2019うどん旅行記 1/26 Part1
2019/1/26(土)
東京発7:10の新幹線のぞみに乗るため、5時に起床、6時ちょっと前に自宅を出発。
荷物は前日の内に用意してある。とはいえ、着替え、文庫本、iPhone、iPad、充電器くらいのものだ。るるぶも忘れずに。
若干変な乗り換えをしつつ東京駅に到着。スキーやスノボを担いだ人がけっこう多い。
新幹線の改札をくぐり、まずは駅弁。中華弁当とお茶を購入。朝から重過ぎるかな?
進行方向に向かって右、窓側の席を首尾よく確保できた。東海道新幹線の下りは、右側に限る。
出発後はしばらく窓の外をぼんやり眺める。都心を走っているうちはまだまだ旅気分は訪れない。
新横浜を過ぎた辺りで駅弁を広げる。チャーハンとシューマイ。空腹だったのですぐに平らげてしまう。
ふと心配になる。彼の地ではうどんが手ぐすね引いて待っているというのに、もう満腹だ。軽めにすべきだったか?
読みかけだった文庫本を広げるが、どうも頭に入ってこない。流れる景色をを眺めている方がよさそうだ。
車内アナウンスが流れる。そろそろ右側に富士山が見えるぞ、との事。
雪に覆われた富士山。思ったよりも近くに見える。でかくて綺麗だ。BGMは電気グルーヴ「富士山」。
しばらくウトウトして、気がついたら新神戸。
滋賀県に入ったあたりは、うっすらと雪景色だ。四国はどうなんだろうか?
10時半頃に岡山に到着。新幹線は速い!
すぐに瀬戸大橋線に乗り換える。岡山でのんびりできないのは少し残念。兄ちゃんが仕事で来るって言ってたな・・・。
乗り込んだのは各駅停車。ぼろっちいけど、いいじゃないか。
多度津駅で土讃線に乗り換えるところを、間違って宇多津駅で降りてしまう。
幸いすぐに気づいて車内に戻れたが、危なかった。
車外の風景は、田舎いなかしている。来るたびに不思議に思うが、なんとも懐かしい景色だ。
1時間ほどで多度津に着き、すぐに土讃線に乗り換えてさらに30分ほどで琴平駅に到着。
もっと田舎だと思ったけど、綺麗な駅だ。駅前からすでに参道のようになっている。いい雰囲気である。
コインロッカーに荷物を預けて身軽になり、金刀比羅宮方面に歩いていくと、うどん屋を発見。
ちょうどお昼時、腹も減ってきたし、この旅一杯めのうどんを戴こう。
暖簾には「こんぴらうどん」の文字。しょうゆうどんがおすすめのようだ。しょうゆ天うどんと生卵を注文。
ほどなく出てきた丼には、うどん、わかめ、海老天、刻みねぎが入っており、出汁はない。
いっしょに出てきた出汁しょうゆを適量ぶっかけて食べろという訳だ。
出汁しょうゆをぶっかけ、卵も崩してかき混ぜて啜ると、美味いのなんの。
ああ、うどんの国に来のだ、と感慨とともに啜りこむ。
麺のなめらかさ、歯応え、喉越し。これは堪らん。
これから金比羅宮のながーい階段を上るので、アルコールはまずい。ビールはぐっと我慢する。
満足してお店を出たら、すぐそばにまんじゅう屋。
ここらのお店は参拝客に無料で杖を貸してくれる事、調査済みである。さっそく借りてみる。
竹箒の柄の部分のような杖。軽いけどしっかりしている。でもこれ必要かな?
事前に調べた際には、悪いことは言わないから借りておけ、的な記載があったけど、こちとらサイクリスト(サボり気味)ですよ?
脚力は問題ない・・・と願いつつ、あの階段に挑むべく、こんぴらさんに向かうのである。