師匠論
バーレスクガール(以下「Bガール」)にはさまざまなあだ名がある。芸名がルーツになっているもの(ほなみ=ほーちゃん、ありえ=ありえってぃ、など)が大半を占めるが、ここに「師匠」という異質な呼び名をもつBガールがいる。Aチームのニーナである。
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何を隠そうこの「師匠」の名付け親は私である。2021年なにがどう間違ったのか、この「師匠」という呼び名がバズり、今となっては、ショー中の歓声はニーナ < 師匠となり、同僚(つまり他のBガール)からも師匠と呼ばれる始末。本人も諦めたかこれを受け入れている(と信じてる)
師匠たる所以
師匠は2020年デビューのいわゆるREBORN世代メンバーである。
このREBORN世代、今ではバーレスク大阪を代表する世代イベントまで開催できる個性あふれるメンツなのであるが、この中でも師匠のキャラはいい意味で期待を裏切ってくれる
ショークラブ、という響きからキャストはクールでキラキラした女性ばかり、と想像する方もいるかもしれない。
彼女も一見するとグッドルッキングでダンスもキレがあって見栄えがする。ただ酒はべらぼうに強く(インスタライブ配信中にショット50杯超飲んだ伝説をもつ)、喋り出すと漫才のような掛け合いが止まらない。そう、とにかく「大阪のオネーチャン」感が半端ないのである。
(師匠を含めて、Bガールは皆んないい意味での「大阪らしさ」がある。出身地は色々だが、やはり土地柄から醸成されるものがあるのだろう)
私も関西を離れて早や20年を超え、大阪エキスが薄まってしまっているが、師匠と話している時が1番「大阪」を感じることができる。なんならバーレスクじゃなくてうらナンバあたりのスナックにいる錯覚に陥る。このなんとも言えない親近感と言うか居心地の良さと、イジりに対する鬼のような耐性が師匠最大の魅力と個人的には思っている。
また、REBORN世代で年上の師匠はメンバーの精神的支柱というか、よくぞこのまとまりのないメンバーを束ねられるなぁという姉御肌の持ち主。そんなマルチかつカリスマな才能を持つ彼女を形容する言葉として、芸能における最上級である「師匠」という冠は決して過大評価ではないだろう。
迷コンビ 大砂漠
師匠を語るうえで外せないのが同じREBORN世代のルシアとのコンビ。もちろんAチームのダンサーとして(昨年の合同バースデーではBTSのdynamiteをソロパで披露。バーレスクの中では意外と少ないストリート系でめちゃカッコいよかった)のパフォーマンスはキレキレなのだが、ステージ下でこの2人が揃うとまさに混沌、カオスである。無邪気で自由奔放なルシアとゲラな師匠の掛け合いは見てて飽きない、が、しかし内容はない笑
なお、私はいつかバーレスクの貸切営業で2人をジッパーに出演させることを夢見ている(2人はNGと言っているが...)
さあ、「師匠」と大きな声で叫ぼう!!
こんな魅力たっぷりの師匠。今まで師匠、と呼ぶのを躊躇っていた方、これからバーレスクで会う方、ぜひ「師匠」と呼んであげてください。きっとこういう王道な返しがあるはず!!
「いや、ついに師匠呼ばれた🤣」
「誰?知らんねんけどなんで師匠なん🤣」
師匠らぶ❤️