておこう。かわいい。

あの子たちも5歳になっているはず、元気かな?と思ったが、水やりのトレイなど猫の痕跡はあるものの、本体は見当たらず。
再会できぬまま、残念ながら退散。
そんな風にうろうろしていると15時になり、商店街のからくり時計が踊りだす。


それを見物してからホテルへと向かう。
ドーミーイン高松。ここは前回も利用して気に入ったビジネスホテル。ここにも大浴場があるのだ。まっことありがてえ。
荷物を担いで商店街を歩き回ったので、さすがに疲れた。疲れを洗い流すべく、チェックイン後すかさず大浴場へと向かう。
部屋で暫く休憩。少しの間寝てしまい、気づくと17時近い。
いい具合にお腹も空いてきているので、食事に出かけよう。再び高松商店街へ。
先程目をつけておいた居酒屋へ突入。まだ客はさほど入っていない。
カウンター席に座り、ビールを注文。そして、今日も骨付き鶏。
このお店にはいろんな味の骨付き鶏がメニューにある。その中からパクチー味をオーダー。


他にも何品か注文し、一番搾りの生をぐあっと呷る。もう堪らん。
パクチー味の骨付き鶏も他のつまみもなかなか美味しい。香川の居酒屋にハズレはないのか。
若干の腹の余裕を残して会計。締めはやはりうどんを食べよう。全くのノープランだが、どこかないかな・・・。
初めて香川に来たとき、父ちゃんと飲んだ後に適当に入ったうどん屋が不味くて驚いたことがあったな。同じ轍は踏むまい。
「讃岐うどん割烹 宗家川福本店」というお店を見つけ、入ってみる。
ここで注文したのは、釜玉うどんとちくわ天。


讃岐うどんにしては少々柔らかめだろうか。暖かい麺だからそう感じたのかな。
ともかく出汁しょうゆをかけて卵を崩してかき回し、七味もかけて熱いうちにやっつける。
飲んだ後の締めにはまた格別である。ちくわ天も、ごくごく当たり前の味で旨い。思わずもう一杯ビールを頼んでしまった。
非常に満足し、再度アーケード街を通りホテルに帰る。


今日は一日で4杯もうどんを食べてしまった。しかもそれ以外に居酒屋で飲んでもいる。
旅先だからといってはじけすぎだろうか。まあ良いや。
この旅も明日で終わり。あっという間で名残惜しいな・・・。

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