出すぎた杭は打たれない
序
2022年11月19日、バーレスク大阪Bチームのなゆたの1周年イベントが実施された。
前回の自身のバースデーでは月曜日というお客さんたちの休み鶏肉買ったり(とりにくかったり)する日という高いハードルを軽々と超え、今では1番単独イベント集客力あるんじゃないか(?)と思える彼女。今回は土曜日、そう休みが鶏安い(とりやすい)🐔!!!
全国旅行支援の後押しもあり、無類のコスプレ好き筆者は、この鶏🐓ネタの回収をしたい、という軽い気持ちで参戦を決めたが、非常に心動かされる良きイベントの目撃者になれたのを幸運に思う。
誇り高きアイドル
実はもともと翌日の予定を鑑みて2部のみと考えてた。ただ3部のソロパ発表を見てずーっと悩んでた。Honeyworksの「誇り高きアイドル」。アイドルからショーガールの世界に転身を遂げた彼女。そこに込められたなゆたの想いは何なのか。それを知りたい。
2部終わってもその思いは払拭できず、アルコールも程よくチャージされてチョロく延長決定。知った顔が隣に来て、聞けば同じくそこに惹かれて急遽参戦決めたと。やっぱ同志だ😆
てっきりボーカルのソロパと思ってたらマイク持ってない。ここでダンスで勝負か!曲調に合わせた普段のBチームと変わらない笑顔でダンスを披露するが、なんだろう。いつものなゆたと違うオーラというか、心の奥でメラメラ燃え上がる炎🔥が見える
(以下は本曲の歌詞に沿ったあくまで個人的見解ですのでご容赦ください)
“手は冷たくなって 足は震える
それでも戦いたい アイドルだから”
これは当日の本人の偽らざる心境なんやろうな。この日、通常Ver.とBig spenderの2つのCG🍸に抜擢。バーレスクの中でも特にCGは観客を一気に非日常空間へ引き込む大事なスターター演目。ここでメインをはるという事は、どのキャストの2,3倍輝く必要がある。若干の表情の固さにそれが出ていたとしても、なゆたは立派にやってのけたことに拍手を送りたい👏🏻✨👏🏻✨👏🏻✨👏🏻
"熱いファンの愛があって
スタッフさんの愛があって
いつも家族の愛があって
生きてる アイドル"
個人的にはここにグッと来た。輝ける自分を支えてくれる総ての人達への感謝の思いをとびきりの優しい顔で届けてた。なゆたを推してる皆さんは幸せだったろう。
"バカにする奴は嫌いだ
見下されるのも嫌いだ
”アイドルなんか”という言葉を
見てもいないくせに言うな"
この曲で何度も繰り返される象徴的なサビパート。全般的に笑顔が溢れるこのソロパで、このパートだけは目付きが違った。側から見たら順風満帆にしか思えない1年を駆け抜けたと思っていた彼女の心の内が垣間見えた気がする。
本人が3部終わりで言ってた「アイドルからショーガールへの脱皮」について、周囲の雑音、色んな葛藤を抱えて現在進行形で必死にもがいているのであろう。それでも自分の信じたエンタメの世界に生きていくという矜持を感じたパートだった。
終わりに
なゆた推しの皆さんが作り出す素晴らしい空間に自分も居ることが出来てホントよかった。
本人は反省してたけど、まだたったの1年。伸び代しかないでしょ。これからもトンガって自分出して行けばいい。いつか誰も打てない出すぎた杭になるまで。