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日米炉で合同訓練、 深海棲艦の大規模攻勢に備え

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毎日新報web | 2024/12/13/12:16 深海棲艦情勢

 防衛軍と深棲自衛隊は3日、アメリカ海上護衛軍・ロリシカ海軍と小笠原諸島沖で大規模な実働統合合同訓練を実施した。防衛海軍・深棲自衛隊、米護衛軍、ロリシカ軍の3国による合同演習は戦後初。3国間の現場の結束と連携を強化し、増加する深海棲艦災害や怪獣災害に対抗する構えとしている。
来年2月ごろに来襲すると予想されている深海棲艦のよる大規模攻勢に備え、各国艦娘の練度向上や各艦での相互防衛による被害の低減などを目指す。

合同演習海域に向かう深棲自衛隊CH-46
(10日正午、孫の手島から)=來島護撮影

 3日、ロリシカ海軍の保有する最新鋭駆逐艦「ニューカーク」「ワゴンシティ」がアーク軍港を出港し、9日、小笠原諸島沖の公海上で日米との合同訓練に参加した。防衛軍からは米護衛海軍の艦娘母艦「ハワイ」なども展開し、そのほか、防衛軍からも第10哨戒艦隊や、大戸島基地・孫の手島分屯地などから多くの航空機と艦艇、艦娘が参加した。

 訓練中、「ニューカーク」「ワゴンシティ」は深棲自衛隊などの艦娘十数名を輸送したほか、3国の艦娘が深棲自衛隊の艦娘輸送機から降下するなどの訓練を行い、練度向上と連携強化を図った。また、航空機と艦娘の展開にあたり、民間の海空港を利用し、緊急展開に耐えうるかなどを確認した。

 その後、米炉両国の艦艇は補給などのため12日まで館山基地に停泊した。ロリシカ共和国の装備が来日したのは61年前1961年以来二回目で、米護衛軍の艦娘母艦は初だという。

 ロリシカ軍の報道官は、「今回の訓練で日米両国と良好な訓練を行い、協力関係が強化されたことは非常に喜ばしく光栄」であるとし、その上で、「怪獣や深海棲艦への脅威に対抗するためには各国間の結束が不可欠であり、今後も国際的に連携しながら深海棲艦に全力で対応しなければならない」と語り、同盟関係の重要性を強調した。

なお、今年夏ごろの深海棲艦による大規模攻勢は、大別すると北大西洋や太平洋南方の二箇所に発生し、わが国の艦娘と艦娘母艦が複数派遣されていた。

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