#103. 靴下懐夏

はて。

前回はいつだっけ？

そんな振り返りは珍しくないが、それが日常的なものの場合は「どうしてこうなった？」という疑問が続くことになる。

前回、靴下をはいたのは、いつだっけ？

靴下着用の履歴なんてものはない。記憶が頼りである。少し考える。まぁ、あれか。確認する。ざっと40日前であるようだ。

外出はしている。サンダルである。この場合は靴下は履かない。履いていた時期もあったように思うが昔のことである。ちなみに真冬でも履かない。サンダルでの外出は近所である。短時間なら「面倒くさい」が勝つ。

歯医者である。さすがに歯科へは靴を履いていく。靴を履くなら靴下も履く。スケジューラーを遡った結果である。ちなみにこの日も歯医者の日で、それゆえ久々の靴下となった。

近所と歯医者。ここ数ヶ月はほぼそれである。なぜならアホみたいに暑かったから。酷暑。ならば大人しく日陰でじっとしている。そんな日々もどうやら終わろうとしている。