愛すべき酒104(テン・し)👼
困った(๑・᷄ὢ・᷅ ๑)前回の師匠の執筆を聞きつけたののからリクエストが来た。年末年始の戯れで書いてたのに期待されるとプレッシャーだ。とはいえ光栄なことなので、とりあえず綴ってみよう
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ギャル・お子ちゃま・真面目
バーレスク大阪を代表するゴリゴリのギャルである。目元はいつもバチバチ。以前インスタライブでメイク中継していたが、スッピンの幼い顔つきに驚いたものである。またTikTokでは自ら炎上🔥を誘導し、それが成功することに歓喜してるなど一見するとおじさんが抱くギャル像のど真ん中。
また以前何人かのBガールに「誰が1番お子ちゃま?」って聞いたことがある。揃って返ってきた回答はののである。確かに他のBガールのSNS(とくにシノンとの絡み)を見てると自由奔放さが伺い知れるし、会話しててもそんな印象が強い。
しかし一方で「ののほど真面目なコはいない」と言う評価も多いのも事実である。ダンス、アイドルと言ったエンタメの世界でのキャリアが長いキャストが多い中、ののは確か未経験(間違ってたらごめんなさい←旦那のオリリさん情報によればダンス経験あり)そこをカバーすべくステージの裏では相当努力してるからこそ他のBガールからそのような賛辞が送られるのであろう。
今年から日ハムの監督になった新庄剛志は現役時代決して努力を人に見せなかった。ののも決して客前では見せない日々の努力の積み重ねがあるから、接客中にどんだけ酒を飲んでも一度ステージに上がればその日最高のパフォーマンスを魅せてくれるのであろう。(そういう意味ではBガール全員凄いのだが。酒飲んでるのにヘッドバンギング@we willとかするし)
ショーはナマモノで一期一会。例えお客さんが酔っ払ってたとしてもその目を覚ますような圧倒的なパフォーマンスが求められる。新庄は監督就任にあたり、こんな言葉を残した。
「努力は一生、本番は一回、チャンスは一瞬」
Bガール全員これを不言実行しているわけだが、ののも重要なピースを担っていることは疑いようがない。
挨拶
世代的なものもあるかと思うが、私はどちらかと言うとギャルが苦手であり、お店に通い出した当初はののとはチップタイムで言葉を交わすくらいだった。(正直取っ付きずらかった)
本人曰く、結構な人見知りらしい。なんのきっかけだったか私もよく分からないが、いつの間にやら懐いてもらい、特にショットタイムになると本人がテキーラガールであるか否かは関係なく絶妙のタイミングで顔を出してくれるようになった(つまりは飲ませろと言うことである)。
ショット、チップタイムに決まってののが発する言葉は「ご馳走様でした!」とか「ありがとうございました!」。これをめちゃくちゃ大きい声で言ってくれる。ネタ的要素は否めないし、ちょっと子供っぽい言い方はいわゆる「夜のお店」には異質なのはご愛嬌だが、社会の酸いも甘いもあらかた経験してきたおじさんにとってこれほど清々しい挨拶はない。なんか自分が失ってきたものを一瞬取り戻させてくれる、そんな気にいつもなる。
酒92
ののといえば酒のエピソードが豊富。まぁまぁ衝撃的なもの(あんじゅの家での失態など)も全く恥ずかしげもなく本人が晒している(そういや個人情報も結構暴露してる気が...情報リテラシー気をつけようね)。
自称酒92(クズ)だが、筆者も一度営業後に酔っ払ったののが突如泣き出す場面に遭遇したことがある。本人は記憶がないらしいし詳細を記すのは控えるが、人は不安や緊張を感じるとき、お酒の力を頼りがちになる。きっとののも日々の色んなプレッシャーや不安と闘いながら懸命にステージの上で輝こう、ショーガールという職業に真摯に向き合ってるんやろうなぁと思ったエピソードで、人間ののが好きになった場面でもある。
まとめ
Bガールはまさにキャラ渋滞の言葉がピッタリな個性溢れるメンバーが揃っているが、ののほど知れば知るほど興味が湧くキャラはいないなぁと今回書き起こしてみて思った。なので、これからバーレスクへ行ってみようと思う方、何回か通ってるけど、ここまで書いてきたののイメージがない方、ぜひ懐くまで彼女とのコミュニケーションをとって欲しい。手の上で転がされるようになった頃、バーレスクの楽しさのレベルが上がるはずだから。
最後に一つだけ。ちゃんとご飯食べてね