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旅行記 05.02.24

 起床。まだ夜らしいので寝る。起床。7時2分前。静かに動く。シャワーを浴びるのは後にする。食事スペースを確認しスーパーに行こうとしたら閉まってる。パンを買いに行く。道でこけかける。多少疲れが残っていることを自覚。パン入手。ランドリーが開いてたのですぐに行く。英語表記がなかったため雰囲気で動かす。放置。宿で飯を準備していたらスーパーが開いた。オレンジは高かったため断念。ハムとチーズと水を入手。宿でパンを食べる。温めてもチーズは微妙。わざわざ買うほどではなかった。部屋に戻る。ちょうどランドリーが仕上がったので乾燥機に入れる。高温にビビったのでミドルにする。待機。乾きが甘い。次から高温にする。部屋に戻る。シャワーを浴びる。体が温まり眠くなる。写真整理をして休憩。
 そろそろ時間が微妙なので準備をして動く。最寄り駅まで歩くつもりが隣の駅まで歩いていた。一回乗り換え。コンコルド広場の目の前に出る。もう見た。
 オランジュリーの列に並ぶ。何度か試すが結局ミュージアムパスは買えなかったので実地で買うことにする。買った。手数料で5ユーロ取られる。キツイ。とりあえずモネは最後にするので降りる。現代美術はなーんもわからん。印象派大好き! 日本人は印象派大好きですからね。ここでカメラの調子が悪くなる。十中八九カメラではなくコンパクトフラッシュが悪い。何度か差し直したが無理そうなのでカメラを置く。辛い。諦めてスマホで撮る。カメラで見える色合いも自分で見る色合いもスマホで見える色合いも全てが異なり、受け取り手によっても色が異なるのであれば物体の色彩を作者が伝えたいように伝えることは不可能に近いだろう、など思いつつ巡る。間の階にミュージアムショップがあったので見物。良さげなコースターをよく見たら自宅にあるものと一緒だった。きょうだいと趣味が同じだ。土産は思いつかず諦めてモネを見る。フランスで見るべきもの、モネ。8枚の連作はどれも今までの睡蓮の要素がわっと集合したようだった。余白についてなんとなく理解した。ぐるぐる見る。飽きたので座って見る。理想の庭は箱庭みたいだ。


 美術館前の公園でパンにハムを挟んだものを食べる。パンにハムを挟んだ味がした。移動。
 モロー美術館。モローって誰だっけと思いながら進む。日本語解説パネルがあったので読む。知りたいことが書いてあることは少ない。描き途中の作品がたくさん展示されていて安心した。何が起きたかわからないタイプのメイキング動画の人だろうな。邸宅部分は展示のタイトルパネルが面白かった。移動。
 贔屓のキャスがあるかもしれなかったので駅のベンチで待つ。無かった。移動。 
 ポンピドゥーセンター。みんな大好きポンピドゥーセンター。クロークがルーブルと同じタイプだった。まずは風景写真。モンマルトルの丘があからさまに台地で笑った。そりゃ疲れるわけだ。5階はまだ理解できた。4階は難しかった。戦後の現代美術はまだまだ勉強不足だと痛感する。係員が多い。 

 ショップでポストカードを買う。記念品なので郵送しよう。何を書こうか。クロークを開けて外に出る。空腹を実感。20時過ぎだったので足が痛い。駅に向かおうとしたら変な方向に歩いていた。駅には着いたが大手町のようなバカアホサイズの駅だったので途方もなく歩かされる。メトロに乗る。一本でよかった。 
 部屋に戻る。同室者がいないうちにシャワーを浴びる。髪は朝洗ったので明日でいいかと体だけ洗う。着替えて飯。パンにハムとチーズを挟んだもの。白湯を飲もうとしたら火傷した。電気ケトルは100度まで上がる。ホテルでかっぱらったデカフェコーヒーの粉を半分入れた。アメリカーノみたいになった。冷ます間に持ってきた本を読む。そういえば課題がやばいままだった。歌集を読みながら泣く。片付けて部屋。ルーブルの予約を取った。歌集を読み終える。寝る。

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